入札情報は以下の通りです。

件名(RE-06531)IFMIF/EVEDAリチウム試験ループのリチウム流動による腐食評価のための金相観察【掲載期間:2021-6-25~2021-7-16】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2021 年 6 月 25 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2021 年 6 月 25 日 19:11:45

公告内容

公告期間: ~()1.競争入札に付する事項仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び入札書等の提出場所並びに問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は の17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所入札書の提出期限※技術審査がある場合には、別途、技術審査資料の提出期限があります。入札説明書をご確認下さい。

(4)nyuusatsu_rokkasho@qst.go.jp国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 六ヶ所核融合研究所国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構核融合エネルギー部門 六ヶ所核融合研究所管 理 部 長 鈴木 偉久青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字表舘2番地166R03RE-06531(1)実施しない0175-71-6541履行場所五嶌 由衣六ヶ所核融合研究所(3)(金)TEL FAX 0175-71-650110時00分令和3年7月16日E-mail:令和3年8月18日(水)(3)履行期限(2)(4)管理部契約課R3.7.16〒039-3212(1)(2)下記のとおり一般競争入札に付します。

入札公告(郵便入札)青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字表舘2番地166請負令和3年6月25日R3.6.25IFMIF/EVEDAリチウム試験ループのリチウム流動による腐食評価のための金相観察令和4年2月28日件名内容記開札の日時及び場所3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否 要7.落札者の決定方法8.その他 中に当機構ホームページにおいて掲載する。

以上 公告する。

本入札に関して質問がある場合には、前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

(3) その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、入札説明書の交付を受けること。

(5)11時00分国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

六ヶ所核融合研究所上記問い合わせ先宛てに質問書を提出すること。 なお、質問に対する回答は令和3年7月9日(金)(2)(1)(2)(3)(4)(1)(1)(2) 落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(4) 令和 3 年 7 月 5 日 (月) 11:00までに国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

(1) この入札に参加を希望する者は、入札書の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

(2)技術審査に合格し、予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)管理研究棟令和3年8月18日(水)開札時の立会いは不要とし、開札結果は別途通知する。開札の結果、落札者がなかった場合には再度の入札書の提出期限及び開札日時について別途通知する。

