入札情報は以下の通りです。

件名秋田県埋蔵文化財センター「横堀中屋敷遺跡検出試料の理化学分析業務委託」の条件付き一般競争入札について
種別役務
公示日または更新日2021 年 5 月 26 日
組織秋田県
取得日2021 年 5 月 26 日 19:06:10

公告内容

○ 秋田県条件付き一般競争入札公告次のとおり条件付き一般競争入札を行うので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の6の規定により公告する。

令和3年5月26日秋田県埋蔵文化財センター所長 磯村 亨1 入札に付する事項(1) 契約の名称国道13号横堀道路事業に係る横堀中屋敷遺跡検出試料の理化学分析業務委託(2) 分析試料内容及び数量仕様書のとおり(3) 分析試料の仕様等仕様書のとおり(4) 契約期間契約を締結した日から令和3年12月24日まで(5) 試料採取場所横堀中屋敷遺跡(秋田県湯沢市横堀字下新田13、小野字大沢田225外)(6) 報告書納入場所秋田県埋蔵文化財センター(大仙市払田字牛嶋20番地)2 入札参加資格入札に参加する資格を有する者は、次のすべての要件を満たしている者とする。

(1) 地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しない者であること。

(2) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく民事再生手続開始の申立てがなされている者(手続開始の決定を受けた者を除く。)でないこと。

(3) 秋田県暴力団排除条例第6条に規定する暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に該当しないこと。

(4) 秋田県税に滞納がないものであること及び社会保険に加入し、かつ社会保険料に滞納がない者(適用除外事業所を除く。)であること。

(5) 仕様書に定める業務及びこれに付随するサービス体制を一括して提供できること。

3 入札参加資格確認申請書等の提出(1) 入札に参加しようとする者は、別に配布する入札参加資格確認申請書を次により提出しなければならない。

① 提出書類等ア 入札参加資格確認申請書(様式第1号)② 提出期間令和3年5月26日(水)から令和3年6月2日(水)まで。ただし、秋田県の休日を定める条例(平成元年秋田県条例第29号)第1条第1項に規定する県の休日を除く。

③ 提出時間午前9時から午後5時まで④ 提出場所秋田県埋蔵文化財センター 総務班 (大仙市払田字牛嶋20番地)⑤ 提出部数1部⑥ 入札参加資格確認申請書の配布本公告と同時に「秋田県公式Webサイト美の国あきたネット」(以下「美の国あきたネット」という。)に公告日より掲載し配布するものとする。

(2) 入札参加資格の確認は、開札後に、原則として、落札者とするための確認を行う必要がある入札参加者(以下「落札候補者」という。)について行い、その他の者については、確認は行わないものとする。

(3) 入札参加資格確認申請書を提出した者は、当該申請書を提出したあと落札者が決定されるまでの間において入札参加資格を有しないこととなったときは、開札前にあっては入札辞退届を、開札後にあってはその旨を記載した届出書を速やかに提出しなければならない。

4 設計図書等の交付本契約に係る仕様書、契約書案、金額を記載しない内訳書等(以下「設計図書等」という。)については、令和3年5月26日(水)から令和3年6月2日(水)までの期間、「美の国あきたネット」に掲載する。

5 設計図書等に対する質問及び回答(1) 設計図書等に対する質問は、令和3年6月1日(火)までに秋田県埋蔵文化財センター所長に書面により行わなければならない。

(2) 上記質問に対する回答は、令和3年6月2日(水)までに「美の国あきたネット」に掲載する。

6 入札保証金入札者は、見積もった入札金額の100分の5以上の金額を開札までに納付しなければならない。ただし、財務規則第160条第2項に定める担保(銀行振出小切手、銀行保証小切手、国債、秋田県債、郵便振出貯金払出証書、郵便為替証書)の提供をもって入札保証金の納付に代えることができる。

