入札情報は以下の通りです。

件名(単価契約)マダイ等底魚類の耳石薄切切片及び生殖腺組織切片作製業務
入札区分一般競争入札
公示日または更新日2023 年 4 月 28 日
組織国立研究開発法人水産研究・教育機構
取得日2023 年 4 月 28 日

公告内容

- 1 -入 札 公 告次 の と お り 一 般 競 争 入 札 に 付 し ま す 。

令 和 5 年 4 月 2 8 日国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構水 産 資 源 研 究 所 管 理 部 門 長 小 林 正 裕1 . 調 達 内 容( 1 ) 調 達 件 名 及 び 数 量 ( 単 価 契 約 ) マ ダ イ 等 底 魚 類 の 耳 石 薄 切 切 片 及 び 生 殖 腺 組 織切 片 作 製 業 務 一 式( 2 ) 調 達 仕 様 入 札 説 明 書 に よ る 。

( 3 ) 履 行 期 限 令 和 6 年 2 月 2 9 日( 4 ) 履 行 場 所 入 札 説 明 書 に よ る 。

( 5 ) 入 札 方 法 入 札 金 額 は 、 契 約 希 望 単 価 に 予 定 標 本 数 を 乗 じ て 算 出 し た金 額 を 記 載 す る こ と 。ま た 、 落 札 決 定 に 当 た っ て は 、 入 札 書に 記 載 さ れ た 金 額 に 当 該 金 額 の 1 0 0 分 の 1 0 に 相 当 す る 額を 加 算 し た 金 額 ( 当 該 金 額 に 1 円 未 満 の 端 数 が あ る と き は 、そ の 端 数 金 額 を 切 り 捨 て た 金 額 ) を も っ て 落 札 価 格 と す る ので 、 入 札 者 は 、 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 に 係 る 課 税 事 業 者 で ある か 免 税 事 業 者 で あ る か を 問 わ ず 、 見 積 も っ た 契 約 希 望 金 額の 1 1 0 分 の 1 0 0 に 相 当 す る 金 額 を 入 札 書 に 記 載 す る こ と 。

2 . 競 争 参 加 資 格( 1 ) 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 契 約 事 務 取 扱 規 程 ( 平 成 1 3 年 4 月 1 日 付 け 1 3水 研 第 6 5 号 ) 第 1 2 条 第 1 項 及 び 第 1 3 条 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で あ る こ と 。

( 2 ) 令 和 4 ・ 5 ・ 6 年 度 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 競 争 参 加 資 格 又 は 全 省 庁 統 一資 格 の 「 役 務 の 提 供 等 契 約 」 の 業 種 「 調 査 ・ 研 究 」 又 は 「 そ の 他 」 で 「 A 」 、 「 B 」 、「 C 」 又 は 「 D 」 い ず れ か の 等 級 に 格 付 け さ れ て い る 者 で あ る こ と 。

( 3 ) 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 理 事 長 か ら 物 品 の 製 造 契 約 、 物 品 の 販 売 契 約 及 び役 務 等 契 約 指 名 停 止 措 置 要 領 に 基 づ く 指 名 停 止 を 受 け て い る 期 間 中 で な い こ と 。

た だ し 、 全 省 庁 統 一 資 格 に 格 付 け さ れ て い る 者 で あ る 場 合 は 、 国 の 機 関 の 同 様 の 指 名 停止 措 置 要 領 に 基 づ く 指 名 停 止 を 受 け て い る 期 間 中 で な い こ と 。

( 4 ) 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 7 7 号 ) 第 3 2 条 第1 項 各 号 に 掲 げ る 者 で な い こ と 。

( 5 ) 本 業 務 を 履 行 し う る 知 識 、 技 術 を 有 す る こ と を 証 明 し た 者 で あ る こ と 。

( 6 ) 仕 様 書 を 踏 ま え た 実 施 体 制 を 整 備 す る と 共 に 、 業 務 責 任 者 ( 分 析 結 果 に お け る 全 責 任 を負 う 者 ) を 有 し て い る こ と を 証 明 し た 者 で あ る こ と 。

3 . 入 札 説 明 書 等 の 交 付 方 法 競 争 参 加 希 望 者 は 、 以 下 に よ り 入 札 説 明 書 等 ( 入 札 説 明書 、 入 札 心 得 書 、 契 約 書 案 、 入 札 書 様 式 、 委 任 状 様 式 等 )の 交 付 を 受 け る こ と 。

