入札情報は以下の通りです。

件名(RE-17005)炭素イオンビーム伝送システムの移設作業【掲載期間:2022-11-25~2022-12-14】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2022 年 11 月 25 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2022 年 11 月 25 日 19:38:52

公告内容

公告期間: ~ ( )に付します。

1.競争入札に付する事項仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は 17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所入札及び開札の日時並びに場所令和4年12月26日令和5年3月31日0774-71-3111履行場所履行期限(月)京都府木津川市梅美台八丁目1番地715時00分請負(2)(3)羽石 明博京都府木津川市梅美台八丁目1番地7実 施 し な いFAX 0774-71-3072(2)件 名酒井 克旗入 札 公 告炭素イオンビーム伝送システムの移設作業R4.11.25管 理 部 長量子ビーム科学部門 関西光科学研究所国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(水) 令和4年12月14日管理部経理・契約課内 容(4)国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所(木津地区)nyuusatsu_kansai@qst.go.jp(4)管理棟中会議室 関西光科学研究所(木津地区)(3)記一般競争入札(1)下記のとおり〒619-0215E-mail:TEL(1)R4.12.14令和4年11月25日関西光科学研究所(木津地区)3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否 要7.落札者の決定方法8.その他その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、 入札説明書の交付を受けること。

17:00までに中に当機構ホームページにおいて掲載する。

以上 公告する。

(2)(1)(2)(3)国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

(4) 令和4年12月5日 (月)令和4年12月9日上記問い合わせ先宛てに質問書を提出すること。 なお、質問に対する回答は(金)本入札に関して質問がある場合には予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)(1)(5)(4)(1)(1)国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

(2)落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(2)(3)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