※ 入札開始の前までに納付すること。入札終了後直ちに還付するが、落札者に対しては当該契約の締結後に還付する。

7 契約保証金落札者は、契約書の提出と同時に請負代金額の10分の1以上の金額を保証する次に掲げる契約の保証の一を付さなければならない。

(1) 契約保証金の納付(2) 契約保証金に代わる担保となる有価証券の提供(3) 銀行等又は保証事業会社の保証8 入札保証金及び契約保証金の免除(1) 入札保証金① 次のア又はイの書類を令和3年6月2日(水)午後5時までに提出し、審査の結果、免除と認められた者。

ア 県を被保険者とする入札保証保険契約証書イ 過去2年の間に国又は地方公共団体と種類及び規模をほぼ同じくする契約を2回以上にわたって契約し、かつ、契約を締結しないこととなるおそれがないと認められる者(契約書の写し及び履行を確認できる書類(支払通知書等の写し)を提出すること。)(2) 契約保証金① 次のア又はイの書類を契約締結までに提出し、審査の結果、免除と認められた者。

ア 県を被保険者とする履行保証保険契約証書イ 8(1)①イの書類審査の結果、入札保証金を免除適当と認められた者。

9 入札書等の提出等(1) 提出方法3により入札参加資格確認申請書を提出した者は、開札予定日時に秋田県埋蔵文化財センター入札会場に入札書を持参し提出するとともに、開札に立ち会わなければならない。

(2) 郵送による場合の入札書の受領期限及び提出方法令和3年6月4日(水)正午までに3(1)④に掲げる場所に提出すること。

なお、この場合においては、入札書在中の旨を表記した封筒に封入のうえ、更にこれを封書にして書留の取扱により提出すること。

(3) 開札予定日時令和3年6月4日(水)午後4時00分(4) 入札書に記載する金額落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する金額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札金額とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(5) その他① 入札執行回数は、2回までとする。

② 入札参加者が1者であった場合であっても、入札を執行するものとする。

10 落札者の決定方法(1) 予定価格の制限の範囲内で入札した者のうち入札価格が最も低い者を落札候補者とする。

この場合において、該当する者が2者以上であるときは、くじの方法により順位を決定し、最上位者を落札候補者とする。

(2) (1)の落札候補者について入札参加資格の確認を行い、資格を有することが確認された場合は、当該落札候補者を落札者とする。ただし、落札候補者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認められる場合は落札者として決定しない。

(3) (2)によって落札者が決定しなかった場合は、予定価格の制限の範囲内で入札した者のうち、入札価格が当該落札候補者の次に低い者(該当する者が2者以上である場合は(1)後段の方法により最上位者を決定する。ただし、当該落札候補者がくじにより決定された者である場合は当該くじの次順位者とする。)を落札候補者とし、(2)の確認等を行うものとする。

(4) 落札者が決定するまで、上記方法を順次繰り返すものとする。

(5) 契約担当者は、(2)において落札候補者が入札参加資格を有しないことと決定したときは、当該落札候補者に対し、資格なしと決定された理由を明らかにした資格確認結果通知書を速やかに通知する。

(6) (5)の通知を受けた者は、当該通知の日の翌日から起算して2日(秋田県の休日を定める条例(平成元年秋田県条例第29号)第1条第1項に規定する県の休日(以下「休日」という。)を含まない。)以内に、契約担当者に対して書面により資格なしと決定された理由についての説明を請求することができる。

