入札情報は以下の通りです。

件名(RE-16059)ITER赤外サーモグラフィー開発用反射防止膜付きシリコン及びセレン化亜鉛窓板の製作【掲載期間:2021-11-19~2021-12-9】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2021 年 11 月 19 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2021 年 11 月 19 日 19:15:43

公告内容

公告期間: ~ ( )に付します。

1.競争入札に付する事項RE-16059仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,契約管理番号,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は 17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所入札及び開札の日時並びに場所令和 3 年 12 月 24 日前田 勝FAX 029-270-7293(2)件 名内 容(5)入 札 公 告 (郵便入札可)(金)茨城県那珂市向山801番地1管 理 部 長量子エネルギー部門 那珂研究所国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(木) 令和 3 年 12 月 9 日米原 有希子国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 那珂研究所ITER赤外サーモグラフィー開発用反射防止膜付きシリコン及びセレン化亜鉛窓板の製作令和4年3月8日029-270-7143履 行 場 所履 行 期 限一般競争入札16時30分製造請負令和3年 11月 19日(1)下記のとおり〒311-0193E-mail:TEL(2)(3)(1)契約管理番号nyuusatsu_naka@qst.go.jp那珂研究所R3.12.9(4)実 施 し な い管理部契約課管理研究棟1階 入札室(114号室) 那珂研究所(4)R3.11.19茨城県那珂市向山801番地1(3)記3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否7.落札者の決定方法8.その他その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、 入札説明書の交付を受けること。

本入札に関しての質問書は、 15:00までに上記問い合わせ先宛てに提出すること。 なお、質問に対する回答は、 中に当機構ホームページにおいて掲載する。

本件以外にも、当機構ホームページ(調達情報)において、今後の「調達予定情報」を掲載していますのでご確認ください。

(掲載箇所URL:https://www.qst.go.jp/site/procurement/)以上 公告する。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

(2) 落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(2)(1)(2)(3)(4)(1)(4)(2)(3)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

(5) 本契約締結にあたっては、当機構の定める契約書(契約金額が500万円以上の場合)もしくは請書(契約金額が200万円以上500万円未満の場合)を作成するものとする。

(木) 令和3年12月2日令和3年11月26日 (金)(1)この入札に参加を希望する者は、参考見積書等の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)(1)(5)

