入札情報は以下の通りです。

件名(RE-13899)液体窒素供給装置の調整点検作業【掲載期間:2021-10-28~2021-11-17】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2021 年 10 月 28 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2021 年 10 月 28 日 19:14:02

公告内容

公告期間: ~()に付します。

1.競争入札に付する事項RE-13899仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,契約管理番号,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は 17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所入札及び開札の日時並びに場所R3.11.17(4)実施しない管理部契約課管理研究棟1階 入札室(114号室) 那珂研究所(4)R3.10.28茨城県那珂市向山801番地1(3)記(1)下記のとおり〒311-0193E-mail:TEL(2)(3)(1)契約管理番号nyuusatsu_naka@qst.go.jp那珂研究所14時00分請負令和3年10月28日液体窒素供給装置の調整点検作業令和4年3月31日029-270-7237履行場所履行期限一般競争入札入 札 公 告 (郵便入札可)(月)茨城県那珂市向山801番地1管理部長量子エネルギー部門 那珂研究所国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(水) 令和3年11月17日永井 紀子国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 那珂研究所令和3年12月6日前田 勝FAX 029-270-7293(2)件名内容(5)3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否7.落札者の決定方法8.その他その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、 入札説明書の交付を受けること。

本入札に関しての質問書は、 15:00までに上記問い合わせ先宛てに提出すること。 なお、質問に対する回答は、 中に当機構ホームページにおいて掲載する。

本件以外にも、当機構ホームページ(調達情報)において、今後の「調達予定情報」を掲載していますのでご確認ください。

(掲載箇所URL:https://www.qst.go.jp/site/procurement/)以上 公告する。

本契約締結にあたっては、当機構の定める契約書(契約金額が500万円以上の場合)もしくは請書(契約金額が200万円以上500万円未満の場合)を作成するものとする。

(木) 令和3年11月11日令和3年11月5日 (金)(1)この入札に参加を希望する者は、参考見積書等の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)(1)(5)(4)(2)(3)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

