入札情報は以下の通りです。

件名XAFS用電流増幅器
公示日または更新日2023 年 12 月 15 日
納入場所播磨事業所
組織国立研究開発法人理化学研究所
取得日2023 年 12 月 15 日

公告内容

物品の購入等物品の購入等の一覧に戻る 調達案件名XAFS用電流増幅器 調達形態公告日入札締切日開札日調達場所担当一般競争入札2023年12月15日2024年01月09日2024年01月16日播磨事業所西浦 渓香0791-58-0063 入札公告のダウンロード XAFS用電流増幅器(PDF 版 239KB) 仕様書等の資料ダウンロード 仕様書をダウンロードするには、担当者名、電話番号、メールアドレスの入力を行う必要があります。 理化学研究所 調達情報マイページ 2013年3月19日より理化学研究所 調達情報マイページを開設しました。 マイページでは、業者情報、メールマガジン登録情報などを管理できるようになりました。 各案件の仕様書をダウンロードする際にも登録が必要になりますので、入札をご検討の方はご登録をお願いいたします。 新規登録の方はこちら 新規登録 登録済みの方はこちら ID パスワード ログイン PDFファイルをご覧いただくには、AdobeSystems社のプラグインソフト「Adobe Reader(日本語版)が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロード(無料)してご利用ください。」

1XAFS用電流増幅器仕様書2023年12月国立研究開発法人 理化学研究所21. 件名XAFS用電流増幅器2. 概要本件は,XAFS計測用に周波数帯域を調整した電流増幅器を定めるものである.3. 構成・数量XAFS用プログラマブル電流増幅器 1台4. 一般事項4.1. 納入場所兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1国立研究開発法人理化学研究所 SPring-8蓄積リング棟内指定場所4.2. 納期期限2024年3月26日4.3. 検査・合格条件員数が仕様通りであり,4.4.に示された提出書類の確認をもって検査とする.4.4. 提出書類・試験検査成績書 : 1部・日本語取扱説明書(印刷物):1部4.5. 保証期間検査引渡し後,1年間とする.保証期間内に受注者の責に帰すべき契約不適合が発見されたときは,発注者と協議のうえ,受注者の負担において修理又は取替を行うこと.

4.6. 検査員・監督員検査員:国立研究開発法人理化学研究所 放射光科学研究センター先端放射光施設開発研究部門 部門長監督員:国立研究開発法人理化学研究所 放射光科学研究センター先端放射光施設開発研究部門 登野 健介35. 詳細仕様5.1. 電流増幅器の機能と電気特性5.1.1. 信号入力端子はBNCレセプタクルとすること.5.1.2. 信号入力端子はフロントパネルおよびリアパネルに2箇所もつこと.5.1.3. 実際に信号を接続する信号入力端子の切り替えは,フロントパネルの操作部に行えること.5.1.4. 選択した信号入力端子は,電源を切った場合にも記憶し,再電源投入時には電源を切る前の入力が自動的に設定されること.5.1.5. 回路を保護するために,入力部と増幅部間に入力電流を増幅部から切り離しグランドへと流すことが可能なZero Check 機能を備えること.5.1.6. 電源投入時は,常にZero CheckをOnとすること.5.1.7. 増幅部の利得は,103 V/Aから1010 V/Aとし,10倍ごとに切り替えられること.5.1.8. 103 V/Aから1010 V/Aまでの各利得において,以下の表に示す入力換算雑音電流密度を満たすこと.利得 入力換算雑音電流密度1010 V/A 2.5 fA/√Hz以下109 V/A 6 fA/√Hz以下108 V/A 15 fA/√Hz以下107 V/A 45 fA/√Hz以下106 V/A 150 fA/√Hz以下105 V/A 750 fA/√Hz以下104 V/A 6 pA/√Hz以下103 V/A 75 pA/√Hz以下5.1.9. 103 V/Aから1010 V/Aまでの全ての利得に対して,入力換算雑音電流密度を実測し,試験検査成績書として提出すること.また,計測時の周波数も記載すること.5.1.10. 103 V/Aから1010 V/Aまでの全ての利得において,周波数帯域を目標性能として10kHzとすること.ただし,有効な帯域は+0.5 dBから-3 dB以内とする.5.1.11. 103 V/Aから1010 V/Aまでの全ての利得に対して,周波数帯域と応答速度を実測し,試験検査成績書として提出すること.また,計測時の周波数を記載すること.5.1.12. 同一の動作条件で項目5.1.8.および5.1.10.の両仕様を満たすこと.すなわち,モード切替等により各項目を個別に満たすことは認めない.5.1.13. 103 V/Aから1010 V/Aまでの各利得において,以下の表に示す利得確度を実現4すること.利得 利得確度1010 V/A 1×1010 ±1.0 %109 V/A 1×109 ±1.0 %108 V/A 1×108 ±0.5%107 V/A 1×107 ±0.3%106 V/A 1×106 ±0.25%105 V/A 1×105 ±0.25%104 V/A 1×104 ±0.25%103 V/A 1×103 ±0.25%5.1.14. 103 V/Aから1010 V/Aまでの全ての利得に対して,利得確度を実測し,試験検査成績書として提出すること.5.1.15. 信号源の直流電流をキャンセルするために,電流サプレッション機能を有すること.5.1.16. 電流サプレッション値は以下の表のレンジと分解能で設定が可能であること.レンジ 設定範囲と分解能8 nA ±8 nA, 1 pA80 nA ±80 nA, 10 pA800 nA ±800 nA, 100 pA8 μA ±8 μA, 1 nA80 μA ±80 μA, 10 nA800 μA ±800 μA, 100 nA8mA ±8mA, 1μA5.1.17. 電流サプレッション値を自動的に設定できる自動電流サプレッション機能を有すること.

