入札情報は以下の通りです。

件名3次元レーダー画像生成高速化CUDAプログラミング制作
公示日または更新日2024 年 1 月 16 日
組織国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
取得日2024 年 1 月 16 日 19:07:00

公告内容

簡易入札(見積競争)公告1. 簡易入札に付する事項① 件 名 3次元レーダー画像生成高速化CUDAプログラミング制作② 仕 様 等 別紙仕様書のとおり③ 履行場所 別紙仕様書のとおり④ 履行期限 令和6年3月15日2. 競争に参加する者に必要な資格① 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所契約事務取扱細則第31条の規程に該当しないものであること。ただし、未成年者、被補佐人又は補助者であって契約締結のために必要な同意を得ている者については、この限りでない。② 警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとして、国土交通公共事業等からの排除要請があり、当該状態が継続している者でないこと。③ 国土交通省から指名停止を受けている期間中に該当しないもの。④ 経営状況又は信用度が極度に悪化していないと認められる者であり、当所に対する適正な契約の履行が確保される者であること。3. 契約条項を示す場所、及び仕様書の受取方法① 〒182-0012 東京都調布市深大寺東町7丁目42-23国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所 会計課 調達係TEL : 0422-41-3476 FAX : 0422-41-3169 e-mail : tender@enri.go.jp② 当研究所ホームページの「入札・調達・契約情報」より入手、及び閲覧すること。URL : https://www.enri.go.jp/news/nyusatu/nyusatu_index.htm仕様書の閲覧期間 令和6年1月23日(火)まで4. 仕様等を説明する説明会の開催の有無 無5. 仕様等に対する質問① 方法:電子メール(宛先:tender@enri.go.jp)② 電子メール記載事項:質問内容・事業者名・担当部署・担当者・電話番号・FAX番号③ 担当部署: 3.①と同じ④ 質問の受付期間:令和6年1月23日(火)17時00分まで6. 見積書の提出方法、提出先(送信先)、提出期限及び結果①見積書提出方法:持参、郵送又はFAX(但し、FAXの場合は後日、本紙を何らかの方法で提出すること。)② 見積書提出先:3.①まで③ 提出締切日時:令和6年1月30日(火)13時00分まで④ 結果連絡:令和6年1月30日(火)17時00分までに連絡なお、見積書の提出は2.に掲げる競争に参加する者に必要な資格に関する事項を全て満たすことを前提とし、確認のためのヒアリング若しくは資料提出等を求める場合があるので、その場合対応できる体制であること。7. 見積書様式任意(消費税及び地方消費税相当額込みの金額を記入下さい。また、必ず担当者名及び連絡先電話番号、FAX番号を記入下さい。)8. 簡易入札保証金及び契約保証金免除9. 契約の無効上記2の資格のない者の提出した見積書は、無効とする。10.その他見積競争の結果、予定価格以下の見積書の提出がなかった場合は、6.に掲げる提出期限までに提出のあったものから見積書の提出を求め、再度の見積競争をする。令和6年1月16日国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所契約担当役 電子航法研究所 所 長 島津 達行※本件に関するお問い合わせ先国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所 会計課調達係仕 様 書海上・港湾・航空技術研究所電子航法研究所1.件名3 次元レーダー画像生成高速化CUDA プログラミング制作2.業務内容下記に示す、3次元レーダー画像生成のための、CUDAプログラム制作すること3.実装するワークステーション環境GWS-4GワークステーションGPU Nvidia RTX A6000x2台OS. Windows 11 Pro for Workstation4.CUDAプログラミングの内容全体事項 当該CUDAプログラミングはWindows11のOSにNvidia RTXA6000を搭載したワークステーション上で動作するようすること。

 3次元レーダーは送信64ch、受信64chのMIMOレーダーであり、各送受信の組み合わせに対する時間波形が 512 サンプルの複素数データがバイナリ形式で記録される。

 3 次元レーダーは測定値をネットワークドライブ上の測定値フォルダに 1 回の測定値ごとに異なるファイルで記録する。このネットワークドライブをワークステーションにマウントし、プログラムからは最新の測定データファイル用いて計算し、3次元レーダーデータを、ネットワークドライブ上の3DDataフォルダに保存すること。

