入札情報は以下の通りです。

件名船上音響探査データの処理
公示日または更新日2021 年 10 月 13 日
組織国立研究開発法人海洋研究開発機構
取得日2021 年 10 月 13 日

公告内容

入 札 公 告一般競争入札について、次のとおり公告する。令和3年10月13日国立研究開発法人海洋研究開発機構分任契約担当役 経理部長 中村 賢司(公印省略)1.競争に付する事項(1)件 名 船上音響探査データの処理(2)納入期限 令和4年2月18日(金)2.契約方式最低価格落札方式(技術審査無)3.競争参加資格全省庁統一資格 : 「役務の提供等」4.必要書類等の提出場所等(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所及び問合せ先〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 経理部調達課 関口 裕美子電話 046-867-9363E-mail keiyaku-info@jamstec.go.jp(2)入札説明書の交付方法及び交付期間上記 E-mail アドレス宛に、メール件名に本入札案件名、メール本文に公告期間、申請法人名、ご住所、ご担当者名、電話番号、メールアドレスを記載した電子メールを送付すること。令和3年10月13日(水)10:00~令和3年10月22日(金)17:00まで(3)仕様説明会(入札説明書交付申請必須)【参加必須】令和3年10月25日(月)10:30神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 入札室(4)必要書類の提出期限令和3年11月2日(火)16:00(5)入札及び開札の日時及び場所令和3年11月15日(月)13:30神奈川県横須賀市夏島町2番地15国立研究開発法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 入札室5.入札者に求められる義務入札に参加しようとする者は、4.(2)の入札説明書の交付を受けなければならない。また、4.(3)の仕様説明会に参加しなければならない。6.入札保証金及び契約保証金免除する。7.その他(1)詳細については、「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で公表している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公表している。2101021800X1仕 様 書1.件 名船上音響探査データの処理2.目 的「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における革新的深海資源調査技術(第2期海洋課題)」の一環として、調査航海KM20-06C、KM21-03C、KM21-06C「レアアース泥を含む海洋鉱物資源の賦存量の調査・分析」を実施し、R/V「かいめい」を用いて音響探査を行った。本件は、音響探査で取得されたKongsberg社のEM122型のマルチビーム測深機(以下:MBES)、TOPAS18型のサブボトムプロファイラー(以下:SBP)の各データ処理および統合について仕様を定める。3.数 量一式4.納入場所〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、当機構という)横須賀本部 本館 4F5.納 期2022年2月18日(金)6.仕 様(1)収録データ処理を行うデータを以下に示す。1)探査距離とデータ容量探査距離及びデータ容量を表1に示す。MBESデータ処理はノイズ除去を実施済みの HIPS&SIPS プロジェクトファイルを貸与する。SBP データは sgy 形式である。2101021800X1表1.探査距離ならびに収録データ容量航海番号 探査距離(km)MBESHIPSプロジェクトファイル容量(GB)【参考】MBES*.allデータファイル容量(GB)SBP*.sgyデータファイル容量(GB)KM20-06C 954 13 10 17KM21-03C 1580 18 11 3KM21-06C 900 12 11 2(2)データ処理・成果作成MBESデータ、SBPデータの処理にはHIPS and SIPSソフトウェア(TeledyneCARIS, Inc)ならびにSonarWizソフトウェア(Chesapeake Technology, Inc)を使用すること。また、データ統合にはDelphソフトウェア(iXblue, Inc)を使用すること。ただし、KM20-06C航海については、下記、1)MBESデータの処理①、2)SBP データの処理①~④を施した過年度成果データを用いるため実施はしない。なお、1)②~④ならびに2)⑤は実施すること。1)MBESデータの処理一定の基準でノイズ除去を施した HIPS&SIPS プロジェクトファイルを元に以下の処理・画像化を行うこと。また、参考にallデータファイルを貸与する。① 各航海のノイズデータ除去の確認、各補正処理i. 音響データ(海底面データ、ノイズデータ、水柱データ)の除去確認。必要であればノイズ除去を追加で行うこと。ii. 音速補正、潮位補正の適用iii. TPUの適用iv. ロールバイアス、ピッチバイアスおよびヨーバイアス補正の適用② 各航海交差データ比較と深度補正、各航海地形・反射強度データ統合処理③ グリッドデータ出力処理(グリッドサイズは別途指定)④ 反射強度図、等深線図、2D、3D海底地形イメージ作成(投影図法、ファイル形式等は別途指定)2)SBPデータの処理sgyデータファイルの以下の処理・画像化を行うこと。① ボトムトラック処理② ゲイン処理③ 深度補正④ 断面図作成(投影図法、ファイル形式等は別途指定)2101021800X1⑤ 音響基盤、内部層のトレース、交差データ比較3)処理済みデータの統合1)~2)で処理を行った処理済みデータを統合すること。Delph ソフトウェアを用いてデータを統合すること。作業にあたり機構から当ソフトウェア一式を貸与する。7.成果物作業結果を報告書および図面集として紙媒体で2部提出すること。また、下記(1)~(5)のデータ処理結果、中間ファイル、報告書をポータブル HDD ならびに DVD等メディアに収録し提出すること。(1) MBESデータ1. 格子計算前のXYZ(経度、緯度、水深)の点群データファイル2. 格子計算後のXYZ(経度、緯度、水深)の格子状データファイル3. グリッドデータファイル(フォーマットは別途指定)4. 反射強度図、等深線図、2D、3D海底地形イメージ図(フォーマットは別途指定)(2) SBPデータ1. 断面図(フォーマットは別途指定)2. 位置図(フォーマットは別途指定)3. 反射面トレースXYZ(経度、緯度、水深)のデータファイル(3) 統合データDelphソフトウェアプロジェクトファイル一式(4) データ処理中に発生した全ての中間ファイルデータ処理に使用した処理ソフトウェアのプロジェクトファイルを含むすべての中間出力ファイル(5) 報告書および図面集報告書にはデータ処理の概要、手法、処理過程、処理結果を含めること。図面集の形式は別途指定する。8.貸与データ以下のデータファイル一式を貸与する。HDDで貸与する。履行後は返却すること。2101021800X1(1) HIPS&SIPSプロジェクトファイル一式(2) MBESデータ(all形式)(3) SBPデータ(sgy形式)(4) Delphソフトウェア、ドングル一式(5) その他、処理に必要なデータファイル一式9.検査当機構担当者は本仕様書に基づき実施内容を満たしているかを確認する。10.守秘義務本業務を遂行中に知り得た事項について、当機構の承認を得た場合を除き、他に漏らしてはならない。

11.その他(1)本仕様書の内容に関して疑義が生じた場合は、当機構担当者と協議を行い、指示又は協議の結果をもとに処理を行うものとする。(2)受注業者はデータ処理業務を行う前に、処理の詳細手順、内容について当機構担当者と打合せを行うこと。(3)受注業者は、貸与データについての取り扱いに十分注意し、本件履行以外に使用しないこと。