入札情報は以下の通りです。

件名(RE-02514)ITERジャイロトロン試験用高圧開閉器盤の整備【掲載期間:2024-05-24~2024-06-12】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2024 年 5 月 24 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2024 年 5 月 24 日 19:52:10

公告内容

公告期間: ~()に付します。

1.競争入札に付する事項仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び入札書等の提出場所並びに問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,契約管理番号,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は の17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所参考見積書類及び技術審査資料 の提出期限入札及び開札の日時及び場所国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構R6.5.24入 札 公 告 (郵便入札可)R6.6.12 製造請負ITERジャイロトロン試験用高圧開閉器盤の整備(1)一般競争入札 下記のとおりRE-02514令和6年5月24日(3)(4)(5)(2)記茨城県那珂市向山801番地1nyuusatsu_naka@qst.go.jp契約管理番号茨城県那珂市向山801番地1E-mail:TEL那珂フュージョン科学技術研究所管理部契約課件名内容〒311-0193管理部長 松田 好広FAX 050-3730-8549令和6年7月9日(火)管理研究棟1階 入札室(114号室) 那珂フュージョン科学技術研究所令和6年6月13日(木) 15時00分13時30分実施しない令和6年6月12日029-210-2391(水)(3)(5)令和7年3月24日国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 那珂フュージョン科学技術研究所履行期限滝口 健二那珂フュージョン科学技術研究所(1)(2)履行場所(4)3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否7.落札者の決定方法8.その他その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、 入札説明書の交付を受けること。

本入札に関しての質問書は、 15:00までに上記問い合わせ先宛てに提出すること。なお、質問に対する回答は 中に当機構ホームページにおいて掲載する。

本件以外にも、当機構ホームページ(調達情報)において、今後の「調達予定情報」を掲載していますのでご確認ください。

(掲載箇所URL:https://www.qst.go.jp/site/procurement/)以上 公告する。

(2)(1)(2)(3)(4)(1)(1)(2) 落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(4) 令和6年5月30日 (木)(2)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

(3)(1)この入札に参加を希望する者は、参考見積書等の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

令和6年6月5日 (水) 技術審査に合格し、予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)(5)(5) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

