入札情報は以下の通りです。

件名秋田県埋蔵文化財センター「本荘城跡発掘調査に伴う地形測量業務委託」の条件付き一般競争入札について
種別役務
公示日または更新日2023 年 7 月 4 日
組織秋田県
取得日2023 年 7 月 4 日 19:05:19

公告内容

○ 秋田県条件付き一般競争入札公告次のとおり条件付き一般競争入札を行うので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の6の規定により公告する。

令和5年7月4日秋田県埋蔵文化財センター 所長 磯村 亨1 入札に付する事項(1) 委託名国道105号建設事業に係る本荘城跡発掘調査に伴う地形測量業務委託(2) 委託場所仕様書のとおり(3) 契約期間契約を締結した日から令和5年12月1日(金)まで(4) 委託概要秋田県埋蔵文化財センターが発掘調査を行う遺跡の地形測量2 入札参加資格入札に参加する資格を有する者は、次のすべての要件を満たしている者とする。

(1) 地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しない者であること。

(2) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく民事再生手続開始の申立てがなされている者(手続開始の決定を受けた者を除く。)でないこと。

(3) 都道府県税に滞納がないものであること及び社会保険に加入し、かつ社会保険料に滞納がない者(適用除外事業所を除く。)であること。

(4) 秋田県暴力団排除条例第6条に規定する暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に該当しないこと。

(5) 秋田県入札制度実施要綱有資格者名簿(令和5・6年度適用)測量業務の測量一般部門に登載されている者であること。

(6) 担当技術者測量士1名、測量士補または測量助手1名を現場に配置できること。

(7) 測量機器から座標値を取得し、地形図等を作成し、仕様書に定める成果品を納品できる技術を保有している者であること。

3 入札参加資格確認申請書等の提出(1) 入札に参加しようとする者は、別に配布する入札参加資格確認申請書、関係書類を次により提出しなければならない。

① 提出書類等ア 入札参加資格確認申請書(様式第1号)イ 配置予定技術者の氏名、資格、経歴等(様式任意)ウ 業務に使用する機器の仕様書(様式任意)② 提出期間令和5年7月4日(火)から令和5年7月19日(水)まで。ただし、秋田県の休日を定める条例(平成元年秋田県条例第29号)第1条第1項に規定する県の休日を除く。

③ 提出時間午前9時から午後5時まで④ 提出場所秋田県埋蔵文化財センター 総務班⑤ 提出部数1部⑥ 入札参加資格確認申請書の配布本公告と同時に「秋田県公式Webサイト美の国あきたネット」(以下「美の国あきたネット」という。)に公告日より掲載し配布するものとする。

(2) 入札参加資格の確認は、開札後に、原則として、落札者とするための確認を行う必要がある入札参加者(以下「落札候補者」という。)について行い、その他の者については、確認は行わないものとする。

(3) 入札参加資格確認申請書を提出した者は、当該申請書を提出したあと落札者が決定されるまでの間において入札参加資格を有しないこととなったときは、開札前にあっては入札辞退届を、開札後にあってはその旨を記載した届出書を速やかに提出しなければならない。

4 設計図書等の交付本契約に係る仕様書、契約書案、金額を記載しない内訳書等(以下「設計図書等」という。)については、令和5年7月4日(火)から令和5年7月19日(水)までの期間、「美の国あきたネット」に掲載する。

5 設計図書等に対する質問及び回答(1) 設計図書等に対する質問は、令和5年7月11日(火)までに秋田県埋蔵文化財センター所長に書面により行わなければならない。

(2) 上記質問に対する回答は、令和5年7月12日(水)までに「美の国あきたネット」に掲載する。

6 入札保証金免除する。

7 契約保証金落札者は、契約書の提出と同時に請負代金額の10分の1以上の金額を保証する次に掲げる契約の保証の一を付さなければならない。

(1) 契約保証金の納付(2) 契約保証金に代わる担保となる有価証券の提供(3) 銀行等又は保証事業会社の保証8 契約保証金の免除契約担当者は、次の各号の一に該当する場合は、契約保証金の全部又は一部を免除する。

(1) 保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結したとき。

(2) 過去2年の間に国又は地方公共団体と種類及び規模をほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これらをすべて誠実に履行し、かつ、契約を履行しないこととなるおそれがないと認められるとき。

9 入札書等の提出等(1) 提出方法3により入札参加資格確認申請書を提出した者は、開札予定日時に秋田県埋蔵文化材センター入札会場に入札書を持参し提出するとともに、開札に立ち会わなければならない。ただし、やむを得ない場合は郵送によることができる。

