入札情報は以下の通りです。

件名「ちきゅう」IODPデータベースの開発
公示日または更新日2021 年 10 月 4 日
組織国立研究開発法人海洋研究開発機構
取得日2021 年 10 月 4 日

公告内容

入 札 公 告一般競争入札について、次のとおり公告する。令和3年10月4日国立研究開発法人海洋研究開発機構分任契約担当役 経理部長 中村 賢司(公印省略)1.競争に付する事項(1)件 名 「ちきゅう」IODPデータベースの開発(2)履行期限 令和4年3月18日(金)2.契約方式総合評価落札方式3.競争参加資格全省庁統一資格 : 「役務の提供等」4.必要書類等の提出場所等(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所及び問合せ先〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 経理部調達課 平野 悦子電話 046-867-9169 E-mail keiyaku-info@jamstec.go.jp(2)入札説明書の交付方法及び交付期間上記 E-mail アドレス宛に、メール件名に本入札案件名、メール本文に公告期間、申請法人名、ご住所、ご担当者名、電話番号、メールアドレスを記載した電子メールを送付すること。令和3年10月4日(月)10:00~令和3年10月13日(水)17:00まで(3)仕様説明会令和3年10月14日(木)14:30Web会議システムによる開催とする。(4)必要書類の提出期限令和3年11月5日(金)16:00(5)入札及び開札の日時及び場所令和3年11月24日(水)14:30神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 入札室5.入札者に求められる義務入札に参加しようとする者は、4.(2)の入札説明書の交付を受けなければならない。6.入札保証金及び契約保証金免除する。7.その他(1)詳細については、「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で公表している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公表している。2100911000X1仕様書1. 件名「ちきゅう」IODPデータベースの開発2. 目的国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、機構という)が運用する地球深部探査船「ちきゅう」(以下、「ちきゅう」という)を用いた国際深海掘削計画(IODP)航海で取得されたコア試料分析データおよび物理検層データは、データ公開サイト「SIO7」(http://sio7.jamstec.go.jp)を通じて国内外の研究者に提供されている。しかしながら、同サイトは検索等のデータベース機能を有せず、国際的に利用されるデータ公開サイトとして不十分であり、新たなデータ公開サイトを構築するため、2021年度前半にデータベースの概念設計とプロトタイプの開発を行った。本件は、その概念設計とプロトタイプ開発を基礎として運用版データベースサイトの開発を行うものである。3. 数量1式4. 納入場所神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人 海洋研究開発機構 横須賀本部 本館2階研究プラットフォーム運用開発部門 運用部 研究航海マネジメントグループ5. 納入期限令和4年3月18日(金)6. 構成および仕様6.1. データ管理機能(1)掘削孔情報登録機能1)現行データサイト「SIO7」に登録されている掘削孔情報(航海情報、掘削地情報、時間情報、深度情報、掘削方式等)を登録できること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とすること。2) 6.1. (2) ~ (8) で登録するデータと紐付けること。(2)コアデータ登録機能1)現行データサイト「SIO7」に登録されているコアデータから採取された個別試料データ(コア情報、セクション情報、深度情報、計測項目、計測データ、岩相記載情2100911000X1報、個別試料情報等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とし、バイナリファイルはリンクで管理すること。2)複数の種別の深度情報を区別してコアデータおよび個別試料データを登録・管理できること。(3)非コア試料データ登録機能1)現行データサイト「SIO7」に登録されているカッティングス試料等の非コア試料データ(時間情報、深度情報、計測項目、計測データ等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とし、バイナリファイルはリンクで管理すること。2)複数の種別の深度情報を区別して非コア試料データを登録・管理できること。(4)物理検層データ登録機能1)現行データサイト「SIO7」に登録されている物理検層データ(時間情報、深度情報、計測項目、計測データ等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とし、バイナリファイルはリンクで管理すること。2)複数の種別の深度情報を区別して物理検層データを登録・管理できること。3)サードパーティーツールを用いた物理検層データを登録・管理できること。(5)泥水検層データ登録機能1)「ちきゅう」のライザー掘削において取得される深度系列の泥水検層データ(深度情報、計測項目、計測データ等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とし、バイナリファイルはリンクで管理すること。2)「ちきゅう」のライザー掘削において取得される時系列の泥水検層データ(時間情報、深度情報、計測項目、計測データ等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とし、バイナリファイルはリンクで管理すること。3)時間に紐付く深度情報を管理できること。4)複数の種別の深度情報を区別して泥水検層データを登録・管理できること。2100911000X1(6)その他時系列データ登録機能1)「ちきゅう」の掘削作業において取得される掘削パラメータデータ等時系列データ(時間情報、深度情報、計測項目、計測データ等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。テキストファイル(圧縮されたテキストファイルを含む)についてデータ登録・管理を可能とし、バイナリファイルはリンクで管理すること。2)複数の種別の深度情報を区別して物理検層データを登録・管理できること。