本契約締結にあたっては、当機構の定める契約書(契約金額が500万円以上の場合)もしくは請書(契約金額が200万円以上500万円未満の場合)を作成するものとする。

ITERジャイロトロン試験用高圧開閉器盤の整備仕様書国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構那珂フュージョン科学技術研究所ITERプロジェクト部 RF加熱開発グループ- 1 -第1章 一般仕様1.件名ITERジャイロトロン試験用高圧開閉器盤の整備2.目的量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)那珂フュージョン科学技術研究所では、ITER サイトのジャイロトロン用電源と同等の性能を有する多段モジュールのPulse Step Modulator制御を用いた高安定出力と高精度制御の高電圧電源装置を導入し、ITER ジャイロトロンの性能確認試験に必要なジャイロトロン電源システムを構築している。本件では、ジャイロトロン電源システムの給電に必要な高圧電源設備である高圧開閉器盤を整備する。3.契約範囲ITERジャイロトロン試験用高圧開閉器盤の整備 一式4.作業場所及び納入条件4.1 作業場所茨城県那珂市向山801-1量研 那珂フュージョン科学技術研究所 JT-60付属実験棟4.2 納入条件据付調整後渡し5.納期令和7年3月24日ただし、JT-60 付属実験棟での作業時期及び作業期間については、受注者と量研で打合せを行い、JT-60付属実験棟の実験及び作業スケジュールに影響の出ない日程を組むものとする。6.支給品及び貸与品6.1 支給品JT-60付属実験棟での現場作業に必要な電力(100V、200V)及び水(上水、工業用水)は、作業現場付近にて支給する。6.2 貸与品無し- 2 -7.提出書類受注者は、下記の書類を提出すること。書類名 提出時期 部数 電子版 確認1 全体工程表 契約後速やかに 3部 不要 要2 作業要領書 作業着手前 3部 不要 要3 確認図 製作又は作業着手前 3部 不要 要4試験検査要領書(工場及び現地)試験検査着手前 3部 不要 要5 設計計算書 製作着手前 3部 要 要6完成図書※1(作業報告書、試験検査報告書、完成図、取扱説明書、設計計算書を含む)納入時 3部 要 不要7 再委託承諾願※2 作業開始2週間前 1部 不要 要8外国人来訪者票(量研指定様式)入構の2週間前まで(外国籍の者、又は、日本国籍で非居住者の者の入構がある場合に電子メール又は量研指定のファイル共有システムで提出すること。)1部 要 不要9その他量研が要求する書類都度協議都度協議都度協議都度協議※1:電子データのうち完成図については、DXFまたは DWG 形式のデータファイル及び PDF 形式のデータファイルの両方を提出すること。また、その他の電子データについては、MS-Office 2013 以降の形式のデータファイルまたは PDF形式のデータファイルにて提出すること。※2:下請負等がある場合に提出のこと。(量研指定様式)(提出場所)量研 那珂フュージョン科学技術研究所 ITERプロジェクト部 RF加熱開発グループ(確認方法)「確認」は次の方法で行う。量研は、確認のために提出された書類を受領したときは、期限日を記載した受領印を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、必要な場合には修正を指示するものとし、修正等を指示しないときは確認したものとする。ただし、「再委託承諾願」は、量研確認後、書面にて回答するものとする。- 3 -8.検査条件第2章の技術仕様を満たしていること及び第1章7項提出書類に示す書類が提出されていることの確認をもって検査合格とする。9.品質管理整備に係る全ての工程において、十分な品質管理を行うこと。10.適用法規・規程等本作業を遂行するに当たり、下記の法規・規程等を遵守すること。10.1 那珂フュージョン科学技術研究所内諸規程、規則等(1)那珂フュージョン科学技術研究所安全衛生管理規則(2)那珂フュージョン科学技術研究所防火管理規則(3)那珂フュージョン科学技術研究所電気工作物保安規程・規則(4)那珂フュージョン科学技術研究所事故対策規則、要領(5)那珂フュージョン科学技術研究所リスクアセスメント実施要領(6)その他那珂フュージョン科学技術研究所内諸規程10.2 法規・規格等(1)電気事業法(2)労働基準法(3)労働安全衛生法(4)消防法(5)日本産業規格(JIS)(6)電気設備技術基準(7)電気学会電気規格調査会標準規格(JEC)(8)日本電機工業会標準規格(JEM)(9)日本電気協会電気技術規程(JEAC)(10)日本電線工業会規格(JCS)(11)廃棄物の処理及び清掃に関する法律(12)その他受注業務に関し、適用又は準用すべき全ての適用法令・規格・基準11.技術情報・成果の取扱い及び機密保持受注者は、業務を実施することにより取得した当該業務及び作業に関する各データ、技術情報、成果その他の全ての資料及び情報を、発表若しくは公開してはならない。また、本業務遂行以外の目的で第三者に開示や提供してはならない。ただし、あらかじめ書面により量研の承認を受けた場合はこの限りではない。- 4 -12.安全管理(1)受注者は、作業計画に際し綿密かつ無理のない工程を組み、材料、労働安全対策等の準備を行い、作業の安全確保を最優先としつつ、迅速な進捗を図るものとする。また、作業遂行上既設物の保護及び第三者への損害防止にも留意し、必要な措置を講ずるとともに、火災その他の事故防止に努めるものとする。(2)受注者は、業務の実施に当たって各種届の提出等、必要な手続を行うこと。(3)受注者は、業務の実施に当たって関係法令及び所内規程を遵守すること。また、量研が安全確保のための指示を行ったときは、その指示に従うこと。(4)作業現場の安全衛生管理は、法令に従い受注者の責任において自主的に行うこと。(5)受注者は、作業内容及び作業中の安全について、事前に量研と十分な打合せを行った後、作業に着手すること。(6)受注者は、作業現場の見やすい位置に、作業責任者名及び連絡先等を表示すること。(7)作業中は、常に整理整頓を心掛ける等、安全及び衛生面に十分留意すること。13.特記事項(1)受注者は、量研が量子科学技術の研究・開発を行う機関であるため高い技術力及び高い信頼性を社会的に求められていることを認識し、量研フュージョン科学技術研究所の規程等を遵守し安全性に配慮し業務を遂行し得る能力を有する者を従事させること。(2)受注者は、異常事態等が発生した場合、量研の指示に従い行動するものとする。(3)受注者は、量研が伝染性の疾病(新型コロナウイルス等)に対する対策を目的として行動計画等の対処方針を定めた場合は、これに協力するものとする。14.グリーン購入法の推進(1)本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。