(2) 郵送による場合の入札書の受領期限及び提出方法令和5年7月19日(水)午後5時までに3(1)④に掲げる場所へ届くこと。

なお、この場合においては、「入札書在中」の旨を表記した封筒に封入のうえ、更にこれを封書にして書留の取扱により提出すること。

(3) 開札予定日時令和5年7月20日(木)午前11時00分(4) 入札書に記載する金額落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する金額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札金額とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(5) その他① 入札執行回数は、2回までとする。

② 入札参加者が1者であった場合であっても、入札を執行するものとする。

10 落札者の決定方法(1) 予定価格の制限の範囲内で入札した者のうち入札価格が最も低い者を落札候補者とする。

この場合において、該当する者が2者以上であるときは、くじの方法により順位を決定し、最上位者を落札候補者とする。なお、開札に立ち会わない者(郵送によって入札書を提出した者)があるときは、当該入札執行事務に関係のない職員にこれにかわってくじを引かせ、落札者を決定する。

(2) (1)の落札候補者について入札参加資格の確認を行い、資格を有することが確認された場合は、当該落札候補者を落札者とする。ただし、落札候補者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認められる場合は落札者として決定しない。

(3) (2)によって落札者が決定しなかった場合は、予定価格の制限の範囲内で入札した者のうち、入札価格が当該落札候補者の次に低い者(該当する者が2者以上である場合は(1)後段の方法により最上位者を決定する。ただし、当該落札候補者がくじにより決定された者である場合は当該くじの次順位者とする。)を落札候補者とし、(2)の確認等を行うものとする。

(4) 落札者が決定するまで、上記方法を順次繰り返すものとする。

(5) 契約担当者は、(2)において落札候補者が入札参加資格を有しないことと決定したときは、当該落札候補者に対し、資格なしと決定された理由を明らかにした資格確認結果通知書を速やかに通知する。

(6) (5)の通知を受けた者は、当該通知の日の翌日から起算して2日(秋田県の休日を定める条例(平成元年秋田県条例第29号)第1条第1項に規定する県の休日(以下「休日」という。)を含まない。)以内に、契約担当者に対して書面により資格なしと決定された理由についての説明を請求することができる。