ITER赤外サーモグラフィー開発用反射防止膜付きシリコン及びセレン化亜鉛窓板の製作仕 様 書国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子エネルギー部門那珂研究所ITERプロジェクト部 計測開発グループ目次1. 一般仕様.. 11.1. 件名.. 11.2. 目的.. 11.3. 契約範囲.. 11.3.1. 契約範囲内.. 11.3.2. 契約範囲外.. 11.4. 納期.. 11.5. 納入場所.. 11.6. 検査条件.. 11.7. 提出図書.. 11.8. 納品物一覧.. 21.9. 支給品.. 31.10. 貸与品.. 31.11. 品質管理.. 31.12. 適用法規・規格基準.. 31.13. 技術情報及び成果公開.. 31.13.1. 技術情報の開示制限.. 31.13.2. 成果の公開.. 31.13.3. 産業財産権等の取扱い.. 31.14. グリーン購入法の推進.. 31.15. 協議.. 42. 技術仕様.. 52.1. 概要.. 52.2. 反射防止膜(ARコート)の設計.. 52.2.1. 設計仕様.. 52.2.2. 設計計算書.. 52.3. 製作物仕様.. 52.3.1. 無水石英を最終層としたARコート付きシリコン(Si)窓板.. 52.3.2. フッ化イッテルビウム(YbF3)を最終層としたARコート付きシリコン(Si)窓板.. 62.3.3. フッ化マグネシウム(MgF2)を最終層としたARコート付きセレン化亜鉛 (ZnSe)窓板.. 62.4. 試験・検査.. 711.一般仕様1.1. 件名ITER赤外サーモグラフィー開発用反射防止膜付きシリコン及びセレン化亜鉛窓板の製作1.2. 目的ITER計画において、日本はITER赤外サーモグラフィー(以下「赤外サーモグラフィー」という。)を調達し、量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)ではその開発を進めている。同サーモグラフィーの測定精度を向上させるためには、使用するレンズなどの光学素子の表面での反射を極力低減させることにより各光学素子の透過率を最大限に高めることが必要不可欠である。本件では、シリコン(Si)及びセレン化亜鉛(ZnSe)の窓板に最適な反射防止膜(ARコート)を設計しARコート付き窓板を製作する。1.3. 契約範囲1.3.1. 契約範囲内1) 第2.2項に示す製作物の納入 1式2) 第1.7項に示す提出図書の作成 1式3) 第2.4項に示す製作物の検査 1式1.3.2. 契約範囲外1) 1.3.1項記載の契約範囲内に記載なきもの1.4. 納期令和4年 3月8日1.5. 納入場所〒311-0193 茨城県那珂市向山801-1量研那珂研究所 計測開発グループ1.6. 検査条件1.5項に示す場所に1.8項に定める納入物を納入し、量研による員数検査、外観検査及び1.7項に定める提出図書の確認をもって合格とする。1.7. 提出図書受注者は、表 1に示す図書を提出すること。2表 1:提出図書一覧図書名 提出時期 部数 確認反射防止膜設計計算書 製作開始2週間前までに 1 部 要製作確認図面 製作開始2週間前までに 1 部 要試験検査要領書 検査2週間前までに 1 部 要試験検査成績書 検査後速やかに 1 部 不要製作完成図面納入時※製作確認図面と相違がある場合に提出のこと。1 部 不要再委託承諾願(量研指定様式)作業開始2週間前まで※再委託がある場合に提出のこと。1 部 要打合せ議事録 打合せ後速やかに 1 部 要提出図書は、紙媒体の他、電子メール又は量研機構のオンラインストレージシステムによっても提出すること。(提出場所)1.5項と同じ。(確認方法)「確認」は次の方法で行う。量研は、確認のために提出された図書を受領したときは、期限日を記載した受領印を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、受理しない場合には 修正を指示し、修正を指示しないときは、受理したものとする。ただし、再委託承諾願(量研指定様式)については、量研の確認後、受注者へ書面にて回答するものとする。1.8. 納品物一覧1) 1.7項に定める提出図書 1式2) 無水石英を最終層としたARコート付きシリコン(Si)窓板(ア) 直径15 mm、厚さ3 mmのタイプ: 6枚(イ) 直径15 mm、厚さ1 mmのタイプ: 5枚(ウ) 直径50.8 mm、厚さ5 mmのタイプ: 1枚3) フッ化イッテルビウム(YbF3)を最終層としたARコート付きシリコン(Si)窓板(ア) 直径15 mm、厚さ3 mmのタイプ: 6枚(イ) 直径15 mm、厚さ1 mmのタイプ: 5枚(ウ) 直径50.8 mm、厚さ5 mmのタイプ: 1枚4) フッ化マグネシウム(MgF2)を最終層としたARコート付きセレン化亜鉛 (ZnSe)窓板(ア) 直径15 mm、厚さ3 mmのタイプ: 6枚(イ) 直径15 mm、厚さ1 mmのタイプ: 5枚(ウ) 直径50.8 mm、厚さ5 mmのタイプ: 1枚31.9. 支給品なし。1.10. 貸与品なし。1.11. 品質管理受注者は、本契約に係る製作及び試験検査に関する全ての工程において十分な品質管理を行うこととする。1.12. 適用法規・規格基準本契約に係る全ての作業工程においては、以下の法規・規格基準等を適用又は準用して行うこと。5) 労働安全衛生法6) 日本産業規格7) その他受注業務に関し、適用又は準用すべき全ての法規・規格基準等1.13. 技術情報及び成果公開本契約に関して発生する技術情報及び成果公開の取扱いは以下によるものとする。1.13.1. 技術情報の開示制限受注者は、本契約を実施することによって得た技術情報を第三者に開示しようとするときは、あらかじめ書面による量研の承認を得なければならないものとする。量研が、本契約に関しその目的を達成するために受注者の保有する技術情報を了知する必要が生じた場合は、量研と受注者との協議の上、受注者は当該技術情報を無償で量研に提供するものとする。1.13.2. 成果の公開受注者は、本契約に基づく業務の内容及び成果について、発表若しくは公開し、又は特定の第三者に提供しようとするときは、あらかじめ書面による量研の承認を得なければならないものとする。1.13.3. 産業財産権等の取扱い産業財産権等の取扱いについては、別添-2「産業財産権等の取扱いについて」に示すとおりとする。1.14. グリーン購入法の推進(1) 本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。4(2) 本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。1.15. 協議本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量研と協議のうえ、その決定に従うものとする。52.技術仕様2.1. 概要シリコン(Si)及びセレン化亜鉛(ZnSe)の基板に最適な反射防止膜(ARコート)を設計し、設計に沿ってARコート付き窓板を製作する。2.2. 反射防止膜(ARコート)の設計2.2.1. 設計仕様以下の条件を満たす設計を行うものとする。