① 直 接 交 付長 崎 県 長 崎 市 多 以 良 町 1 5 5 1 - 8国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 水 産 資 源 研 究 所管 理 部 門 管 理 課電 話 0 9 5 - 8 6 0 - 1 6 0 4F A X 0 9 5 - 8 5 0 - 7 7 6 7② 郵 送 に よ る 交 付封 書 に 「 ( 単 価 契 約 ) マ ダ イ 等 底 魚 類 の 耳 石 薄 切 切 片及 び 生 殖 腺 組 織 切 片 作 製 業 務 入 札 説 明 書 希 望 」 と 記 入し 、 返 信 用 封 筒 ( 角 2 ) に 2 5 0 円 切 手 を 貼 付 し 、 上記 ① あ て 郵 送 の こ と 。

③ メ ー ル に よ る 交 付任 意 書 式 に 「 ( 単 価 契 約 ) マ ダ イ 等 底 魚 類 の 耳 石 薄 切切 片 及 び 生 殖 腺 組 織 切 片 作 製 業 務 入 札 説 明 書 メ ー ル にて 希 望 」 と 記 入 し 、 社 名 、 担 当 者 名 、 メ ー ル ア ド レ ス 、電 話 番 号 を 記 載 の う え 、 上 記 ① あ て F A X 送 信 す る こと 。

- 2 -4 . 入 札 説 明 会 の 日 時 及 び 場 所 等 仕 様 書 等 に 関 し 質 疑 が あ る 場 合 に は 、 令 和 5 年 5 月 1 8日 ま で に 上 記 3 . あ て に メ ー ル ( ア ド レ ス は 入 札 説 明 書 に記 載 ) 又 は フ ァ ッ ク ス に て 質 疑 を 行 う こ と 。当 日 ま で の 質疑 を 取 り ま と め 、 回 答 は 入 札 説 明 書 受 領 者 全 員 に 対 し て 行う と と も に 当 機 構 の ホ ー ム ペ ー ジ に て 公 表 す る こ と に よ り入 札 説 明 会 に 代 え る 。

な お 、 当 該 日 以 降 に 質 疑 が 発 生 し た 場 合 も 随 時 受 け 付 け 、同 様 に 対 応 す る 。

た だ し 、 質 疑 内 容 に 個 人 に 関 す る 情 報 で あ っ て 特 定 の 個人 を 識 別 し 得 る 記 述 が あ る 場 合 及 び 法 人 等 の 財 産 権 等 を 侵害 す る お そ れ の あ る 記 述 が あ る 場 合 に は 、 当 該 箇 所 を 伏 せ又 は 当 該 質 疑 を 公 表 せ ず 、 質 疑 者 の み に 回 答 す る こ と が ある 。

5 . 証 明 に 関 す る 事 項 競 争 参 加 者 は 、 上 記 2 . ( 5 ) 、 ( 6 ) を 証 明 す る 証 明 書等 を 提 出 し な け れ ば な ら な い 。

( 1 ) 証 明 書 等 入 札 説 明 書 に よ る 。

( 2 ) 提 出 場 所 3 . ① に 同 じ 。

( 3 ) 提 出 期 限 令 和 5 年 5 月 2 2 日 1 2 時 0 0 分6 . 入 札 の 日 時 及 び 場 所 等( 1 ) 入 札 の 日 時 及 び 場 所 令 和 5 年 5 月 2 9 日 1 4 時 0 0 分長 崎 県 長 崎 市 多 以 良 町 1 5 5 1 - 8国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構水 産 資 源 研 究 所 小 会 議 室( 2 ) 郵 便 に よ る 入 札 書 の 令 和 5 年 5 月 2 9 日 1 2 時 0 0 分受 領 期 限 及 び 提 出 場 所 3 . ① に 同 じ 。

7 . そ の 他( 1 ) 契 約 手 続 き に お い て使 用 す る 言 語 及 び 通 貨 日 本 語 及 び 日 本 国 通 貨 。

( 2 ) 入 札 保 証 金 及 び 契 約 保 証 金 免 除 。

( 3 ) 入 札 の 無 効 本 公 告 に 示 し た 競 争 参 加 資 格 の な い 者 の 提 出 し た 入 札 書及 び 入 札 に 関 す る 条 件 に 違 反 し た 入 札 書 は 無 効 と す る 。

( 4 ) 契 約 書 作 成 の 要 否 要 。

( 5 ) 落 札 者 の 決 定 方 法 予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で 最 低 価 格 を も っ て 有 効 な 入 札を 行 っ た 入 札 者 を 落 札 者 と す る 。

( 6 ) 競 争 参 加 者 は 、 入 札 の 際 に 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書写 し 又 は 全 省 庁 統 一 資 格 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書 写 し を 提 出 す る こ と 。