(5)国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

(2) 落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

液体窒素供給装置の調整点検作業仕様書国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子エネルギー部門 那珂研究所トカマクシステム技術開発部超伝導極低温機器開発グループ1. 一般仕様1.1 件名液体窒素供給装置の調整点検作業1.2 目的及び概要幅広いアプローチ活動の一環として実施されるサテライト・トカマク計画において、量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)那珂研究所のヘリウム圧縮機棟、高圧ガス配管ラック及び RF 増幅室Ⅲに設置された超伝導マグネット冷凍設備で使用される液体窒素供給装置について、調整点検作業を行う。本作業は、液体窒素供給装置について高圧ガス保安法(第 35 条)に基づく保安検査を受検するための定期自主検査及び保安検査受検のための調整点検作業を行い、機器の健全性を確認するものである。1.3 作業実施場所量研那珂研究所 ヘリウム圧縮機棟、高圧ガス配管ラック及びRF増幅室Ⅲ1.4 納期令和4年3月31日1.5 作業実施時期量研が行う保安検査以前に作業及び保安検査受検に必要な報告書の作成を完了すること。なお、保安検査は令和4年2月4日に予定されているので、これに合わせて事前検査作業を計画すること。1.6 作業内容(1) 対象機器液体窒素貯槽(R6505)、液体窒素用加圧蒸発器(EAL-300Z)、送ガス蒸発器(EAL-1000V)及び配管(表1及び図1に定める機器)(2) 調整点検項目イ) 外観検査ロ) 気密検査ハ) 安全弁作動検査ニ) 配管肉厚測定検査ホ) 圧力計比較検査ヘ) 不同沈下測定検査ト) 液面計零点確認検査チ) 断熱性能確認検査リ) 電源箱絶縁抵抗及び接地抵抗検査ヌ) 保安検査時作業ル) 報告書作成作業1.7 作業に必要な資格等非破壊検査技術者技量認定者1.8 支給品及び貸与品(1) 支給品電気及び水を無償にて支給する。支給場所、方法、時期などは量研と別途協議とする。(2) 貸与品本業務を遂行するために必要な液体窒素供給装置の完成図書、取扱説明書等を貸与する。貸与場所、方法、時期などは量研と別途協議とする。1.9 提出書類下表に示す書類を遅延なく提出すること。提出書類は、電子デ-タ化(Word、Excel、PDF形式)して電子媒体も提出すること。No. 書類名 提出期日等 部数 確認1 社内体制表 契約後速やかに下請負を含む社内体制と作業が実施される場所を記した書類。変更が生じた場合は、速やかに再提出すること。3部、及び電子ファイル不要2 再委託承諾願(量研指定様式)下請け作業開始2週間前までに(下請負等がある場合に提出のこと。)1部 要3 総括責任者届(総括責任者代理も含む。)現地作業開始1週間前 1式 不要4 打合せ議事録 打合せ後速やかに 3部、及び電子ファイル要5 全体工程表 契約後速やかに変更が生じた場合は、速やかに再提出すること。電子ファイル分は工程表を提出書類形式とすること。1部、及び電子ファイル不要6 作業従事者名簿 現地作業開始1週間前 3部、及び電子ファイル不要7 要領書 現地作業開始前作業要領、試験・検査要領等3部、及び電子ファイル要8 リスクアセスメント、KYK(危険予知活動記録)作業実施前 1部 不要9 作業日報現地作業実施日ごと 1部、及び電子ファイル不要10 保安検査用報告書作業終了後速やかに茨城県高圧ガス保安法関係申請・検査の手引(最新版)、高圧ガス保安協会、保安検査基準KHKS850-1(最新版)、及び定期自主検査指針KHKS1850-1(最新版)に基づいた構成で、試験・検査結果を含めてまとめること。また、試験実施者の非破壊検査技術者技量認定者の資格証明書の写しを添付すること。1部、及びDVD等の電子媒体(検査時の確認・証明用画像も含む。)不要11 報告書 納入時茨城県高圧ガス保安法関係申請・検査の手引(最新版)、高圧ガス保安協会、保安検査基準KHKS850-1(最新版)、及び定期自主検査指針KHKS1850-1(最新版)に基づいた構成で、試験・検査結果を含めてまとめること。また、試験実施者の非破壊検査技術者技量認定者の資格証明書の写しを添付すること。3部、及びDVD等の電子媒体(検査時の確認・証明用画像も含む。)不要(提出場所)量研 量子エネルギー部門 那珂研究所トカマクシステム技術開発部 超伝導極低温機器開発グループ(確認方法)「確認」は次の方法で行う。量研は、確認のために提出された書類を受領したときは、期限日を記載した受領印を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、確認しない場合には修正を指示し、修正等を指示しないときは、確認したものとする。ただし、再委託承諾願については、量研が確認後、書面にて回答する。1.10 検査条件2.技術仕様に示す作業の完了及び 1.9 に示す提出書類の完納を量研が確認した時をもって検査合格とする。1.11 適用法規・規程等受注者は作業の実施に当たって、次に掲げる関係法令及び所内規程を遵守するものとし、量研が安全確保のための指示を行ったときは、その指示に従うこと。(1) 高圧ガス保安法(2) 茨城県高圧ガス保安法関係申請・検査の手引(最新版)(3) 高圧ガス保安協会・保安検査基準KHKS0850-1(最新版)(4) 高圧ガス保安協会・定期自主検査指針KHKS1850-1(最新版)(5) 労働基準法及び労働安全衛生法(6) 消防法(7) 那珂研究所事故対策規則(8) 那珂研究所事故対策要領(9) その他の所内規程及び規則1.12 特記事項(1) 受注者は量研が量子科学技術の研究・開発を行う機関であるため、高い技術力及び高い信頼性を社会的に求められていることを認識し、量研の規程等を遵守し安全性に配慮し業務を遂行し得る能力を有する者を従事させること。(2) 作業の総括責任者は、量研担当者と常に綿密な連絡をとりながら作業を進めること。(3) 量研が貸与した物品は、受注者において善良な管理の下に使用するものとし、使用後は速やかに返却すること。(4) 作業後は、作業上操作した弁を戻す等、設備の正常復帰を必ず実施すること。(5) 本仕様書に記載されていない事項であっても、技術上当然必要と思われる事項については、量研担当者と協議の上、受注者の責任で実施すること。その他仕様書に定めのない事項については、量研と協議の上決定する。(6) 作業は、量研の定める通常の勤務時間内(9:00-17:30)に行うことを原則とする。1.13 グリーン購入法の推進(1) 本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。(2) 本仕様に定める提出書類(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであるものとする。2. 技術仕様2.1 調整点検項目(1) 外観検査表示、標識等の汚損、欠落及び設備本体、基礎等に強度上有害な腐食、変形、傷等が無いこと。

また、周囲の状況に異常が無いことを確認すること。なお、標識等に不具合が確認された場合、軽微な補修で対応可能なものは実施し、その他の場合速やかに量研担当者へ連絡すること。(2) 気密検査表 2 に示す各ライン(接続されている貯槽や蒸発器などを含む。)について常用の圧力以上の圧力を加えて漏えいの無いことを確認すること。漏えいが発見された場合、軽微な補修で対応可能なものは実施し、その他の場合速やかに量研担当者へ連絡すること。