(7) 落札者となった者は、都道府県税及び社会保険料に滞納がないことを証する書面を速やかに提出しなければならない。

11 入札の無効次のいずれかに該当する入札は無効とする。

(1) 入札参加資格がないことが確認された者のした入札。

(2) 開札日から落札決定の日までの間において、2に掲げる要件を満たさないこととなったことが確認された者のした入札。

(3) 同一の入札について2以上の入札をした者の入札。

(4) 同一の入札について2人以上の入札者の代理人となった者の入札。

(5) 談合その他不正の行為によって行われたと認められる入札。

(6) 入札書の記載事項が脱落し、若しくは不明瞭で判読できない入札又は首標金額を訂正した入札。

(7) 委任状を持参しない代理人のした入札。

(8) 記名押印を欠く入札。

(9) 上記に定めるもののほか、指示した条件に違反すると認められる入札。

12 その他(1) 入札に関する説明会及び現場説明会は、実施しない。

(2) 入札参加資格に関するヒアリングは、実施しない。ただし、必要と認めた場合には説明を求めることがある。

(3) 提出された入札参加資格確認申請書等は、返却しない。なお、入札参加資格確認申請書等を公表し、又は無断で使用することはしない。

(4) 入札参加資格確認申請書等の作成に要する費用は、提出者の負担とする。

(5) 契約期間は、事情により変更することがある。

(6) 入札参加者は、設計図書等を熟知し、入札心得を遵守しなければならない。

(7) 落札決定から契約締結までの間において、落札者が2に掲げる要件を満たさないこととなった場合は、契約担当者は、当該落札者と契約を締結しないことができる。

(8) 本公告に定めのない事項については、地方自治法、地方自治法施行令、規則の定めるところによる。

13 問い合わせ先課 所 名 秋田県埋蔵文化財センター 中央調査班住 所 秋田県秋田市新屋栗田町11-1電話番号 018-893-3901

国道105号建設事業に係る本荘城跡発掘調査に伴う地形測量業務委託仕様書1 業務目的この業務は、本荘城跡発掘調査に係る地形測量及び図化を行うことを目的とする。

2 業務実施場所本荘城跡:秋田県由利本荘市尾崎(第1図)3 業務対象面積4,200㎡(第2図)4 業務委託期間契約締結日~令和5年12月1日(金)現場測量期間:令和5年8月28日(月)~9月8日(金)地形図等作成期間:令和5年9月11日(月)~11月30日(木)5 業務概要地形測量及び図化作業(1)測量及び編集①4級基準点測量・・・・・・・・・・4点②標定点測量・・・・・・・・・・・・10点③水準測量・・・・・・・・・・・・・1.2km(往復距離)④地上レーザー計測・・・・・・・・・4,200㎡⑤三次元データ編集※打ち合わせ・・・・・・・・・・・2回(2)各図等作成①調査区全体地形図作成②地形モデル作成6 業務内容(1)測量及び編集①4級基準点測量(第3図)地形測量の基準となる基準点を設置する。公共測量作業規程の4級と同等以上の精度で実施する。

②標定点設置測量(第3図)計測・図化作業の基本とする標定点の測量を実施する。既設基準点から、トータルステーション及びGNSSを用いて必要な標定点を設定する。

③水準測量(第3図)設置した基準点に対して国家水準点や既設の公共基準点等の成果を基に、公共測量作業規程の4級と同等以上の精度で実施する。

④地上レーザー計測地上レーザースキャナを使用し、計測する。精度は、等高線間隔0.1mの再現が可能な精度とする。

・計測に用いる機材については、国土地理院の登録名簿にある検定機関やメーカーによる適否判定により、検定証明書(1年以内)の発行を受けたものとする。

・スキャナーでのデータ取得は、後方交会法による座標計算が可能な機器を使用するものとする。

・レーザースキャナは、0.3mの近接距離データ取得が可能で、二軸コンペンセータを搭載したものとする。

・スキャンと同時にHDR画像の取得が可能なものとする。

⑤三次元データ編集レーザースキャナで取得したデータを編集・加工し、三次元モデルを作成する。

・機械点ごとの不要データを削除し、ターゲットの座標を用いて測地系座標変換を行う。

・後方交会法による三次元データから、相似変換法により全体機械位置のレジストレーションを行う。

(2)各図等作成①調査区全体地形図作成地上型レーザーの判定データに基づき、地形、地物の数値データ、属性情報等を図形編集装置等により編集し、全体地形図を作成する。

②地形モデル作成・編集済後の三次元点群データから三次元地形メッシュモデルを作成する。

・主曲線0.1m、計曲線0.5mで等高線を作成する。植栽などの影響により三次元データの取得が困難な箇所に関しては、トータルステーションにより適宜実測データを取得し反映するものとする。

・レーザー計測時に取得したHDR画像からオルソ画像を作成する。オルソ画像はカラーと陰影表現によるものの2種類を作成する。

③その他・各図等の作成の際は必要に応じ補完測量を行うこと。

・地形図編集原図を作成すること。

・編集済みの素図をデジタルトレースし、図化すること。

・各工程にて必要な校正を行うこと。

7 成果品①測量成果簿②三次元点群データ(TXT形式等)③三次元メッシュデータ(OBJ形式等)④調査対象範囲全体地形図データ及び出力図(DXF形式、AI形式)⑤三次元地形モデルデータ及び出力図⑥オルソ画像データ及び出力図※各データは、HD等に入れて納入すること。各出力図の縮尺・線等の仕様については、測量成果を踏まえ、発注者と協議の上決めること。

8 業務に必要な資格等について計測技術者は測量技師とし、計測補助者は測量技師補または測量助手とする。通常の地形測量とは異なる城館跡の地形測量であるため、遺跡特有の微地形についての知識を有し測量及び図化に反映できる技術・経験・実績を有する者とする。

9 納入場所秋田県埋蔵文化財センター中央調査班所在地:秋田県秋田市新屋栗田町11-1電話番号:018-893-390110 その他①遺跡までの往復及び成果品等の搬送に係る費用は受注者負担とする。

②対象範囲は貴重な遺跡・公園内であることを十分認識したうえで作業を行う。

③この仕様書に定めがない事項又は委託業務の実施にあたり生じた疑義は、発注者と協議する。

第1図 本荘城跡位置図本荘城跡地形測量・図化範囲(黒塗り)第2図 地形測量・図化範囲黒枠部分国道105号(赤線)の北側0 500m 1:5000第3図 各種基準点と測量ルート基準点既設基準点基準点測量ルート水準点測量ルート 既設水準点標定点0 500m本荘城跡