( 7 ) 詳 細 は 入 札 説 明 書 に よ る 。

8 . 契 約 に 係 る 情 報 の 公 表( 1 ) 公 表 の 対 象 と な る 契 約 先次 の ① 及 び ② い ず れ に も 該 当 す る 契 約 先① 当 機 構 に お い て 役 員 を 経 験 し た 者 ( 役 員 経 験 者 ) が 再 就 職 し て い る こ と 又 は 課 長 相当 職 以 上 の 職 を 経 験 し た 者 ( 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ) が 役 員 、 顧 問 等 と し て ※ 注 1再 就 職 し て い る こ と② 当 機 構 と の 間 の 取 引 高 が 、 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 の 3 分 の 1 以 上 を 占 め て い る こ と※ 注 2な お 、 「 当 機 構 」 と は 、 改 称 前 の 独 立 行 政 法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 及 び 国 立 研 究 開 発法 人 水 産 総 合 研 究 セ ン タ ー 、 統 合 前 の 独 立 行 政 法 人 水 産 大 学 校 を 含 み ま す 。

※ 注 1 「 役 員 、 顧 問 等 」 に は 、 役 員 、 顧 問 の ほ か 、 相 談 役 そ の 他 い か な る 名 称 を 有 す る者 で あ る か を 問 わ ず 、 経 営 や 業 務 運 営 に つ い て 、 助 言 す る こ と 等 に よ り 影 響 力 を 与え る と 認 め ら れ る 者 を 含 む 。

※ 注 2 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 の 額 は 、 当 該 契 約 の 締 結 日 に お け る 直 近 の 財 務 諸 表 に 掲 げら れ た 額 に よ る こ と と し 、 取 引 高 は 当 該 財 務 諸 表 の 対 象 事 業 年 度 に お け る 取 引 の 実績 に よ る 。

( 2 ) 公 表 す る 情 報上 記 ( 1 ) に 該 当 す る 契 約 先 に つ い て 、 契 約 ご と に 、 物 品 役 務 等 の 名 称 及 び 数 量 、 契 約締 結 日 、 契 約 先 の 名 称 、 契 約 金 額 等 と 併 せ 、 次 に 掲 げ る 情 報 を 公 表 す る 。

① 当 機 構 の 役 員 経 験 者 及 び 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ( 当 機 構 O B ) の 人 数 、 職 名 及 び 当機 構 に お け る 最 終 職 名② 当 機 構 と の 間 の 取 引 高③ 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 に 占 め る 当 機 構 と の 間 の 取 引 高 の 割 合 が 、 次 の 区 分 の い ず れか に 該 当 す る 旨- 3 -3 分 の 1 以 上 2 分 の 1 未 満 、 2 分 の 1 以 上 3 分 の 2 未 満 又 は 3 分 の 2 以 上④ 一 者 応 札 又 は 一 者 応 募 で あ る 場 合 は そ の 旨( 3 ) 当 機 構 に 提 供 し て い た だ く 情 報① 契 約 締 結 日 時 点 で 在 職 し て い る 当 機 構 O B に 係 る 情 報 ( 人 数 、 現 在 の 職 名 及 び 当 機構 に お け る 最 終 職 名 等 )② 直 近 の 事 業 年 度 に お け る 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 及 び 当 機 構 と の 間 の 取 引 高( 4 ) 公 表 日契 約 締 結 日 の 翌 日 か ら 起 算 し て 原 則 と し て 7 2 日 以 内 ( 4 月 に 締 結 し た 契 約 に つ い て は原 則 と し て 9 3 日 以 内 )( 5 ) そ の 他当 機 構 ホ ー ム ペ ー ジ ( 契 約 に 関 す る 情 報 ) に 「 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 が行 う 契 約 に 係 る 情 報 の 公 表 に つ い て 」 が 掲 載 さ れ て い る の で ご 確 認 い た だ く と と も に 、 所要 の 情 報 の 当 機 構 へ の 提 供 及 び 情 報 の 公 表 に 同 意 の 上 で 、 応 札 若 し く は 応 募 又 は 契 約 の 締結 を 行 っ て い た だ く よ う ご 理 解 と ご 協 力 を お 願 い い た し ま す 。

な お 、 応 札 若 し く は 応 募 又 は 契 約 の 締 結 を も っ て 同 意 さ れ た も の と み な さ せ て い た だ きま す の で 、 ご 了 知 願 い ま す 。

9 . 公 的 研 究 費 の 不 正 防 止 に か か る 「 誓 約 書 」 の 提 出 に つ い て当 機 構 で は 、 国 よ り 示 さ れ た 「 研 究 機 関 に お け る 公 的 研 究 費 の 管 理 ・ 監 査 の ガ イ ド ラ イ ン( 実 施 基 準 ) 」 ( 平 成 1 9 年 2 月 1 5 日 文 部 科 学 大 臣 決 定 ) に 沿 っ て 、 公 的 研 究 費 の 契 約 等 にお け る 不 正 防 止 の 取 り 組 み を 行 っ て お り 、 取 り 組 み の ひ と つ と し て 、 取 引 先 の 皆 様 に 「 国 立 研究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 と の 契 約 等 に あ た っ て の 注 意 事 項 」 ( U R L : h t t p : / / w w w . f r a . af f r c . g o . j p / k e i y a k u / p l e d g e _ r e q u e s t / n o t e _ c o n t r a c t . p d f ) を ご 理 解 い た だ き 、 一 定 金 額 以 上の 契 約 に 際 し て 、 当 該 注 意 事 項 を 遵 守 す る 旨 の 「 誓 約 書 」 の 提 出 を お 願 い し て い ま す 。