(2)本仕様に定める提出書類(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。15.協議本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量研と協議の上、その決定に従うものとする。- 5 -第2章 技術仕様1.概要ジャイロトロン電源システムでは、高安定出力と高精度制御を可能にするため多段モジュールのPulse Step Modulator制御を用いた高圧電源装置を導入している。第1図に高圧電源装置基本回路構成図を示す。ジャイロトロン電源システムの給電に必要な高圧電源設備の整備として、F28系統に設置されている高圧開閉器盤の整備を実施する。2.高圧開閉器盤の仕様F28系統の高圧開閉器盤(F28-4)を製作し設置すること。第2図に高圧開閉器盤配置図を、第 3 図に F28 系統の主回路結線図を、第 4 図に既設高圧開閉器盤の回路参考図を示す。2.1 仕様概要・高圧電源盤(F28-3)一次側より交流6.6kVの高電圧電流を受電し、主磁場電源用変圧器及び変圧器2へ給電する。・盤内にヒューズ付き負荷開閉器を有し、盤の扉を開けて遠方手動にて操作できること。・盤内に高圧交流電磁接触器を有し、盤の扉を開けることなく盤前面にて操作できること。・盤内に保護継電器を有し、保護継電器動作時に高圧交流電磁接触器を開放すること。・盤前面に電圧計・電流計を有し、電圧値・電流値を確認できること。・ヒューズ付き負荷開閉器、高圧交流電磁接触器、継電器動作の状態を盤前面に表示すると共に、外部へ出力する取合い端子を有すること。2.2 設置環境(1)設置場所・屋内(2)周囲温度・-5℃~40℃(3)相対湿度・45%~85%(結露なし)2.3 規格・JEM1425CW準拠- 6 -2.4 数量・1面2.5 定格・定格使用電圧:AC 6.6kV・定格使用電流:AC 200A2.6 高圧ケーブル取り合い(1)入力取り合い・高圧受電電圧:AC 6.6kV・取り合い位置は、基本的に現在の盤と同じとすること。必要に応じて高圧ケーブルの端末を変更すること。(2)出力取り合い・送電電圧:AC 6.6kV・主磁場電源用変圧器及び変圧器2へ給電する高圧ケーブルを接続すること。必要に応じて高圧ケーブルの端末を変更すること。2.7 盤内機器(1)ヒューズ付き負荷開閉器・定格電圧:7.2kV・定格負荷電流:200A・規格:JIS C 4611、JIS C 4604準拠・操作方法:遠方手動操作式とする。(2)高圧交流電磁接触器・常時励磁式・定格使用電圧:6.6kV・定格使用電流200A・定格遮断電流:4kA・規格:JEM1167準拠・操作方法:盤前面からの操作及び単体の手動操作とする。(3)継電器・地絡継電器、2Eリレー及びCTを設けること。・継電器の整定及び校正を実施すること。(4)盤内制御電源・盤内の制御電源については、盤内交流電源を変圧し使用すること。2.8 信号取り合い(1)入力信号- 7 -以下の信号について無電圧接点信号を入力し、保護動作を設けること。信号の仕様の詳細は打合せにて決定する。・変圧器2の温度警報(2)出力信号下記の信号について無電圧接点を出力すること。信号の仕様の詳細は打合せにて決定する。・ヒューズ付き負荷開閉器の状態・高圧交流電磁接触器の状態・継電器の動作状態2.9 盤前面表示以下に示す表示器を設けること。・受電状態・受電電圧値・使用電流値・ヒューズ付き負荷開閉器の状態・高圧交流電磁接触器の状態・継電器の状態・変圧器2の温度警報表示2.10 接地線・接地線は基準接地極まで敷設すること。2.11 保護協調曲線・F28系統の保護協調曲線を作成し設計計算書として提出すること。3.高圧開閉器盤の撤去及び設置・第5図示す既設高圧開閉器盤を撤去すること。・撤去した盤は量研が指定した場所(構内)に移動すること。・製作した高圧開閉器盤を設置し、一次及び二次側の高圧ケーブルを接続すること。・作業要領書(作業実施計画書)を作成し、F28系統の停電処置及び保安処置を実施してから作業を開始すること。4.既設設備の持出し既設設備の加工が必要な場合で量研の許可を得たものは、既設設備の一部または全部を受注者工場に持ち出せるものとする。- 8 -5.試験検査以下の試験検査を実施すること。・外観検査・絶縁抵抗測定・耐電圧試験・継電器の校正検査・保護動作試験以上- 9 -第1 図 高圧電源装置基本回路構成図HVDCPSControl System3-Phasen400VACDistributionWater DistributionCustomerControl SystemHVPS section3-Phasen400VACWater pump /treatment /control36x HVDCPS PMHVDCPS36x HVDCPS PMHVDCPSTransformer Δ/Δ40x PPS PMIsolationTransformer Δ/YPPSOutput FilterMeasurementA VLegend:Electrical wiringSystem control wiringCurrent measurementVoltage measurementConnectorbar6.6kVAC400Vac80kV/100APulsed/CW40kV/100APulsedHVDCPSOutput Filter0V-80kV-120kVCathodeMedium voltagedistribution sectionGyrotron sectionCustomer responsibility Ampegon responsibility Customer responsibilityStep StarterSystemDelivery of HV Cablepart of Ampegon’sresponsibilityCircuit breakerHVDCPSTransformer Δ/YF27-O36.6kV circuit breakerwith disconnectorand ground switch+A100 +A100 +A600+A500+A500+A500+A500+A500+A400+A400+A400+A400+A400+A300 +A300PPS TransformerΔ/Y and Δ/Δ- 10 -主磁場電源用変圧器変圧器2高圧開閉器盤第2 図 高圧開閉器盤配置図- 11 -第3 図 F28系統主回路結線図- 12 -第4 図 既設高圧開閉器盤回路参考図- 13 -第5 図 撤去する既設高圧開閉器盤