公告内容 |
2024年4月からの医師の労働時間上限規制開始に伴い、これまで以上に看護業務効率化や生産性向上が必要となっている一方で、医療現場においては、看護記録・情報共有等の間接的な業務時間が長く、本来行われるべき療養上の世話や診療の補助等の直接的なケアの時間確保が困難となっている。 加えて、近年は新人看護職員の育成にこれまで以上の手厚いサポートと時間を要するようになってきており、指導を担当する中堅看護師にとって業務負担が大きい要因の1つとなっていることが指摘されている。 また、看護師等養成所においても、学生が卒業後にICT機器等が導入された医療現場で円滑に勤務できることに加え、デジタル技術を活用した業務効率化等により教員の勤務環境の改善を図るためのDXの推進が必須となっている。 そこで、本事業では、看護業務及び看護師等養成の効率化並びに医療現場のDXに適用できる看護師等の養成に資する取組を実践し、その効果検証を行うことで、医療現場及び看護師等養成所のDXを促進する。 |