入札情報は以下の通りです。

件名(RE-03235)ITERジャイロトロン超電導マグネット電源リモート制御プログラムの開発【掲載期間:2024-5-27~2024-6-17】
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2024 年 5 月 27 日
組織国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
取得日2024 年 5 月 27 日 19:52:37

公告内容

公告期間: ~()に付します。

1.競争入札に付する事項仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び入札書等の提出場所並びに問い合わせ先(ダイヤルイン)入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。

ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。

電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,契約管理番号,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。

交付の受付期限は の17:00までとする。

入札説明会の日時及び場所参考見積書類及び技術審査資料 の提出期限入札及び開札の日時及び場所国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構R6.5.27入 札 公 告 (郵便入札可)R6.6.17 請負ITERジャイロトロン超電導マグネット電源リモート制御プログラムの開発(1)一般競争入札 下記のとおりRE-03235令和6年5月27日(3)(4)(5)(2)記茨城県那珂市向山801番地1nyuusatsu_naka@qst.go.jp契約管理番号茨城県那珂市向山801番地1E-mail:TEL那珂フュージョン科学技術研究所管理部契約課件名内容〒311-0193管理部長 松田 好広FAX 050-3730-8549令和6年7月10日(水)管理研究棟1階 入札室(114号室) 那珂フュージョン科学技術研究所令和6年6月18日(火) 15時00分13時30分実施しない令和6年6月17日029-210-2442(月)(3)(5)令和7年2月28日国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 那珂フュージョン科学技術研究所履行期限辻内 香織那珂フュージョン科学技術研究所(1)(2)履行場所(4)3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。

全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。

当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。

4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否7.落札者の決定方法8.その他その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、 入札説明書の交付を受けること。

本入札に関しての質問書は、 15:00までに上記問い合わせ先宛てに提出すること。なお、質問に対する回答は 中に当機構ホームページにおいて掲載する。

本件以外にも、当機構ホームページ(調達情報)において、今後の「調達予定情報」を掲載していますのでご確認ください。

(掲載箇所URL:https://www.qst.go.jp/site/procurement/)以上 公告する。

(2)(1)(2)(3)(4)(1)(1)(2) 落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

(4) 令和6年5月31日 (金)(2)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。

(3)(1)この入札に参加を希望する者は、参考見積書等の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。

令和6年6月11日 (火) 技術審査に合格し、予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。 (最低価格落札方式)(5)(5) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。