IFMIF/EVEDAリチウム試験ループのリチウム流動による腐食評価のための金相観察仕様書令和3年6月国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構核融合エネルギー部門 六ヶ所核融合研究所核融合炉材料研究開発部 核融合中性子源設計グループ1. 件名IFMIF/EVEDAリチウム試験ループのリチウム流動による腐食評価のための金相観察2. 目的国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)六ヶ所核融合研究所では、核融合中性子源設計の一環として核融合中性子源ターゲットシステムの設計を進めている。IFMIF/EVEDAで実施した液体リチウム試験ループ(以下「ELTL」という。)では、核融合中性子源と同等の条件の液体リチウム流の長時間実証を完遂した。このターゲット構造材料及び配管材料の表面の腐食・浸食挙動評価は核融合中性子源の設計において非常に重要となる。本仕様書は、腐食・浸食が予期されるELTLのターゲットノズル表面及び配管の内表面の分析に関する仕様を定めたものである。3. 一般仕様3.1 作業範囲(1)ELTL粗加工部材からの表面分析用試料の切出し(2)ELTLのターゲットノズル及び配管の内表面分析3.2 納期令和4年2月28日3.3 納入場所〒039-3212-青森県上北郡六ケ所村大字尾駮字表舘2番地166量研 六ヶ所核融合研究所 管理研究棟 214号室(核融合中性子源設計グループ)3.4 提出書類図書名 提出時期 部数作業体制表 契約後速やかに 1部※作業工程表 契約後速やかに 1部※再委託承諾願※※ 契約後速やかに 1部製作計画書 契約後2週間以内 1部※分析計画書 契約後2週間以内 1部※打合せ議事録 打合せ後1週間以内 1部※分析報告書(印刷物と電子書類。電子書類には結果データを含むこと。)納入時印刷物と電子データ(CD-ROM等)各1部※本提出書類はメールでの提出・確認によって替えることができることとする。※※量研指定様式、下請負等が入る場合にのみ提出3.5 検査条件3.1項の作業が完了し、3.8項支給品の返却と3.4項の提出書類の完納及び内容確認をもって検査とする。3.6 グリーン購入法の推進本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。本仕様に定める納入印刷物については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。3.7 協議事項本仕様書に記載されている事項及び記載なき事項について疑義が生じた場合は、量研と協議の上、その決定に従うものとする。3.8 支給品以下に示す物品・物件を発注者側より支給する。(1)ELTLターゲットノズル粗加工部材 (SUS316L製 約7×2×1cm) 3個(2)ELTL配管粗加工部材(溶接有) (SUS304製 6B配管 約40cm) 3個(3)ELTL配管粗加工部材(溶接無) (SUS304製 6B配管 約35cm) 2個(4)ELTL配管粗加工部材(異径) (SUS304製 8B/4B異径配管 約45cm) 2個3.9 産業財産権等(1)産業財産権の取り扱い本契約に関して発生する産業財産権の取扱については、別紙1「産業財産権特約条項」に定められたとおりとする。(2)機密保持受注者は、本業務の実施に当たり、知り得た情報を厳重に管理し、本業務遂行の目的で受注者及び下請け会社等の作業員に開示する場合を除き、第三者への開示、提供を行ってはならない。(3)技術情報及び成果の公開受注者が、本業務の実施にあたり、知り得た情報・成果のうち、量研が機密情報でないと認めた情報、成果については、あらかじめ書面により量研の承認を得ることで、第三者へ開示できることとする。また、量研が本契約に関し、その目的を達成するため、受注者の保有する機密情報ではない技術情報を無償で量研に提供するものとする。4. 技術仕様4.1 ELTL粗加工部材からの表面分析用試料の切出し表面分析に必要な試料の切出しは、開始前に製作計画書を作成し、量研と協議の上で実施すること。加工後の試料及び残材については本項(6)及び(7)に留意しながら保管し、4.2.項終了後、量研に返却すること。(1)3.8項に示す量研から支給する粗加工部材より次のように試料を採取する。1) ELTLターゲットノズル粗加工部材図 1 に示すように、3 個のターゲットノズル部材より腐食面(図中の灰色の面)よりそれぞれ3個、計9個の分析用試料を採取する。2) ELTL配管粗加工部材(溶接有)図 2 に示すように、3 個の配管部材より溶接部(図中の黒く示した部位)と非溶接部(図中の灰色で示した部位)よりそれぞれ4個、計24個の分析用試料を採取する。3) ELTL配管粗加工部材(溶接無)図 3 に示すように、2 個の配管部材より非溶接部(図中の灰色で示した部位)よりそれぞれ4個、計8個の分析用試料を採取する。4) ELTL配管粗加工部材(異径)図4に示すように、2個の異径配管部材よりそれぞれの配管径位置について、溶接部(図中の黒く示した部位)と非溶接部(図中の灰色で示した部位)よりそれぞれ4個、計32個の分析用試料を採取する。(2)加工に関しては、試料表面に熱負荷、機械的負荷や衝撃、化学的影響が生じないよう実施する。例えば熱負荷が生じる大型切断機を使用する必要がある場合には十分なマージンを取って切断を行った後、低速ダイアモンドカッター等の熱負荷が極力かからない手法で最後の試料切出しを行う。(4)各分析用試料のサイズは、ノズルについては10W×10L×2~9Tmm、配管については10W×10Lmm×配管の厚さ(2~9mm)とすること。なお、公差は±2.5mm以下とする。(5)分析用試料及び残材の各方向が重要であるため、ID及び各方向が分かるように記入すること。なお、分析用試料の腐食面の背面に、腐食面に変力が付かない手法を用いて記入すること。また、上記の面は分析面であるため、加工や試料固定などの時に傷がつかないように注意すること。(6)切断及び保管中は、熱負荷・汚染・酸化などにより分析表面の変質が生じないようにすること。また、切断後の試料と残材は、シリカゲルと共にビニールバックに入れて保管すること。(7)残材は、他の分析も実施するため、試料と同様に取扱うこと。4.2 ELTLターゲットノズル試料の表面状態分析の実施4.1項で加工したノズル試料よりそれぞれ1つ(計3個)と配管試料(輪切りにした部位)よりそれぞれ1つ(計16個)について、下記(1)~(3)の項目の分析を行う。分析開始前には、分析計画書を作成し、量研と協議の上で実施すること。なお、量研との協議の上で、同等以上のデータ・観察像等が得られることが期待できる手法に変更しても良い。下記(1)~(3)の項目の分析を行う上で必要に応じた加工を試料に施し、分析を実施する。なお、加工した際には加工後の各試料の IDと方向を表示すること。分析後の試料及び残材については量研に返却すること。

(1)電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM)等による表面金相観察ELTL材料のLi流動面では粒界腐食が想定されており、1つの試料に対し、Li流動面からノズルにおいては 5 点ほど、配管材については 3 点ほどの測定点を選定し、観察(粒界腐食痕の形状・密度等)を十分に行える解像度を持つ観察像を取得できる倍率(およそ100倍から20000 倍の間でノズルについては各箇所 10枚程度、配管材については各箇所 5 枚程度)において観察像を取得すること。ただし、試料外周より1mm以内の領域を測定点とすることは避けること。また、試料の写真撮影を行うとともに、測定場所のおおよその位置を示すこと。(2)原子間力顕微鏡(AFM)等による表面形態観察・ターゲットノズル部材研磨痕と想定される流れ方向に並行な溝状の構造が想定される。製作時の表面仕上げは5µmであるため、0.1~10µmの高低差の表面画像(3D)を100µm四方の領域で作成するとともに、粒界腐食痕測定のため、1µm 四方の領域について 0.01~1µm の高低差の表面画像(3D)を作成し観察・分析すること。測定点は 3 点とする。ただし、(1)と同様、試料外周より1mm以内の領域を測定点とすることは避けること。また、(1)と同様、写真上に測定場所のおおよその位置を示すこと。・配管部材溶接部2試料、非溶接部2試料の計4試料について、1~100µmの高低差の表面画像(3D)を100µm四方の領域で作成する。なお測定点は各試料2点とする。また、(1)等と同様、写真上に測定場所のおおよその位置を示すこと。(3)FE-SEM等による断面金相観察液体金属中におけるSUS316Lの腐食として、表面に変質層の形成が想定される。