(7)X線CT画像登録機能1)現行データサイト「SIO7」に登録されているX線CT画像データ(コア情報、セクション情報、深度情報、ファイル名等)をシステムに登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。バイナリファイルはリンクで管理すること。2)1)のデータから再構成されたコロナル画像データ(コア情報、セクション情報、深度情報、ファイル名等)をシステムに登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定する。バイナリファイルはリンクで管理すること。(8)半裁セクション画像登録機能現行データサイト「SIO7」に登録されている半裁セクション画像データ(コア情報、セクション情報、深度情報、ファイル名等)をシステムに登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定する。バイナリファイルはリンクで管理すること。(9)データ公開管理機能1)航海ごとに公開、非公開を設定できること。2)非公開のデータについて、特定のログインユーザについて公開することができること。(10)ユーザ管理機能1)ユーザ情報(氏名、メールアドレス、国籍、所属等)を登録できること。データベースで管理する項目は、機構と協議のうえ決定すること。2)管理者、ログインユーザ、一般ユーザ(未ログインユーザ)の 3 種類のユーザ権限を管理できること。管理者は各ユーザの管理、データの公開、非公開の設定を行うことができることとすること。3)ログインユーザ自身でパスワードを再設定できること。※上記プログラム作成にあたっては、オープンソースを用いるとともに、機構管理者2100911000X1によるある程度のカスタマイズが可能で、後の機能追加が容易なプログラム構造となるよう配慮すること。6.2.Webシステム(1)地図検索画面1)データを検索し、検索結果を地図上に重ねて表示する画面を作成すること。画面構成は、機構と協議のうえ決定すること。2)航海名、掘削地名、掘削孔名等で掘削孔の位置と紐付くデータを検索できること。

