入札情報は以下の通りです。

件名深海性生物および堆積物中の化学物質分析
公示日または更新日2021 年 6 月 28 日
組織国立研究開発法人海洋研究開発機構
取得日2021 年 6 月 28 日

公告内容

入 札 公 告一般競争入札について、次のとおり公告する。令和3年6月28日国立研究開発法人海洋研究開発機構分任契約担当役 経理部長 中村 賢司(公印省略)1.競争に付する事項(1)件 名 深海性生物および堆積物中の化学物質分析(2)履行期限 令和4年3月18日(金)2.契約方式最低価格落札方式(技術審査無)3.競争参加資格全省庁統一資格 :「役務の提供等」4.必要書類等の提出場所等(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所及び問合せ先〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 経理部調達課 福井 ゆみ電話 046-867-9185E-mail keiyaku-info@jamstec.go.jp(2)入札説明書の交付方法及び交付期間上記 E-mail アドレス宛に、メール件名に本入札案件名、メール本文に公告期間、申請法人名、ご住所、ご担当者名、電話番号、メールアドレスを記載した電子メールを送付すること。令和3年6月28日(月)10:00~令和3年7月7日(水)17:00まで(3)仕様説明会なし(4)必要書類の提出期限令和3年7月20日(火)16:00(5)入札及び開札の日時及び場所平成3年8月17日(火)14:30神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 入札室5.入札者に求められる義務入札に参加しようとする者は、4.(2)の入札説明書の交付を受けなければならない。6.入札保証金及び契約保証金免除する。7.その他(1)詳細については、「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で公表している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公表している。2100433300X11仕様書1.件 名:深海性生物および堆積物中の化学物質分析2.目 的:本件では、海洋研究開発機構(以下「機構」。)より提供する深海生物及び堆積物を用いて、ポリブロモジフェニルエーテル類(PBDE)、ポリ塩化ビフェニル類(PCB)等の分析を行うものである。3.納入物:測定報告書 1部(電子ファイル及び測定報告書を提出のこと)(1)報告書の内容:試料名、分析結果を記したもの。(2)生物試料の分析結果は、脂肪重量及び乾燥重量に換算した結果を記すこと。(3)堆積物試料の分析結果は、湿重量及び乾燥重量に換算した結果を記すこと。4.納品場所:神奈川県横須賀市夏島町2-15国立研究開発法人海洋研究開発機構 海洋生態研究棟 2階5.納入期限: 令和4年3月18日(金)6.仕様及び数量:(1)提供サンプル:深海生物:18試料航海で採集される堆積物:4試料(2)分析内容:1)生物試料中のポリ塩化ビフェニル類(PCB) (18検体)。2)堆積物試料中のポリブロモジフェニルエーテル類(PBDE)、ポリ塩化ビフェニル類(PCB) 濃度(各4検体)。3)生物試料の脂質重量および乾燥重量(各18検体)。4)堆積物試料の強熱減量および乾燥重量(4検体)。5)分析項目、検体数および分析方法を表-1に示す。分析測定は、「化学物質環境実態調査の手引き(平成28年3月 環境省)」を参考に実施し、測定下限値は「化学物質分析法開発調査報告書(環境省)」における検出レベルを参考とし、分析開始前に発注者と協議すること。なお、PCB及びPBDEは、表-1に掲げたもの以外に同条件の分析で得られた個別異性体の詳細な結果の提出を求めることがある。6)分析結果は、媒体毎に速報値を報告すること。7)堆積物試料の採取方法や使用する機材は、採集前に機構担当者と協議すること。8)生物試料は冷凍(-20℃以下)、堆積物試料は冷蔵(10℃以下)で保管すること。2100433300X12表-1 分析項目、検体数および方法No. 分析項目検体数分析方法生物 堆積物1 ポリブロモジフェニルエーテル類(総量のほか、以下の項目について測定)[4~10臭化物の同族体]臭素数が4のもの (TeBDEs)臭素数が5のもの (PeBDEs)臭素数が6のもの (HxBDEs)臭素数が7のもの (HpBDEs)臭素数が8のもの (OcBDEs)臭素数が9のもの (NoBDEs)臭素数が10のもの (DeBDE)[POPs条約において標識に指定された異性体]2,2',4,4'-TeBDE(#47)2,2',4,4',5- PeBDE(#99)2,2',4,4',5,5'- HxBDE(#153)2,2',4,4',5,6'- HxBDE(#154)2,2',3,3’,4,5',6'- HpBDE(#175)2,2',3,4,4’,5',6- HpBDE(#183)- 4「化学物質環境実態調査の手引き」平成28年3月 環境省2 PCB類(総量のほか、以下の項目について測定)[1~10塩化物の同族体]塩素数が1のもの (MoCBs)塩素数が2のもの (DiCBs)塩素数が3のもの (TrCBs)塩素数が4のもの (TeCBs)塩素数が5のもの (PeCBs)塩素数が6のもの (HxCBs)塩素数が7のもの (HpCBs)塩素数が8のもの (OcCBs)塩素数が9のもの (NoCBs)塩素数が10のもの (DeCB)[14種類のコプラナーPCB]3,3',4,4'-TeCB(#77)3,4,4',5-TeCB(#81)2,3,3',4,4'-PeCB(#105)2,3,4,4',5-PeCB(#114)2,3',4,4',5-PeCB(#118)2',3,4,4',5-PeCB(#123)3,3',4,4',5-PeCB(#126)2,3,3',4,4',5-HxCB(#156)2,3,3',4,4',5'-HxCB(#157)2,3',4,4',5,5'-HxCB(#167)3,3',4,4',5,5'-HxCB(#169)2,2',3,3',4,4',5-HpCB(#170)2,2',3,4,4',5,5'-HpCB(#180)2,3,3',4,4',5,5'-HpCB(#189)18 4「化学物質環境実態調査の手引き」平成28年3月 環境省3 脂肪重量・乾燥重量18 -「日本食品標準成分表 2015 年版(七訂)分析マニュアル」平成27年 文部科学省ほか4 強熱減量・乾燥重量- 4「底質調査法」平成 24 年 環境省2100433300X13(3)分析資格の条件:1)水生生物及び土壌試料の微量化学物質(ダイオキシン類)試験所認定資格(国際規格ISO/IEC17025)を有すること。7.検 査:機構担当者による納入品(測定報告書)の確認を行う。8.提出書類:国際規格ISO/IEC17025 写し1部を契約締結後速やかに提出する。9.守秘義務:本業務を遂行中に知り得た事項について、機構担当者の承認を得た場合を除き、他に漏らしてはならない。10.その他:(1)分析残試料については、報告書提出後、機構担当者に連絡の上受注者が破棄することとする(機構担当者から返還を求めることがある)。(2)分析着手後に、試料の状態等により分析実行が困難となることが生じた際又は、本仕様書の記載内容に疑義が生じた場合には、機構担当者と協議の上、その取り扱いを決定するものとする。