 3DDataフォルダ上の最新のデータをJetson上で表示するビューワーを作成すること。

 以下、「信号処理の流れ」に記載の内容を、上記ハードウェア環境の性能を最大限に引き出す形で並列計算し、可能な限り高速に繰り返し可能なこと。

信号処理の流れ1. 3 次元レーダーの測定値から各送受信機の信号強度のばらつきを補正するために測定値から計算した補正データファイル(Cal.csv)を読み込み、補正値をメモリ上に格納する。2. 3 次元レーダーの 32x2 の送受信アンテナ座標をデータファイル(antenna.csv)から読み込み、メモリ上に格納する。3. 3 次元レーダーデータ再構成するため、レーダー正面から見た 3 次元空間に対して、128x128x256 のサイズで計算するグリッドを設定すること。縦、横方向は理論画角を均等に128分割することとし、奥行き方向は0m~7mの空間を均等に128分割すること。4. レーダーデータをフォルダから読みこみ、埋め込まれたヘッダ部分を除き、64x64x512の複素数のデータ列を読み込むこと。5. 全体を3DFFTで演算する6. 計算するグリッドの選定し、画素(x,y,z)に該当する3DFFT計算値を抽出し、閾値より低ければ、I(x,y,z)=0として計算を終わる。高ければ次に進む7. 時間方向に1次元のFFTを演算する。8. 補正値をレーダーデータに乗じる。9. 各グリッドにおいて、m番目の送信機とn番目の受信機までの3次元的距離を  =�� − �+  +( − )+�� − �+  +( − )で計算し、各グリッドで必要となる番目の  =  − を4096個の送受信の組み合わせで抽出する。10. 上記の距離 r から各送受信アンテナの組み合わせで計算される中心周波数に対する位相補正係数を計算する。11. 9.で抽出したレーダーデータのそれぞれに 10 で計算した位相補正係数をそれぞれ乗じたものを4096個積算する。12. グリッドを移動して、6.に戻る。6~11をグリッドの数だけ計算する。13. 全グリッドの計算完了後、レーダーデータのファイル名を用いて、“_3D.dat”と付けて保存する。14. 計算結果をビューワーで表示15. 次のファイルを読み込むため、4から13を繰り返す。具体的な計算手法のイメージを下図に示す。送受信機の位置は固定であり、任意の 3 次元空間の任意の点について、各送受信機の信号レベルを往復の距離で補正することで計算する。制御フローの概要を下図に示す。 弊所からはサンプルファイルと計算結果のファイルを提供する。また、必要に応じて、matlabのソースコードを提供する。 必要なパラメータは事前に設定するが、将来的な送受信機の増加や物理的な位置の変更に対応できるような構造とするため、ヘッダ等による定義部分、あるいはファイルを用意すること。 各コードには適宜コメントを付すこと。 手法は問わないが、6.~11.の計算はハードウェアリソースの変更に伴い、並列分割数の設定を変更可能な構造とするため、ヘッダ等による定義部分、あるいはファイルを用意すること。 納品するプログラムの使用方法、および作成したプログラムの概要を説明する説明書を作成すること。 実装するハードウェアについては、GWS-4Gを1台貸与し使用することができる。

複数名での開発を行う場合にワークステーションを複数台使用する必要がある場合は、請負者側で準備すること。 尚、適宜、各段階におけるアルゴリズムがされた段階で、適宜当所職員とその処理結果の妥当性について評価し、確認しながら制作を進めること。5.納品物説明書 1部作成したプログラムの電子ファイル 1式6.履行期間令和6年3月15日まで6.検査・監督本件の検査は当所職員が本仕様書に基づいて行う。実際に弊所所有のハードウェアを用いて計算した結果を確認する。7.その他① 本作業で製作するプログラムの著作権は弊所に帰属する。② 請負者は、当所の許可無く、本契約で知りえた情報を他に流用してはならない。③ 本仕様書記載の事項に疑義が生じた場合には、速やかに当所職員と協議のうえ、その指示に従うこと。④ 本仕様書に記載のない事項は、速やかに当所職員と協議の上、その指示に従うこと。