また、4.2項(3)については、上記に加え、各試料の変質層の厚さを統計的に処理し、平均厚さを示すこと。製作計画書及び分析計画書(確認版)、打合せ議事録及び合意・確認事項を有する電子メールについて、時系列に沿って整理すること。なお、電子版の分析報告書内には生データに加え、TIFF や JPG等一般的な PC で開くことが可能な拡張子の画像データを収納すること。なお、生データが一般的なPCで開くことが可能な拡張子である場合は生データのみを収納すること。(要求者)部課(室)名:六ヶ所核融合研究所 核融合炉材料研究開発部核融合中性子源設計グループ使用者氏名 :小栁津 誠図1 ターゲットノズル分析用試料の切出し図(矢印標記面: 測定面につき取り扱い注意)図2 ELTL配管粗加工部材(溶接有) 分析試料の切り出し図(黒: 溶接部、灰色: 非溶接部)幅20mmに切断し、試料片それぞれ4つを分取10mm×10mm×2~9mm10mm10mm2~9mm測定面10mm×10mm×2~9mm10mm10mm配管の厚み(2~9mm)測定面幅20mmに切断し、試料片それぞれ4つを分取図3 ELTL配管粗加工部材(溶接無) 分析試料の切り出し図図4 ELTL配管粗加工部材(異径) 分析試料の切り出し図(黒: 溶接部、灰色: 非溶接部)以上10mm×10mm×2~9mm10mm10mm配管の厚み(2~9mm)測定面10mm×10mm×2~9mm10mm10mm配管の厚み(2~9mm)測定面別紙1産業財産権特約条項(受注者が単独で行った発明等の産業財産権の帰属)第1条 受注者は、本契約に関して、受注者が単独でなした発明又は考案(以下「発明等」という。)に対する特許権、実用新案権又は意匠権(以下「特許権等」という。)を取得する場合は、単独で出願できるものとする。ただし、出願するときはあらかじめ出願に際して提出すべき書類の写しを添えて量研に通知するものとする。(受注者が単独で行った発明等の特許権等の譲渡等)第2条 受注者は、受注者が前条の特許権等を量研以外の第三者に譲渡又は実施許諾する場合には、本取扱いの各条項の規定の適用に支障を与えないよう当該第三者と約定しなければならない。(受注者が単独で行った発明等の特許権等の実施許諾)第3条 量研は、第1条の発明等に対する特許権等を無償で自ら試験又は研究のために実施することができる。量研が量研のために受注者以外の第三者に製作させ、又は業務を代行する第三者に再実施権を許諾する場合は、受注者の承諾を得た上で許諾するものとし、その実施条件等は量研、受注者協議の上、決定する。(量研及び受注者が共同で行った発明等の特許権等の帰属及び管理)第4条 量研及び受注者は、本契約に関して共同でなした発明等に対する特許権等を取得する場合は、共同出願契約を締結し、共同で出願するものとし、出願のための費用は、量研、 受注者の持分に比例して負担するものとする。(量研及び受注者が共同で行った発明等の特許権等の実施)第5条 量研は、共同で行った発明等を試験又は研究以外の目的に実施しないものとする。ただし、量研は量研のために受注者以外の第三者に製作させ、又は業務を代行する第三者に実施許諾する場合は、無償にて当該第三者に実施許諾することができるものとする。2 受注者が前項の発明等について自ら商業的実施をするときは、量研が自ら商業的実施をしないことに鑑み、受注者の商業的実施の計画を勘案し、事前に実施料等について量研、受注者協議の上、別途実施契約を締結するものとする。(秘密の保持)第6条 量研及び受注者は、第1条及び第4条の発明等の内容を出願により内容が公開される日まで他に漏えいしてはならない。ただし、あらかじめ書面により出願を行った者の了解を得た場合はこの限りではない。(委任・下請負)第7条 受注者は、本契約の全部又は一部を第三者に委任し、又は請け負わせた場合においては、その第三者に対して、本取扱いの各条項の規定を準用するものとし、受注者はこのために必要な措置を講じなければならない。2 受注者は、前項の当該第三者が本取扱いに定める事項に違反した場合には、量研に対し全ての責任を負うものとする。(協議)第8条 第1条及び第4条の場合において、単独若しくは共同の区別又は共同の範囲等について疑義が生じたときは、量研、受注者協議して定めるものとする。(有効期間)第9条 本取扱いの有効期限は、契約締結の日から当該特許権等の消滅する日までとする。以上