5.1.18. 電流サプレッション機能はON/OFF可能であること.5.1.19. 高周波ノイズ低減のため,応答速度を 10 μs ~ 300 ms の間で設定可能なフィルタを備えること.5.1.20. フィルタは低域通過(LPF),位相直線型とし,減衰傾度が 12 dB/oct 以上の位相直線型とすること.5.1.21. フィルタ機能はON/OFFが可能であること.5.1.22. 入力と出力間位相は逆相とする.5.1.23. 過大信号の入力の検出機能を備え,フロントパネルにて過大信号の入力を警5告する表示器を有すること.5.1.24. 信号出力端子はBNCレセプタクルとすること.5.1.25. 信号出力端子はフロントパネルおよびリアパネルに2箇所もつこと.5.1.26. フロントパネルとリアパネルの信号出力端子には,同じ信号を出力すること.すなわち,出力端子の選択は不要である.5.1.27. 信号出力は,直流結合不平衡出力とすること.5.1.28. 信号出力の最大電圧は±10 V以上とすること.5.1.29. 信号出力の最大電流はフロントパネルおよびリアパネルの合計で±10 mA 以上とすること.5.1.30. 信号出力の出力インピーダンスは50 Ω程度とすること.5.2. ローカル操作及び表示部5.2.1. フロントパネル部には,状態を示すための表示器を有すること.5.2.2. 表示器は、TFT 液晶画面、サイズ3.9インチ以上,カラー表示とすること.5.2.3. 表示器には,利得,電流サプレッション値,フィルタ値,及び過大信号の入力状態の警告を表示すること.5.2.4. Zero Check 機能のOn/Off,電流サプレッション機能のOn/Off,及びフィルタ機能のOn/Offをそれぞれ1操作にて制御する独立した制御キーをフロントパネル部に設置すること.5.2.5. Zero Check機能,電流サプレッション機能,及びフィルタ機能のOn/Off状態を示す表示器を設置すること.なお,表示器は5.2.1.に定める表示器と兼用としても構わない.5.2.6. 利得値,電流サプレッション値およびレンジ,フィルタ値を制御するため,それぞれの値の設定画面に1操作にて切り替えができるよう独立した制御キーをフロントパネルに備えること.5.2.7. 利得値,電流サプレッション値およびレンジ,フィルタ値の設定を行うための回転ノブとその桁の選択を行うためのカーソルキーを備えること.5.3. 外部制御5.3.1. 外部制御インターフェースは、LAN 10BASE-T/100BASE-TX規格とし,TCP/IPプロトコルを使用すること.5.3.2. LAN 経由の制御時にはリモートモードとなり,フロントパネルの制御キー操作を受け付けないこと.5.3.3. リモートモードとパネル操作(ローカルモード)の切り替えはフロントパネルに独立して設置した制御キーにて行うことが可能であること.また,モード切替キーは例外的にリモートモード中でも機能すること.65.3.4. LAN 経由の制御に必要な設定はフロントパネルに設置した制御キーと回転ノブにて行うことが可能なこと.5.3.5. 利得値,電流サプレッション機能のOn/Offとその値及びレンジ,フィルタ機能のOn/Offとその値,Zero Check機能のOn/OffはLAN経由にて遠隔制御が可能であること.5.3.6. 利得値,電流サプレッション機能のOn/Offとその値及びレンジ,フィルタ機能のOn/Offとその値,Zero Check機能のOn/OffはLAN経由で遠隔で設定・読出し可能なこと.5.3.7. 必要であればUSBやGPIBなどの別規格のインターフェースを設けてもよい.5.4. 本体一般事項5.4.1. AC 100 V,50および60 Hzの一般商用電源で動作すること.1.5 m以上の電源コード一本を付属すること.5.4.2. 外形寸法:215(W) × 88(H) × 400(D) mm (突起部を除く)以内、重量:5kg以内とすること。5.5. 試験検査以下の検査について予め検査要領書を作成し,承認を受けた上で,検査を実施し試験検査成書として提出すること.・外観検査:目視にて製品の性能を損ねる様な傷,接合部の異常の無いことを確認すること.・動作試験:仕様に示されている各項目について検査すること.以上.