入札情報は以下の通りです。

件名(RE-08127)レーザー伝送系の整備【掲載期間:2021-8-4~2021-8-30】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2021 年 8 月 4 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2021 年 8 月 4 日 19:11:36

公告内容

公告期間: ~ ( )に付します。

1.競争入札に付する事項RE-08127仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,契約管理番号,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は 17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所入札及び開札の日時並びに場所令 和 3 年 9 月 16 日前田 勝FAX 029-270-7293(2)件 名内 容(5)入 札 公 告 (郵便入札可)(木)茨城県那珂市向山801番地1管 理 部 長核融合エネルギー部門 那珂核融合研究所国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(月) 令和 3 年 8 月 30 日川戸 麻衣子国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 那珂核融合研究所レーザー伝送系の整備令和4年3月24日029-270-7234履 行 場 所履 行 期 限一般競争入札16時00分請負令 和 3 年 8 月 4 日(1)下記のとおり〒311-0193E-mail:TEL(2)(3)(1)契約管理番号nyuusatsu_naka@qst.go.jp那珂核融合研究所R3.8.30(4)実 施 し な い管理部契約課管理研究棟1階 入札室(114号室) 那珂核融合研究所(4)R3.8.4茨城県那珂市向山801番地1(3)記3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否7.落札者の決定方法8.その他その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、 入札説明書の交付を受けること。

本入札に関しての質問書は、 15:00までに上記問い合わせ先宛てに提出すること。 なお、質問に対する回答は、 中に当機構ホームページにおいて掲載する。

本件以外にも、当機構ホームページ(調達情報)において、今後の「調達予定情報」を掲載していますのでご確認ください。

(掲載箇所URL:https://www.qst.go.jp/site/procurement/)以上 公告する。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

(2) 落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(2)(1)(2)(3)(4)(1)(4)(2)(3)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

(5) 本契約締結にあたっては、当機構の定める契約書(契約金額が500万円以上の場合)もしくは請書(契約金額が200万円以上500万円未満の場合)を作成するものとする。

(火) 令和3年8月24日令和3年8月17日 (火)(1)この入札に参加を希望する者は、参考見積書等の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)(1)(5)