この入札に参加を希望する者は、入札書の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

仕様書1.件 名 炭素イオンビーム伝送システムの移設作業2.数 量 1式3.⽬ 的 レーザー駆動イオン加速⼿法によって加速された炭素イオンビーム伝送の設計精度を向上させるため、量⼦科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)関⻄光科学研究所(以下「関⻄研」という。)実験棟C104室(以下「C104」という。)に⼤型の電磁⽯を複数台設置し、設計値と実測値の⽐較データを取ることにしている。本件は、その実験に利⽤する⼤型電磁⽯群を、播磨地区にあるSPring-8線型加速器棟から関⻄研C104に移設(輸送・設置)するものである。4.履⾏期限 令和5年3⽉31 ⽇5.履⾏場所(搬出元)兵庫県佐⽤郡佐⽤町光都1-1-1⼤型放射光施設(SPring-8) 線形加速器棟(搬⼊先)京都府⽊津川市梅美台8-1-7量研 関⻄研 C1046.作業内容 ①輸送作業について表1,表2に記載されている電磁⽯(5台)および電磁⽯電源(9台)を SPring-8 の配置場所(電磁⽯電源は2階電源室、電磁⽯は1階加速管室L1ビームライン部:図1)から取り外したうえで、関⻄研C104に設置すること。電磁⽯電源に関しては、輸送中の振動による故障を防⽌するために、エアサス⾞で輸送すること。搬出時、2階部のクレーン等は利⽤可能である。1階部はクレーンが利⽤できない部分に電磁⽯が設置されているために、本仕様書範囲の作業にて電磁⽯を搬出⼝まで移動させた上で、輸送⽤トラック等に積み込むこと。なお、SPring-8線型加速器棟 1 階・2階部ともに搬出経路に関しては、輸送トラックまで床養⽣を⾏って建屋を保護すること。なお、線型加速器棟1階は放射線管理区域設定がされているため、作業に関わる作業員は下記11項(2)に記載されている放射線業務従事者登録を⾏うこと。表1: SPring-8線型加速器1階 加速管室内の電磁⽯仕様SPring-8での名称 電源/磁⽯区分 ⼨法(mm) 重量(kg) 架台 エアサス対応BM1-L1(電磁⽯) 偏向電磁⽯ 850(W)x1550(H)x1140(D) 2150 磁⽯架台有 不要BM2-L1(電磁⽯) 偏向電磁⽯ 850(W)x1550(H)x1140(D) 2150 磁⽯架台有 不要QM1-L1(電磁⽯) 四重極電磁⽯ 570(W)x1510(H)x480(D) 315 磁⽯架台有 不要QM2-L1(電磁⽯) 四重極電磁⽯ 570(W)x1510(H)x480(D) 315 磁⽯架台有 不要QT1-L1(電磁⽯) 三連型四重極電磁⽯ 558(W)x1520(H)x687(D) 675 磁⽯架台有 不要表2: SPring-8線型加速器2階 電源室内の電磁⽯電源仕様SPring-8での名称 電源/磁⽯区分 ⼨法(mm) 重量(kg) 設置 電源仕様エアサス対応BM_L1_1(電源) 偏向電磁⽯電源 720(W)x1140(H)x780(D) 260 ⾃⽴型 ±50V,±215A 要BM_L1_2(電源) 偏向電磁⽯電源 720(W)x1140(H)x780(D) 260 ⾃⽴型 ±50V,±215A 要QM_L1_1(電源) 四重極電磁⽯電源 430(W)x550(H)x590(D) 110 据え付け式 0-15V,160A 要QM_L1_2(電源) 四重極電磁⽯電源 430(W)x550(H)x590(D) 110 据え付け式 0-15V,160A 要QT_D_M_16_1(電源) 三連型四重極電磁⽯電源 430(W)x1100(H)x590(D) 