検索条件については、機構と協議のうえ決定すること。3)特定のデータ項目(計測機器、計測項目、記載データ等)でそのデータが紐付く掘削孔を検索できること。検索条件については、機構と協議のうえ決定すること。4)地図上に複数の形式(NetCDF 形式、KML形式等)の座標を伴うデータを重ねて表示できること。(2)データ検索画面1)データを検索し、リスト形式で表示する画面を作成すること。画面構成は、機構と協議のうえ決定すること。2)航海名、掘削地名、掘削孔名、掘削方式、特定のデータ項目(計測機器、計測項目、記載データ等)でデータまたはデータが紐付く掘削孔を検索できること。検索条件については、機構と協議のうえ決定すること。(3)データ詳細画面1)選択した掘削孔に紐づくコアデータ、非コア試料データ、物理検層データ、泥水検層データ、その他時系列データ、X線CT画像、半裁セクション画像を表示する画面を作成すること。各データの表示方法については、機構と協議のうえ決定すること。2)画面上で選択、表示したデータを、指定した深さ範囲または時間範囲で切り出し、メタデータとともにダウンロードできること。メタデータの内容については、機構と協議のうえ決定する。3)X 線 CT 画像、半裁セクション画像は画面上で画像を確認し、メタデータとともにダウンロードできること。メタデータの内容については、機構と協議のうえ決定する。(4)データ公開設定画面管理者が、データの公開、非公開設定を行う画面を作成すること。(5)ログイン画面ログインユーザがログインする画面を作成すること。2100911000X1(6)ユーザ登録画面一般ユーザ(未ログインユーザ)がユーザ登録を行う画面を作成すること。(7)パスワード再設定画面ログインユーザ自身でパスワードを再設定する画面を作成すること。※上記プログラム作成に当たっては、オープンソースを用いるとともに、機構管理者によるある程度のカスタマイズが可能で、後の機能追加が容易なプログラム構造となるよう配慮すること。※対応ブラウザはEdge、Firefox、Google ChromeおよびSafariの最新版とする。6.3.動作環境の構築(1)ミドルウェアインストール作業機構が指定するサーバに6.1、6.2で作成したプログラムを動作させるためのミドルウェアをインストールすること。(2)データベースサイトプログラムインストール作業機構が指定するサーバに6.1、6.2で作成したプログラムをインストールし、データベースサイトを構築すること。(3)データ登録作業6.3 (2)でインストールしたプログラムを用いて、データベースにコアデータ、非コアデータ、物理検層データ、泥水検層データ、その他の時系列データ、X 線CT 画像、半裁セクション画像を登録すること。※泥水検層データおよびその他の時系列データについては、特定航海のデータをサンプルデータとして登録するものとする。(4)公開に関わる作業1)SSL証明書発行申請に必要となる情報の抽出等を実施すること。2)SSL証明書のインストールを行うこと。3)必要な脆弱性対策を施すこと。(5)動作確認1)データ管理機能、Webシステムの動作に問題がないことを確認すること。2)脆弱性診断結果を受け対策を講じること。2100911000X16.4.運用に向けた検討(1)オフライン環境での利用に向けた検討1)船上の限られたインターネット下でデータベースサイトを利用するための検討を行うこと。(2)外部データベース参照に向けた検討外部のデータベースのデータを参照、登録するための検討を行うこと。(3)データベース同期についての検討機構内のマスタデータベースから公開サーバのデータベースに任意のタイミングでデータを同期する機能の検討を行うこと。(4)システムのバックアップについての検討システムのバックアップ方法(サーバ構成、対象データ、頻度等)についての検討を行うこと。※上記は機構担当者と詳細を協議しながら進めること。協議に際して、電話、メール、オンライン会議あるいは対面会議等、内容に応じて適切な方法を用いるものとする。6.5 実演6.1.〜6.3.で構築したデータベースサイトの運用実演と取り扱い説明及び6.4.で検討した結果を説明すること。日時については、機構担当者が指示する。6.6 貸与物本件の実施に先立ち、プロトタイプのソースコードを貸与する。作業終了後には、速やかに消去のこと。7.納品物(1)作業報告書(紙媒体) 1式(2)設計書(紙媒体) 1式(3)取扱説明書(紙媒体) 1式(4)試験成績書(紙媒体) 1式(5)電子メディア(DVDまたはその他のメディア) 1式※電子メディアには以下の電子ファイルを含めること1)運用版データベースサイトプログラム一式2)上記(1)〜(4)の電子ファイル2100911000X18.権利の帰属本業務により制作された成果物は、機構に帰属するものとし、改編、他への利用などは機構の判断により自由に行えるものとする。9.検査機構担当者が上記7.の納品物等が本仕様を満たしているかを確認する。10.守秘義務本業務を遂行中に知り得た事項について、機構の承認を得た場合を除き、他に漏らしてはならない。11.その他(1)本仕様書に疑義が生じた場合、または本仕様書に定めのない事項で必要がある場合は、機構担当者と協議し指示を受けること。(2)途中経過を適宜機構担当者に報告し、必要に応じて指示を受けること。