1レーザー伝送系の整備仕様書国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構核融合エネルギー部門 那珂核融合研究所先進プラズマ研究部先進プラズマ実験グループ21 一般仕様1.1 件名レーザー伝送系の整備1.2 目的国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)では、幅広いアプローチ活動の一環として実施されるサテライト・トカマク計画整備として、プラズマ加熱実験運転に必要な計測機器を整備する。本件では、計測装置付帯機器整備の一環として、トムソン散乱計測用のレーザー伝送系を整備する。1.3 契約範囲本仕様で実施する契約範囲は以下のとおりである。(1) レーザー伝送部品の据付調整(2) 試験検査(3) 提出図書の作成1.4 貸与品JT-60本体室のクレーン(事前に協議の上で貸与することができる。)レーザー伝送部品の設計図1.5 支給品品名と数量支給場所(いずれも量研那珂核融合研究所内建家)1 立ち上げピット内用レーザー伝送部品(ブレッドボード 1 枚、ブレッドボードの底板 1 枚、ミラーホルダー2台、エンクロージャー1個、NW25付き管1個、固定用ボルト一式)JT-60実験棟シールドルーム II及び超伝導コイル巻線棟2 Y3レーザー架台用レーザー伝送部品(上流部ブレッドボード2枚、上流用取り付けプレート8枚、上流用ミラーホルダー2 台、Y3 レーザー架台伝送管(真空窓、フランジ、ピラニゲージを含む)一式、Y3 レーザー架台伝送管用絶縁シムおよび取り付けプレート各 4 枚、真空引きシステム一式、下流用ブレッドボード 2枚(大型1、小型1)、下流用エンクロージャー1個、下流用ミラーホルダー3台、下流用取り付けプレート10枚、固定用ボルト一式)JT-60実験棟シールドルーム II及び超伝導コイル巻線棟3 Y4レーザー架台用レーザー伝送部品(ブレッドボード 1 枚、ミラーホルダー1 個、ジャバラ 1 個、エンクロJT-60実験棟シールドルーム II及び3ージャー1個) 超伝導コイル巻線棟支給品についての量研から受注者工場へ運送する際の搬出作業、受注者工場から量研への運送する際の搬入作業、運送自体は受注業者の責任で行うこと。支給場所については変更する可能性があるため、支給前に量研担当者に確認すること。1.6 納入場所量研 那珂核融合研究所 JT-60実験棟 本体室1.7 実施期間実施期間の詳細については、別途協議の上、決定するものとする。また、量研の勤務時間外に実施することが必要になる場合でも、詳細工程同様に別途協議した上で決定する。1.8 納期令和4年3月24日1.9 検査条件提出書類の確認及び本仕様書の定めるところに従って整備が実施されたことを量研が認めたときをもって検査合格とする。1.10 提出書類受注者は、契約後下記の書類を遅滞なく提出し、確認が必要なものは確認を得るものとする。名称 提出時期 部数 確認1 全体工程表 契約後速やかに 3 〇2 作業工程表 作業開始前 3 〇3 作業要領書 作業開始前 3 〇4 確認図 作業開始前 3 〇5 試験検査要領書 検査開始前 3 〇6打合せ議事録(打合せを行った場合)打合せ後速やかに 3 〇7 作業者名簿 作業開始前 38 作業体制表 作業開始前 39 緊急連絡体制表 作業開始前 310 作業日報 作業翌日 3 〇11 危険予知活動記録 作業開始前 312 試験検査成績書 検査終了後 313完成報告書(据付作業の概要、集光器製作ついての完成図を含めること。)作業終了後 3414再委託承諾願(量研指定様式)作業開始 2 週間前まで※下請負等がある場合に提出。1 〇(提出場所)量研 那珂核融合研究所 制御棟3階321号室「確認」は次の方法で行う。量研は、確認のために提出された図書を受領したときは、期限日を記載した受領印を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、受理しない場合には修正を指示し、修正等を指示しないときは、受理したものとする。この確認は、確認が必要な書類 1 部をもって行うものとし、受注者は、量研の確認後、残りの書類のコピーを量研へ送付するものとする。再委託承諾願については、量研の確認後書面にて回答するものとする。1.11 安全管理(1) 管理区域内の作業は、放射線管理上、放射線業務従事者の指定を受けた者のみとする。(2) 作業計画に際し綿密かつ無理のない工程を組み、材料、労働安全対策等の準備を行い、作業の安全確保を最優先としつつ、迅速な進捗を図るものとする。また、作業遂行上既設物の保護及び第三者への損害防止にも留意し、必要な措置を講ずるとともに、火災その他の事故防止に努めるものとする。(3) 作業の安全衛生管理は、法令に従い受注者の責任において自主的に行うこと。(4) 作業責任者を置き、量研における作業安全にかかわる規定、規則等の遵守を図り、災害発生防止に努めること。(5) 作業員は、十分な知識及び技術を有し、熟練したものを配置すること。また、資格を必要とする作業については、有資格者を従事させること。(6) 作業は、量研の勤務時間内に実施すること。ただし、勤務時間外の作業に関して、緊急を要し、量研が承諾した場合は、所定の手続きを行い実施すること。(7) 作業着手に先立ち量研と安全について十分に打合せを行った後、作業に着手すること。(8) 作業現場の見やすい位置に、作業体制表及び緊急時通報連絡系統図等の量研所定の表示物を掲示すること。(9) 作業中は、常に整理整頓を心掛ける等、安全及び衛生面に十分注意すること。(10) 本作業に使用する機器、装置の中で地震等により安全を損なう恐れのあるものについては、転倒防止対策を施すこと。(11) 他の機器、設備に損害を与えないよう十分注意すること。万一そのような事態が発生した場合は、遅滞なく量研に報告し、その指示に従って速やかに原状に復すること。(12) 本作業に着手する前に、全ての受注者作業員は、量研が行う保安教育を受けること。1.11.1 作業、工程(1)計画立案から完了までの全期間にわたって厳重な工程管理を行うこと。5(2)業務の進行状況を量研に随時報告し、必要に応じて打合せを行うこと。1.11.2 適用法規・規格基準次の法規、規格及び基準に基づき、設計、現地作業及び試験検査を行うものとする。(1) 那珂核融合研究所放射線安全取扱手引き等放射線に関する諸規定(2) 日本工業規格(JIS)(3) 労働基準法(4) 労働安全衛生法(5) JT-60安全手引、JT-60実験棟本体室等における作業手引書1.11.3 特記事項現地作業時期については、別途協議の上決定する。1.11.4 協議本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量研機構と協議の上、その決定に従うものとする。