190 ⾃⽴型 0-25V,125A 要QT_F_M_16_1(電源) 三連型四重極電磁⽯電源 430(W)x1100(H)x590(D) 190 ⾃⽴型 0-25V,125A 要QT_D_M_18_1(電源) 三連型四重極電磁⽯電源 430(W)x1100(H)x590(D) 190 ⾃⽴型 0-25V,125A 要PAD35-200LT(電源) 三連型四重極電磁⽯電源 430(W)x1100(H)x590(D) 190 ⾃⽴型 0-40V,200A 要PAD35-300LPT(電源) 三連型四重極電磁⽯電源 430(W)x1100(H)x590(D) 190 ⾃⽴型 0-40V,200A 要図1:SPring-8線型加速器棟の1階、2階概略図と、L1ビームライン装置配置図2~図4には各電磁⽯の概要図⾯を⽰す。輸送後、関⻄研C104に設置する際には、SPring-8に設置されていた位置関係で再現よく設置させる必要があるため、取り外し時には各電磁⽯の距離関係などを詳細に記録しておくこと。また、四重極および三連四重極電磁⽯の取り外しに関しては、別添1の⼿順を参考にすること。図2: 偏向電磁⽯概略図⾯図3: 四重極電磁⽯概略図⾯図4: 三連四重極電磁⽯概略図⾯②設置作業について関⻄研C104に電磁⽯を設置する際には、床⾯耐荷重分散のために、アンカーボルトによって床⾯に固定された鉄製の耐荷重分散板(SS400塗装仕上げ、電磁⽯および耐荷重分散板ともアンカー固定できるような構造)を製作し、その上に電磁⽯を設置すること。耐荷重分散板のサイズおよび枚数は下記の通り。・BM⽤耐荷重拡散板: 1500x750x15(㎜) 2枚・QM⽤耐荷重拡散板: 1300x700x15(㎜) 1枚・QT1⽤耐荷重拡散板: 1050x800x15(㎜) 1枚・QT2⽤耐荷重拡散板: 1200x800x15(㎜) 1枚荷重分散板には、設置前に電磁⽯⽀柱の固定ネジ間隔に⼀致したネジ⽳加⼯を施し、また分散版⾃⾝を床に固定するための抜き⽳を⽤意しておくこと。これらを建屋床⾯に固定する際には、抜き⽳を使い床⾯にアンカーボルトで固定すること。設置は、設置計画図⾯を⽤いて発注者と⼗分に最終確認をしたのちに、図5・図6に⽰される場所に⾏うこと(図6中の TP1 装置および QT2装置は、量研が所有するものを設置すること)。なお、関⻄研実験棟内の搬⼊経路は、輸送トラックから実験室内設置場所(クレーン部下)まで床養⽣を⾏って建屋通路を保護すること。電磁⽯電源は図7に⽰すように関⻄研 C104 の地下部に発注者が指⽰するグレーチングから地下に下したうえで設置すること。QM⽤2台の電磁⽯電源およびQT2⽤3台の電磁⽯電源はQSTが⽤意するラック内に固定すること。ビーム軸⾼さは床⾯から1210㎜(荷重分散板15㎜含んだ⾼さ)で電磁⽯の磁場中⼼を通るように電磁⽯をトランシットにて粗アライメント(1ミリ程度の誤差は許容)したうえで、量研所有のビームダクトを電磁⽯内にガスケット(本仕様の範囲)を⼊れて接続し、真空状態が保てるようにすること。図5:関⻄研C104内電磁⽯および分散板の設置位置概略(地上部)図6:電磁⽯および分散板の位置(地上部)図7:地下部での電磁⽯電源設置位置③配線作業について設置された電磁⽯電源と電磁⽯に対して、「分電盤−電磁⽯電源−電磁⽯」と、通電可能な状態には電⼒ケーブルを配線すること。配線は、表3に書かれている仕様相当品の電線にて分電盤から電磁⽯まで接続すること。配線は、発注者が指⽰するグレーチングを加⼯し電⼒ケーブルを地下に導き、各分電盤および電磁⽯電源と繋ぐこと。各電磁⽯電源と磁⽯間とのインターロック制御信号(冷却⽔、磁⽯温度接点)を配線すること。