なお、液体ライン遮断弁(EV1)から V270 のライン上にガスベントの PU-570、PU-571 があるので放出ラインを閉止すること。また、PU-571の放出ラインに校正された圧力計2個を準備し設置すること。(3) 安全弁作動検査表 3 に示す安全弁の作動検査を実施する。作動不良については、正常動作するように調整を実施すること。(4) 配管肉厚測定検査表 4 に示す機器について、肉厚測定を実施するものとする。貯槽及び付属配管類については、少なくても 2 点以上の検査を実施し、法定必要肉厚値以上であることを確認すること。なお、法定必要肉厚以下の減肉が確認された場合には、速やかに量研担当者へ連絡すること。(5) 圧力計比較検査表5に示す圧力計について、基準圧力計と比較検査を実施し、誤差が最小目盛りの1/2以下であることを確認する。また、機能上有害な腐食、変形、傷等が無いことを確認すること。なお、異常が確認された場合には、速やかに量研担当者へ連絡すること。(6) 不同沈下測定検査液体窒素貯槽について、沈下測定を実施し、異常の無いことを確認すること。なお、異常が確認された場合には、速やかに量研担当者へ連絡すること。(7) 液面計零点確認検査液体窒素貯槽に設置してある液体窒素液面計の零点を確認する。なお、異常が確認された場合には、速やかに量研担当者へ連絡すること。(8) 断熱性能確認検査貯槽の断熱性能を検査し、異常の無いことを確認する。検査方法は昇圧度測定とするが、昇圧度測定が実施できない状況となった場合は真空度測定を実施すること。(9) 電源箱絶縁抵抗及び接地抵抗検査絶縁抵抗は0.2MΩ以上、接地抵抗は100Ω以下であることを確認する。(10) 保安検査時作業定期自主検査後に行う棟外設備の茨城県高圧ガス保安検査受検時の気密試験などの作業を実施すること。(11) 報告書類の作成作業上記(1)~(10)項に示す作業の内容及び結果について、報告書(検査成績書を含む。)を作成し、提出すること。表1から表5に点検対象機器の仕様等を示す。また、図1に液体窒素貯槽類フロー図、図2に液体窒素配管フロー図、図3に肉厚測定箇所を示す。表1 液体窒素貯槽類 機器リスト(1)液体窒素貯槽(R6505)数量型式容量設計圧力(常用の圧力)設計温度(常用の温度)液受入口1基たて置き円筒型65m3本体:0.49+0.1013MPaG(0.49MPaG)-196~+40℃(-196℃)1口液面計、圧力計、及び安全弁等(2)加圧蒸発器(EAL-300Z)数量型式設計圧力(常用の圧力)設計温度(常用の温度)1基室温式0.49MPaG(0.49MPaG)-196~+40℃(-196℃)(3)送ガス蒸発器(EAL-1000V)数量型式設計圧力(常用の圧力)設計温度(常用の温度)1基室温式0.49MPaG(0.49MPaG)-196~+40℃(-196℃)表2 気密検査機器一覧表検査名称 常用の圧力MPa検査方法液体窒素受入ライン 1.8MPaG 石鹸水発泡検査表3 安全弁作動検査 機器一覧表設置位置 型式 機器番号 口径(A)設定圧力MPaG内槽(SV1) 揚程式 189S1 15 0.49液充てんライン(SV2) 揚程式 190S1 8 2.0加圧ライン(SV3) 揚程式 191S1 15 0.60送ガスライン(SV4) 全量式 192S1 25 0.60液体窒素供給ライン(SV5)揚程式 193S1 8 0.60液体窒素供給ライン(SV570)全量式 5052301 20 0.5表4 配管肉厚測定検査 機器一覧表No. 測定個所 常用の圧力MPaG口径mm計算最小肉厚(mm)公称肉厚mm1 液充てんライン 2.0 40A 0.38 2.82 液充てんライン 2.0 15A 0.17 2.13 液充てんライン 2.0 10A 0.14 1.654 上部液充てんライン 0.49 40A 0.1 2.85 下部液充てんライン 0.49 40A 0.1 2.86 放出ライン 0.49 40A 0.1 2.87 放出ライン 0.49 15A 0.06 2.18 送ガスライン 0.49 25A 0.07 2.89 検液ライン 0.49 15A 0.06 2.110 液面計ライン 0.49 φ9.53 0.03 1.011 液面計ライン 0.49 φ9.53 0.03 1.012 加圧蒸発器入口ライン 0.49 20A 0.06 2.113 加圧蒸発器出口ライン 0.49 25A 0.07 2.814 加圧蒸発器出口ライン 0.49 15A 0.06 2.115 加圧蒸発器出口ライン 0.49 φ9.53 0.02 1.0液払出ライン 0.49MPaG 石鹸水発泡検査蒸発器ライン 0.49MPaG 石鹸水発泡検査貯槽ライン 0.49MPaG 石鹸水発泡検査液体窒素供給ライン 0.49MPaG 石鹸水発泡検査表5 圧力計比較検査 機器一覧表設置位置 製造番号 最大目盛 最小目盛貯槽(PG1) 4306557 1MPa 0.02MPa送ガス(PG2) 4306558 1MPa 0.02MPa貯槽圧力伝送器(PT570)2395182112 1MPa(4-20mA)基準値±0.001% FS図1 液体窒素貯槽類フロー図図2 液体窒素配管フロー図図3 肉厚測定箇所