62 技術仕様2.1 全体の概要本件では、JT-60SA プラズマ中の電子温度、電子密度を計測するトムソン散乱計測用のレーザーを伝送するための装置(部品)を据付調整し整備する。トムソン散乱光はプラズマ中に入射された高エネルギーのYAG レーザー(波長:1064nm, エネルギー:3J, パルス幅:100ns)がプラズマ中の電子との相互作用で発生する光である。全体図を図 2-1-1 に示す。レーザーは JT-60 実験棟レーザー室 II 内のピットから本体室の立ち上げピットに伝送される。その後、Y3 レーザー架台、P1共通架台、P8共通架台を通り、Y4 レーザー架台のビームダンプまでレーザーは伝送される。本件では、P1 共通架台上及び P8 共通架台上(一部架台の補強は仕様に含める)を除いた伝送部品を対象とする。真空引きが可能なものについては、真空引きを行う試験を含める。2.2 立ち上げピット内の整備立ち上げピット内にて、レーザー室から伝送されてきたレーザーが通ってきた配管を真空引きするため、NW25ポート付き管(真空窓付き、支給品)を取り付ける。また、レーザーをY3レーザー架台方向に方向を変えるための 5 インチミラー2 台を取り付ける。本件では、ミラーホルダー2 台(支給品)とそれを固定するためのブレッドボード(底板を含む、支給品)、それらを囲むエンクロージャー(支給品)を取り付ける。エンクロージャーの側面に取り付けられているフランジ位置の中心はレーザーの光軸より47mm低い。全体的に47mmかさ上げするためのフレームを製作すること。底板とエンクロージャー用のフレームは立ち上げピット内の床にアンカを打ち固定することにする。(床にメス型のネジ穴を設けることを希望するが、協議によって決める)。設置位置は図 2-2-1 に示す。5 インチミラーはホルダーのみブレッドボードに取り付けることとするが、ミラー本体の取り付けや角度調整については、量研が担当する。図2-1-1 レーザー伝送系の概要72.3 Y3レーザー架台上の整備2.3.1 Y3レーザー架台上流部の整備Y3 レーザー架台上流部では、立ち上げレーザー管(仕様外)を通ったレーザーを受け、下流部に方向を変える 6 インチのミラーホルダー2 台(支給品)とそのための脚がついているブレッドボード上流 2台(支給品)を取り付ける。設置位置を図 2-3-1 に示す。予めブレッドボードを取り付ける場所に取り付けプレート(座)合計8枚(支給品)をY3レーザー架台上に溶接すること。ただし詳細なプレートの位置は別途協議の上で決める。ブレットボードの脚は、Y3 レーザー架台と電気的に積極的につなぐ。ブレッドボードの表面はそれぞれの脚についている専用のボルト(支給品)を用いて行う。ミラーについては、ミラーホルダー2 台(支給品)のみをブレッドボードに取り付けること。ブレッドボードの調節とミラーホルダーの取り付けが終了した後に支給品のエンクロージャーを設置すること。エンクロージャー内部のフレームに L 字の部品をボルトで固定し Y3 レーザー架台にボルト固定できるようにする。Y3レーザー架台上にはプレートを予め溶接にて設け、Y3レーザー架台上に固定を行うこととする。