表3: 配線仕様について名称 電磁⽯電源/磁⽯区分出⼒ケーブル太さ:電源〜電磁⽯(電気設備基準準拠のこと)⼊⼒ケーブル:分電盤〜電源(電気設備基準準拠のこと)⼊⼒電⼒関⻄研での使⽤分電盤BM_L1_1(電源)偏向電磁⽯電源≧80mm2x2c ⻑さ:7.5m以上CVケーブル≧38mm2x4c ⻑さ:11.0m以上(4cのうち1cは設置線)3相20kVAE-2A-6 A1 (200V-100A-3φ)BM_L1_2(電源)偏向電磁⽯電源≧80mm2x2c ⻑さ:7.5m以上CVケーブル≧38mm2x4c ⻑さ:11.0m以上(4cのうち1cは設置線)3相20kVAE-2A-6 A2 (200V-100A-3φ)QM_L1_1(電源)四重極電磁⽯電源≧80mm2x2c ⻑さ:8.2m以上CVケーブル≧14mm2x4c ⻑さ:10.5m以上⼊⼒直前で5.5mm2x4c変換(4cのうち1cは設置線)3相12.2kVAE-2A-6 A3 (200V-50A-3φ)QM_L1_2(電源)四重極電磁⽯電源≧80mm2x2c ⻑さ:8.2m以上CVケーブル≧14mm2x4c ⻑さ:10.5m以上⼊⼒直前で5.5mm2x4c変換(4cのうち1cは設置線)3相12.2kVAE-2A-6 A4 (200V-50A-3φ)QT_D_M_16_1(電源)三連型四重極電磁⽯電源≧60mm2x2c ⻑さ:9.5m以上CVケーブル≧14mm2x4c ⻑さ:10.0m以上(4cのうち1cは設置線)3相5.6kVAE-2A-6 A5 (200V-50A-3φ)QT_F_M_16_1(電源)三連型四重極電磁⽯電源 ≧60mm2x2c ⻑さ:10.2m以上≧14mm2x4c ⻑さ:9.5m以上(4cのうち1cは設置線)3相5.6kVAE-2A-6 A6-1 (200V-30A-3φ)QT_D_M_18_1(電源)三連型四重極電磁⽯電源 ≧60mm2x2c ⻑さ:10.5m以上≧14mm2x4c ⻑さ:10.0m以上(4cのうち1cは設置線)3相5.6kVAE-2A-6 A6-2 (200V-30A-3φ)QT2_1(電源)三連型四重極電磁⽯電源≧22mm2x2c ⻑さ:10.0m以上CVケーブル≧8mm2x3c ⻑さ:11.8m以上(3cのうち1cは設置線)単相1.0kVAE-2A-5 C1 (100V-30BA-1φ)QT2_2(電源)三連型四重極電磁⽯電源≧22mm2x2c ⻑さ:10.7m以上CVケーブル≧8mm2x3c ⻑さ:12.3m以上(3cのうち1cは設置線)単相1.0kVAE-2A-5 C2 (100V-30A-1φ)QT2_3(電源)三連型四重極電磁⽯電源≧22mm2x2c ⻑さ:11.5m以上CVケーブル≧8mm2x3c ⻑さ:12.8m以上(3cのうち1cは設置線)単相1.0kVAE-2A-5 C3 (100V-30A-1φ)各電源〜各磁⽯間の配線は床⾯に電⼒ケーブルが直接設置されないようにラック(地下部から地上部までの⽴ち上がり含)を⽤意しラック内にケーブルを敷設すること調達納期や経済性を考え、ケーブルを3cもしくは2cにして、アースは各電源とも別配線にすることも可7.提出図書 設置計画図⾯(作業前に提出、担当者による確認を受けること) 3 部⼯程表(作業前に提出、担当者による確認を受けること) 3部完成図⾯ 3 部8.検 査 第7項に定める提出図書の完納および第6項の作業終了後、量研職員が以下の検査を⾏い、所定の要件を満たしていることを確認したことをもって検査合格とする。(1)外観検査:⽬視により、傷、汚れがないことを確認する。(2)性能試験:SPring-8と同じ位置に電磁⽯が置かれていることを確認する。配線を⾏った部分に対し、漏電なく通電できていることを確認する。(3)員数検査:第 6 項に規定する仕様にて装置が輸送・設置されていることを確認する。9.契約不適合責任 契約不適合責任については、契約条項のとおりとする。10.グリーン購⼊法の推進(1)本契約において、グリーン購⼊法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適合する環境物品(事務⽤品、OA機器等)が発⽣する場合は、これを採⽤するものとする。(2)本仕様に定める提出図書(納⼊印刷物)については、グリーン購⼊法の基本⽅針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。11.その他 (1)本契約に係る作業にあたっては、量研担当者及び受注者の両者が事前に⼗分な打ち合わせを⾏い、疑義が⽣じた場合は両担当者が協議の上、問題の解決を図ることとする。(2)「電気事業法」及び「関⻄光科学研究所電気⼯作物保安規程」を遵守すること。(3)電磁⽯の設置場所は、放射線作業管理区域である。管理区域内で作業を⾏う者は、理研播磨地区での放射線業務従事者の登録⼿続きを完了させた上で作業を⾏うこと。(理研播磨地区内での管理区域で作業は、受注者において放射線業務従事者に登録されている作業員が求められる。そのため、受注者内に放射線取扱主任者がいない、また教育訓練を受講できない場合は、外部の安全教育訓練実施機関等※参考を利⽤した上で、理研播磨地区での従事者登録に必要な「電離放射線健康診断・放射線教育訓練・個⼈線量計持参」等の要件を全て満たす必要がある。)※参考:安全教育訓練および放射線業務従事者管理補助業務実施機関・(株)千代⽥テクノル 03-3816-2931・スプリングエイトサービス(株) 0791-58-0824(要求者)部課(室)名:関⻄光科学研究所 光量⼦科学研究部⽒ 名:榊 泰直別添1