本契約締結にあたっては、当機構の定める契約書(契約金額が500万円以上の場合)もしくは請書(契約金額が200万円以上500万円未満の場合)を作成するものとする。

ITERジャイロトロン超電導マグネット電源リモート制御プログラムの開発仕 様 書国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構那珂フュージョン科学技術研究所ITERプロジェクト部RF加熱開発グループ1.一般仕様1.1.件名ITERジャイロトロン超電導マグネット電源リモート制御プログラムの開発1.2.目的及び概要国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。)では、ITERジャイロトロンの性能確認試験を実施している。ジャイロトロンにおいては、サイクロトロン共鳴メーザーを起こすために強力な磁場が必要であり、これを発生させるために超電導マグネットが使用される。現在、本超電導コイルを運転するためには、現場に設置してある電源盤内に内蔵されているマグネット電源本体のフロントパネルから操作する必要がある。また、マグネット電源はメイン電源、バッキングコイル電源、補助コイル電源の全部で3台設置されており、メイン電源から時間間隔を空けて順番に立ち上げを実施する必要がある。本仕様は、効率的な試験運転を行うため、リモートでの手動及び自動立上げ機能を有するプログラムの開発を行う。1.3作業範囲受注者は、第2章に記載のプログラム開発を実施するものとする。1.4.作業実施場所茨城県那珂市向山801-1量子科学技術研究開発機構那珂フュージョン科学技術研究所 JT-60付属実験棟1.5.納期令和7年2月28日1.6.提出書類提出図書(表1)は、紙印刷版のほか、当該図書の電子版を併せて提出すること。提出図書は受注者の品質管理要領に則り採番し、また社名及び統括者(又は担当者)の押印がされた表紙を付けること。(書式は不問とする。)表1:提出図書名称 提出時期 部数 確認1 システム設計書 作業日前日までに 1部 必要2 工程表 作業日前日までに 1部 不要3 報告書(操作マニュアル含む)作業終了後速やかに 1 部 不要4 再委託承諾願(量研指定様式)作業開始2週間以内(下請け等がある場合に提出すること)1部 要(提出場所)量研 那珂フュージョン科学技術研究所 JT-60付属実験棟 RF加熱開発グループ「確認」は次の方法で行う。量研は、確認のために提出された書類を受領したときは、期限日を記載した受領印を押印して返却する。また、当該期限までに審査を完了し、受理しない場合には修正を指示し、修正等を指示しないときは、受理したものとする。再委託承諾願は量研が確認後、書面にて回答するものとする。1.7.検査条件1.6.に記載する提出書類が必要部数納入され、3.に定める動作確認試験の合格を以って検査合格とする。1.8.支給品及び貸与品(1) 支給品無し(2)貸与品ジャイロトロン運転サーバー(Fast Controller用PC)一式(詳細は第2章参照)超電導マグネット電源及び温度モニター マニュアル一式1.9.品質管理本契約においては、次に定める品質保証活動にかかる要求事項を文書化された手順により確立し、作業を行うこと。この手順には、受注者の品質保証プログラムを適用してもよい。