(7) 落札者となった者は、県税及び社会保険料に滞納がないことを証する書面を速やかに提出しなければならない。

11 入札の無効次のいずれかに該当する入札は無効とする。

(1) 入札参加資格がないことが確認された者のした入札。

(2) 開札日から落札決定の日までの間において、2に掲げる要件を満たさないこととなったことが確認された者のした入札。

(3) 同一の入札について2以上の入札をした者の入札。

(4) 同一の入札について2人以上の入札者の代理人となった者の入札。

(5) 談合その他不正の行為によって行われたと認められる入札。

(6) 入札書の記載事項が脱落し、若しくは不明瞭で判読できない入札又は首標金額を訂正した入札。

(7) 委任状を持参しない代理人のした入札。

(8) 記名押印を欠く入札。

(9) 入札書を提出した者のうち開札に立ち会わなかった者のした入札。

(10) 上記に定めるもののほか、指示した条件に違反すると認められる入札。

12 その他(1) 入札に関する説明会及び現場説明会は、実施しない。

(2) 入札参加資格に関するヒアリングは、実施しない。ただし、必要と認めた場合には説明を求めることがある。

(3) 提出された入札参加資格確認申請書等は、返却しない。なお、入札参加資格確認申請書等を公表し、又は無断で使用することはしない。

(4) 入札参加資格確認申請書等の作成に要する費用は、提出者の負担とする。

(5) 契約期間は、事情により変更することがある。

(6) 入札参加者は、設計図書等を熟知し、入札心得を遵守しなければならない。

(7) 落札決定から契約締結までの間において、落札者が2に掲げる要件を満たさないこととなった場合は、契約担当者は、当該落札者と契約を締結しないことができる。

(8) 本公告に定めのない事項については、地方自治法、地方自治法施行令、規則の定めるところによる。

13 問い合わせ先課 所 名 秋田県埋蔵文化財センター住 所 大仙市払田字牛嶋20電話番号 0187-69-3331

国道13号横堀道路事業に係る横堀中屋敷遺跡出土試料の理化学分析業務委託仕様書1 分析の目的採取した各種試料の理化学的分析を行うことによって、以下の情報を得ることを目的とする。

・放射性炭素年代測定遺構から採取した炭化物試料の放射性炭素年代測定を実施し、遺構や地層が形成された年代に関する情報を得る。

・火山灰検出同定及び屈折率測定分析基本層序と遺構内から採取した土壌サンプルの火山灰検出及び火山灰分析と屈折率測定を実施し、火山灰の有無と火山灰の同定を行うことで基本層序の年代についての情報を得る。

・花粉分析基本層序と遺構内から採取した土壌サンプルの花粉分析を実施し、当時の植生に関する情報を得る。

・珪藻分析基本層序と遺構内から採取した土壌サンプルの珪藻分析を実施し、古環境解析(水域の復元)情報を得る。

・植物珪酸体分析基本層序と遺構内から採取した土壌サンプルの植物珪酸体分析を実施し、イネ科の植物を中心とする草原植生に関する情報を得る。

・赤外分光分析遺跡から出土した土器及び石器の黒色付着物に赤外分光分析を実施し、黒色付着物の特定と構造に関する情報を得る。

・蛍光X線分析遺跡から出土した石器に付着した赤色顔料に蛍光X線分析を実施し、赤色顔料の特定と構造に関する情報を得る。

2 試料出土遺跡 横堀中屋敷遺跡(9YBNYS) 秋田県湯沢市横堀字下新田13、小野字大沢田225外3 試料点数 放射性炭素年代測定 15点(試料詳細は別紙)火山灰検出同定及び屈折率測定分析 6点花粉分析 6点珪藻分析 6点植物珪酸体分析 6点赤外分光分析 3点蛍光X線分析 1点4 委 託 期 間 契約した日~令和3年12月24日(金)※梱包・輸送に係る期日を含む。

5 成 果 品 (1)報告書一式・文章及び図版は、印刷所に入稿可能な完成原稿で提出するものとする。

・A4判で16×24.5cm、基本10PMで45字×37行。

(2)報告書の内容を収録したCD-R等の記録媒体一式・文章の原稿は、一太郎2013以降またはWord2013以降の形式、表はExcel2013以降の形式、写真はJPEG形式およびTIFF形式として収録する。

6 成果品納入期限 令和3年12月24日(金)7 備 考 ・試料の受け取り及び成果品の納品については、秋田県埋蔵文化財センター(秋田県大仙市払田字牛嶋20)において行うものとする。