絶縁シム(支給品)はスペーサーとして利用するが、Y3 レーザー架台と電気的に絶縁を取る必要はない。両端には真空窓とそのフランジ(共に支給品)を取り付ける。NW25 のポートは 2 つある。一方(Y3壁側とする)はピラニゲージ(支給品)を取り付け、もう一方は真空引きシステム一式(支給品)を取り付けること。また、上流側エンクロージャーと真空窓フランジの間には難燃性のジャバラを新たに調達し、納入すること。サイズについては Y3 レーザー架台伝送管取り付け後に確定する。取り付けについては図2-3-1 Y3レーザー架台上流部のブレッドボード位置(上):P1側 (下)Y3壁側Y3壁から1943mmレーザー架台左端より850mmY3レーザー架台1Y3レーザー架台2Y3壁から783mmレーザー架台左端より716mmY3レーザー架台1Y3レーザー架台29量研が担当する。2.3.3 下流部の整備下流部には、2000mm x 1500mmの脚付き大型ブレッドボード 1台(支給品)と 600mm x 300mmの脚付き小型ブレッドボード 1 台(支給品)を固定する。これらはレーザー光軸の高さと方向を変え、JT-60SA本体へ導入するための6 インチミラーや関連光学部品を設置するためのものである。設置位置を図 2-3-3 に示す。小型ブレッドボードは大型ブレッドボードの下部に設置する。2 台のブレッドボードの脚を固定するために、取り付けプレート(座)合計 10 枚(支給品)を Y3 レーザー架台上に溶接すること。ブレッドボード合計 2 台と Y3 レーザー架台と電気的につなげる。ブレッドボードの水平度を調節する際には1つの脚に1本ずつ設けられている調整用ボルトを使用すること。ミラーについては、ミラーホルダー合計3台(支給品)をブレッドボードに取り付けること。精密な角度調整は不要とする。ブレッドボードの調節とミラーホルダーの取り付けが終了した後にエンクロージャー(支給品)を設置すること。なお、ミラーホルダー以外に取り付けが必要な光学部品については、精密な調整が必要なため量研が担当し、本件では仕様外とする。最後に専用のエンクロージャーを取り付けるが、エンクロージャー自体を固定する必要はない。図2-3-2 Y3レーザー架台伝送管の位置102.4 P8共通架台のレーザー管設置場所の補強P8 共通架台にはレーザー管設置する(仕様外)予定である。本件では、将来取り付けるレーザー管の振動を抑制するために、設置場所の補強を行う。図2-4-1にP8水平ポート正面の付近の図を示す。図中において、実線で示す構造物と同様の構造物を2セット製作し、点線で示す2ヶ所に設置すること (水平移動した位置に設置する)。図 2-4-2〜2-4-5 に実線で示す構造物の個々の部品を参考図として示す。具体的な作業は下記のとおりである。図2-4-2に示すような継ぎ手を共通ステージの指定する4ヶ所の位置に溶接すること。図2-4-3 に示すようなH鋼を溶接した継ぎ手にボルト固定すること。設置するH鋼には図2-3-3 (上)Y3レーザー架台下流部の上部ブレッドボード位置、(下)下部ブレッドボード位置レーザー架台前端より1688mmY3レーザー架台3Y3レーザー架台2レーザー架台右端より798mmレーザー架台前端より3062mmY3レーザー架台3Y3レーザー架台3レーザー架台右端より1650mm11あらかじめ図 2-4-4 に示すような台座を指定する 4 ヶ所に溶接しておくこと。また、図 2-4-5 に示すようなスペーサを設置するH鋼と継ぎ手の間に必要に応じて挿入する。台座位置に対応するP8共通架台の床板部分を台座よりも 1cm程度大きく切り欠くこと。なお、継ぎ手の溶接やH鋼の設置は本体室の床から高さ 6m での作業であり、共通ステージの下から作業する必要があるため、本体室の床または高さ 3m の位置にある梁などから足場を設置する必要がある。各部品の詳細寸法や設置位置等は量研と協議の上決定すること。図2-4-1 P-8水平ポート正面の付近図2-4-2 継ぎ手の参考図12図2-4-3 H鋼の寸法案図2-4-4 台座の寸法案132.5 Y4レーザー架台上の整備Y4レーザー架台上には、1200mm x 900mmのブレッドボード(支給品)と 8インチのミラーを設置して、ビームダンプを含めた複数の光学部品を設置する。設置場所を図2-5-1に示す。本件では、ブレッドボードと 8 インチのミラーホルダー(支給品)の設置を行うこととし、それ以外の光学部品設置は仕様外とする。ブレッドボードの脚は図 2-5-2 に示すようにアジャスターフットになっているが、それを取り外し Y4 レーザー架台上に固定するために新しい脚を調達し交換すること。その脚の高さは現在と同じにする必要があるため、シムを含め 78mm の高さとする。上記の脚は、専用取り付けプレート(新規で調達)を事前に Y4 レーザー架台上に溶接し、そのプレートにボルト固定すること。Y4 レーザー架台床とは電気的に積極的に接続する。取り付けに必要なボルト、ワッシャーは支給品ではないため、これらについても新しく調達すること。

その後、ブレッドボード上に専用のエンクロージャー(支給品)を取り付ける。エンクロージャーのフランジとP8出射レーザー管との間には支給品であるジャバラを取り付けること。図2-4-5 スペーサーの寸法案14図2-5-1 Y4レーザー架台上のブレッドボード位置図2-5-2 交換するブレッドボードのアジャスターフット152.6 その他の注意事項取り付け後に真空窓やミラーがむき出しになっている場所は、汚れがつかないように柔らかい素材の緩衝材をテープ等で貼り付けておくこと。2.7 試験検査試験項目 方法(試験目的を変えない範囲で変更しても良い(その場合、量研との協議が必要))合格基準1 外観検査 据付完了時点での外観を確認。本件によって設置した全ての物品について、性能を損なう程度のキズがないこと。固定した物品が堅牢に取り付けられていること。2 真空検査 立ち上げピット内のNW25付き管(真空窓付き)とY3レーザー架台上伝送管において、所定のNW25ポートからHe リーク試験を行う。検出感度(目標値)1x10-8 [Pam3/s]でリークがないことを確認する。以上