本契約の履行に該当する項目の内容に関しては、品質保証計画書に記載すること。なお、受注者は、量研から要求があった場合には、本契約の適切な管理運営を証明するために必要な文書及びデータを提供するものとする。・業務実施計画・設計管理・購買管理・工程管理・試験・検査管理・コンピュータプログラム及びデータの管理・不適合管理・作業従事者の力量・文書及び記録の管理1.10.特記事項受注者は業務を実施することにより取得した当該業務及び作業に関する各データ、技術情報、成果その他のすべての資料及び情報を量研の施設外に持ち出して発表もしくは公開し、または特定の第三者に対価をうけ、もしくは無償で提供することはできない。ただし、あらかじめ書面により量研の承認を受けた場合はこの限りではない。1.11.グリーン購入法の推進(1) 本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。(2) 本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。1.12.その他本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量研と協議のうえ、その決定に従うものとする。2.技術仕様2.1 ITERジャイロトロン超電導マグネット リモート制御システムの概要ITER用ジャイロトロン試験運転にて使用する9.5T用マグネット励磁用電源はメイン電源(Main Coil)、バッキングコイル電源(B Coil)、補助コイル電源(C Coil)の3台及びコイル部の温度を監視するための温度モニター2台で構成される。運転については、ジャイロトロンの運転前に超電導マグネットの立ち上げ操作があり、3台の電源について時間間隔を空けて順番に起動する必要がある。2.1.1 マグネット電源仕様(1) メインコイル用及びバッキングコイル用電源 計2台American Magnetics, Inc.製 4Q06250PS-430 出力バイポーラ DC±250A,DC±6V 保護機能過電圧・過電流 制御イーサネット、シリアルインターフェイス付属(2) 補助コイル用電源 1台American Magnetics, Inc.製 4Q06125PS-430 出力バイポーラ DC±125A,DC±6V 保護機能過電圧・過電流 制御イーサネット、シリアルインターフェイス付属2.1.2 マグネット温度モニター仕様Scientific Instruments社製 SCM10 2台 温度表示範囲2K-273K 制御イーサネット、シリアルインターフェイス付属以下に超電導マグネットシステム全体の構成を示す。2.2 制御プログラムの作成超電導マグネット電源及びマグネット温度モニター機器について、リモート制御するためのプログラム作成を行う。超電導マグネットは起動・停止に時間を要するため、起動(ToSet)・停止(To Zero)指令を送信後、起動・停止が完了するまでマグネット電源の状態を監視し、一連のシーケンス完了を検出すること。通信プログラムについては、イーサネットによりコマンド通信にて行う。コマンド通信の基本項目については以下の通り・励磁速度(RAMP RATE SET)・目標電流値(TARGET FIELD SETPOINT)・励磁開始/一時停止(RAMP/PAUSE)・消磁開始(RAMP/ZERO)・電流値表示(Current Monitor)・目標電流値到達信号(Ramp Up/ FIELD AT TARGET)・異常情報(Fault)・現在の温度(TEMP)・その他、量研と協議のうえ決定した項目超電導マグネット電源の起動及び停止は、手動モード及びタイマーを用いた自動モード(各電源を順番に起動、停止)を選択できること。以下、自動立上げ用の項目・自動立上げ開始(Auto Start)・Main Coil目標電流値到達後の時間設定(T1)及び現在値・B Coil目標電流値到達後の時間設定(T2)及び現在値・マグネット電源立上完了(Ready for operation)以下、自動立下げ用の項目・自動立下げ開始(Auto Zero)・Main Coil Zero到達後の時間設定(T3)及び現在値・B Coil Zero到達後の時間設定(T4)及び現在値・マグネット電源立下完了(ZERO)9.5Tマグネット励磁手順フロー図を以下に示す。また、ランプアップ後(運転準備完了後)に手動でメインコイル電源の電流設定を変更した際には、Bコイル及びCコイル電流を、比例させて増減させる機能を設けること。例:Mainコイル(200A→220A)→Bコイル(100A→110A)及びCコイル(50A→55A):Mainコイル(200A→180A)→Bコイル(100A→90A)及びCコイル(50A→45A)この機能は、3つの電源(Bコイル及びCコイル)又は2つの電源(Bコイルのみ/Cコイルのみ)が動作するように選択できるものとする。超電導マグネット電源及びマグネット温度モニター機器の通信用IPアドレスは量研が指定する番号を使用すること。尚、各機器の通信用IPアドレスは、契約締結後、別途案内する。2.3 ITER CODAC CORE SYSTEM準拠によるPV化超電導マグネット電源及び温度モニターと通信する信号については、全てITER CODACCORE SYSTEM上で動作するよう、PV名の定義作業を行うこと。PV名は、PCDH及びITER ECシステム制御システムの設計図書で定められたルールに従って定義すること。また、必要に応じて、Alias機能を用いて、運用者に理解しやすいPV名を別途定義すること。定義されたPV名は、「システム設計書」に記載し、量研の確認を受けること。2.4 ヒューマン・インターフェイス(HMI画面の作成) 超電導マグネット電源及び温度モニターで使用する信号については、HMI上で操作/監視できるようITER CODAC CORE SYSTEMCSSソフトにて画面を作成すること。以下のサンプル画面を参考に作成すること。3.動作確認試験2.2で作成したソフトウェアを使用して以下の動作が正常に行われるか確認すること。・励磁速度(RAMP RATE SET)を画面から入力して電源本体に設定される。・目標電流値(TARGET FIELD SETPOINT)を画面から入力して電源本体に設定される。・励磁開始/一時停止(RAMP/PAUSE)を画面から入力して電源本体に設定される。励磁開始後に実電流値がHMI画面に反映されること。また、オートモード時の一連のシーケンス制御が正常に行われている。・消磁開始(RAMP/ZERO)を画面から入力して電源本体に設定される。・目標電流値(Ramp Up/ FIELD AT TARGET)に到達したら完了ランプが点灯する。・異常時に画面のFaultランプが点灯する。(意図的に異常が発生できない場合は省略)・現在の温度(TEMP)が画面に反映される。以下、上記動作を確認するための超電導マグネット電源及び温度モニターのフロントパネルを示す。4.開発計画及び設計書2.に示すプログラム開発前に、開発スケジュール・開発手順を設定するものとし、それぞれ工程表とシステム設計書にまとめ、事前に量研の確認を得ること。

具体的なスケジュールについては、契約締結後に、量研と受注者とで協議を行い決定する。以上