・その他、不明な点については、発注者側と協議する。

№ 採取地点 層位 分析項目 採取状態 採取状況 備考1 SI01ーSN09 1 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の焼土範囲から採取。

2 SN02 1 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の焼土範囲から採取。

3 SO03 3 放射性炭素年代測定 炭化物 カマド状遺構の燃焼部から採取。

4 SN35 2 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の炭化物範囲から採取。

5 SN61 1 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の焼土範囲から採取。

6 SN84 2 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の炭化物範囲から採取。

7 SD93 SPCーD 1 放射性炭素年代測定 炭化物 溝跡堆積土直上の焼土中から採取。

8 SD93 SPCーD 2 放射性炭素年代測定 炭化物 溝跡の堆積土中から採取。

9 SKF94 1 放射性炭素年代測定 炭化物 フラスコ状土坑の堆積土から採取。

10 SN107 2 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の炭化物範囲から採取。

11 SKT122 3 放射性炭素年代測定 炭化物 陥し穴の堆積土中から採取。

12 SK131 1 放射性炭素年代測定 炭化物 土坑堆積土直上の焼土中から採取。

13 SN143 1 放射性炭素年代測定 炭化物 焼土遺構の焼土範囲から採取。

14 SX178 RW022 1 放射性炭素年代測定 板材 水場遺構の側面に立位で出土。折損部を試料とする。

15 SX178 RW126 1 放射性炭素年代測定 丸木材 水場遺構の底面から出土。折損部を試料とする。

16 SK91 1 火山灰検出同定・屈折率測定 ブロック状 土坑の堆積土から採取。

17 SK99 1 火山灰検出同定・屈折率測定 ブロック状 土坑の堆積土から採取。

18 SKF174 1 火山灰検出同定・屈折率測定 ブロック状 フラスコ状土坑の堆積土から採取。

19 基本土層22(火山灰トレンチ) 1 火山灰検出同定・屈折率測定 砂状 火山灰層の東側 T1ー120 基本土層22(火山灰トレンチ) 1 火山灰検出同定・屈折率測定 砂状 火山灰層の中央 T1ー221 基本土層22(火山灰トレンチ) 1 火山灰検出同定・屈折率測定 砂状 火山灰層の西側 T1ー322 基本土層21  10 花粉・珪藻・植物珪酸体分析 ブロック状 壁面から採取23 基本土層21  10 花粉・珪藻・植物珪酸体分析 ブロック状 壁面から採取24 基本土層21 SX178 1 花粉・珪藻・植物珪酸体分析 ブロック状 壁面から採取25 基本土層21 SX178 1 花粉・珪藻・植物珪酸体分析 ブロック状 壁面から採取26 基本土層21 SX178 1 花粉・珪藻・植物珪酸体分析 ブロック状 壁面から採取27 基本土層21 SX178 1 花粉・珪藻・植物珪酸体分析 ブロック状 壁面から採取28 SL180 ー 赤外分光分析 タール状 石皿付着29 SL180 ー 赤外分光分析 タール状 縄文土器片付着30 LG69 Ⅳ 赤外分光分析 タール状 縄文土器片付着31 SX178 RQ150 1 蛍光X線分析 タール状 石皿付着理化学分析試料台帳No.1アスファルト付着石皿赤色顔料付着石皿 赤色顔料付着石皿 拡大写真No.2アスファルト付着土器 No.2アスファルト付着土器 拡大写真No.3アスファルト付着土器 No.3アスファルト付着土器 拡大写真No.1アスファルト付着石皿 拡大写真

内容 数量 単位 単価 金額 備考炭素年代測定(AMS法) 15 点火山灰検出同定及び屈折率測定分析 6 点花粉分析 6 点珪藻分析 6 点植物珪酸体分析 6 点赤外分光分析 3 点蛍光X線分析 1 点諸経費 10 %報告書作成費 5 %横堀中屋敷遺跡出土試料の理化学分析委託契約積算書小計消費税及び地方消費税合計