(1) 表面反射率:5%以下(波長範囲:1.3 m - 4.5 m)(2) 種類:i) シリコン(Si)基板に対して・無水石英を最終層としたARコート・フッ化イッテルビウム(YbF3)を最終層としたARコートii) セレン化亜鉛(ZnSe)基板に対して・フッ化マグネシウム(MgF2)を最終層としたARコート2.2.2. 設計計算書製作開始前に以下の項目について記載した反射防止膜設計計算書を提出し、量研の確認をとること。(1) 設計の際の仮定(条件)(2) 2.2.1.項に記したそれぞれのARコートに対する表面の分光反射率設計結果2.3. 製作物仕様2.2項での設計に沿って以下の物を製作するものとする。2.3.1. 無水石英を最終層としたARコート付きシリコン(Si)窓板(1) 基板の材料: シリコン(Si)(2) 基板の表面平行度:< 1分(3) 外形形状及び枚数:• 形状:平面円盤• 直径/厚さ/枚数:15 mm + 0 - 0.1 mm / 3.0 mm ±0.3 mm / 6 枚• 直径/厚さ/枚数:15 mm + 0 - 0.1 mm / 1.0 mm ±0.3 mm / 5 枚• 直径/厚さ/枚数:50.8 mm + 0 - 0.1 mm / 5.0 mm ±0.3 mm / 1 枚(4) コーティング:• 基板の上に2.2項で設計した無水石英を最終層としたコーティングを施す。• コーティング対象面:裏表の両面• コーティング有効径: 12 mm 以上(直径15 mm + 0 - 0.1 mmの窓板に対して)47 mm 以上(直径50.8 mm + 0 - 0.1 mmの窓板に対して)コーティング密着度:2.4. (3) 項のテープテストに示す方法で試験を行いコーティングが剥離しないか確認すること。(5) 反射率:• 1.3 m~4.5 mの範囲における平均値(片面あたり) : 5% 以下6(6) 面精度:• PV値:4 m 以内(有効径内全域)(7) 梱包:• コーティング面が直接接触しないような容器に収納し納入すること。2.3.2. フッ化イッテルビウム(YbF3)を最終層としたARコート付きシリコン(Si)窓板(1) 基板の材料: シリコン(Si)(2) 基板の表面平行度:< 1分(3) 外形形状及び枚数:• 形状:平面円盤• 直径/厚さ/枚数:15 mm + 0 - 0.1 mm / 3.0 mm ±0.3 mm / 6 枚• 直径/厚さ/枚数:15 mm + 0 - 0.1 mm / 1.0 mm ±0.3 mm / 5 枚• 直径/厚さ/枚数:50.8 mm + 0 - 0.1 mm / 5.0 mm ±0.3 mm / 1 枚(4) コーティング:• 基板の上に2.2項で設計したフッ化イッテルビウム(YbF3)を最終層としたコーティングを施す。• コーティング対象面:裏表の両面• コーティング有効径: 12 mm 以上(直径15 mm + 0 - 0.1 mmの窓板に対して)47 mm 以上(直径50.8 mm + 0 - 0.1 mmの窓板に対して)コーティング密着度:2.4. (3) 項のテープテストに示す方法で試験を行いコーティングが剥離しないか確認すること。(5) 反射率:• 1.3 m~4.5 mの範囲における平均値(片面あたり) : 5% 以下(6) 面精度:• PV値:4 m 以内(有効径内全域)(7) 梱包:• コーティング面が直接接触しないような容器に収納し納入すること。2.3.3. フッ化マグネシウム(MgF2)を最終層としたARコート付きセレン化亜鉛 (ZnSe)窓板(1) 基板の材料: セレン化亜鉛 (ZnSe)(2) 基板の表面平行度:< 1分(3) 外形形状及び枚数:• 形状:平面円盤• 直径/厚さ/枚数:15 mm + 0 - 0.1 mm / 3.0 mm ±0.3 mm / 6 枚• 直径/厚さ/枚数:15 mm + 0 - 0.1 mm / 1.0 mm ±0.3 mm / 5 枚• 直径/厚さ/枚数:50.8 mm + 0 - 0.1 mm / 5.0 mm ±0.3 mm / 1 枚(4) コーティング:• 基板の上に2.2項で設計したフッ化マグネシウム(MgF2)を最終層としたコーティングを施す。• コーティング対象面:裏表の両面7• コーティング有効径: 12 mm 以上(直径15 mm + 0 - 0.1 mmの窓板に対して)47 mm 以上(直径50.8 mm + 0 - 0.1 mmの窓板に対して)コーティング密着度:2.4. (3) 項のテープテストに示す方法で試験を行いコーティングが剥離しないか確認すること。(5) 反射率:• 1.3 m~4.5 mの範囲における平均値(片面あたり) : 5% 以下(6) 面精度:• PV値:4 m 以内(有効径内全域)(7) 梱包:• コーティング面が直接接触しないような容器に収納し納入すること。2.4. 試験・検査試験検査は、製品納品前に本契約で作成する試験検査要領書に従って実施するものとし、結果を試験検査成績書にまとめること。検査成績書には、使用した機器の情報(メーカー名、型番等)を記載すること。(3) 外観検査• 有害な変形、傷、汚れが無いことを確認すること。(4) 寸法検査• 製作確認図面と相違ないことを確認すること。(5) 性能検査以下の項目を確認すること。• 反射率:1.3 m~4.5 mの範囲における平均値が5% 以下であることを確認する。また、評価すべき入射角は5°または10°のこと。• 面精度 (PV値):4 m以内(全試験体のコーティング有効径内全域に対して検査すること。)• テープテスト:- ARコート最終層の材質が異なった3種類の窓板の内、径15 mmで厚さ3mmの窓板について各1枚を選びテープテストを実施しコーティング密着性を評価すること。- テープテストはJIS B 7080-4 の第6項 密着試験(条件方法 02)によること。その厳しさに関する規格は、JIS B 7080-3 の第4項に記載の環境耐久性試験のうち、区分Cにおける密着試験において標準的と見なされている厳しさ、とすること。

ただし、試験にカプトンテープを使用してよい。- テープテストした試験体については、その旨を試験体に明記のこと。以上