公 的 研 究 費 の 不 正 防 止 関 係 書 類 ( ① 公 的 研 究 費 の 不 正 防 止 に か か る 「 誓 約 書 」 の 提 出 に つ いて 、 ② 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 と の 契 約 等 に あ た っ て の 注 意 事 項 、 ③ 誓 約 書 ) は 、入 札 説 明 書 に 添 付 し ま す の で 、 契 約 相 手 方 と な っ た 場 合 は 、 誓 約 書 の 提 出 を お 願 い し ま す 。

な お 、 当 機 構 の 本 部 、 研 究 所 、 開 発 調 査 セ ン タ ー 、 水 産 大 学 校 い ず れ か 1 箇 所 に 1 回 提 出 して い た だ け れ ば 、 当 機 構 内 の 次 回 以 降 の 契 約 で は 再 提 出 す る 必 要 は あ り ま せ ん 。

業務仕様書1.件 名 (単価契約)マダイ等底魚類の耳石薄切切片及び生殖腺組織切片作製業務2.業務目的 マダイ日本海西部・東シナ海系群、ヒラメ日本海中西部・東シナ海系群、ホウボウ日本海西・東シナ海海域、メジナ日本海西・東シナ海海域、マトウダイ日本海西・東シナ海海域における資源評価に資するため、耳石を用いた年齢査定により年齢・成長関係を推定するための基本データを収集するとともに、生殖腺を用いた組織切片作製と成熟状態の観察を行い、産卵期を始めとした成熟・産卵生態に関する基本データを得ることを目的とする。3.標 本 数 マダイ・ヒラメ・ホウボウ・メジナ・マトウダイ等の耳石(扁平石)標本:2300検体、生殖腺標本:500検体。契約締結後、速やかに送付する予定。検体数は多少増減することがある。4.業務内容 以下の業務(1)および(2)の内容に基づき業務を行うこと。なお、標本の引き渡し(運送)にかかる費用は当所が負担する。業務(1)耳石薄切切片作製業務1)水産資源研究所長崎庁舎から送付されたマダイ・ヒラメ・ホウボウ・メジナ等の耳石サンプルとサンプルリストを照合し、サンプルに間違いがないことを確認する。サンプルとリストに不整合があった場合には、直ちに担当職員に報告して対応を協議する。2)容器(マルチプレート)に保存された耳石(扁平石)をシャーレ等に1個ずつ取り出し、個体番号を確認する。必要に応じて、包埋前に耳石1検体の写真撮影を行うなど、サンプルの取り違えがないように十分に注意する。3)適宜包埋用の型枠とエポキシ等の樹脂を使用して、常法に従って1個ずつ耳石を包埋、硬化させてブロックを作成する。4)十分に硬化した耳石包埋ブロックを用い、扁平面の短軸方向に沿って(長軸方向=魚体の前後方向に垂直な方向)、中心部(核)を含む薄切切片を作成する。

扁平石の前方および後方部分を扁平面の短軸方向に平行な面で微細な傷がないように研磨処理を行って、中心部を含む薄切切片とする。薄切切片の厚さは指定しないが、研磨途中に適宜顕微鏡観察を行い、輪紋の見え具合を確認する。5)薄切切片は、常法に従って封入材等を用いてスライドグラスに貼り付け、完成させる。カバーグラスは使用しなくてよい。薄切切片を張り付けたスライドグラスには、個体番号等を明記する。薄切切片は市販のプレパラートボックス等に収容する。画像の撮影・保存は必要としない。6)完成した薄切切片など作業終了後の標本返却にかかる費用は請負業者が負担するものとする。業務(2)生殖腺組織切片作製業務1)水産資源研究所長崎庁舎から送付されたマダイ・マトウダイ等の生殖腺(ブアン氏液入り、一部70%エタノール置換済み)とサンプルリストを照合し、サンプルに間違いがないことを確認する。2)固定液の取り扱いに十分注意する。各サンプルの個体番号を確認し、サンプルの取り違えがないように十分に注意する。3)生殖腺(卵巣)を1検体ずつ容器から取り出し、市販の解剖用メス等を用いて、魚体前後方向の中央部分から1辺の長さが5mm程度の立方体を切り出し、組織切片作製のためのブロックとする。切り出されて固定されている生殖腺は、その形状から切り出し部位を把握して、同様のブロックとする。4)魚類生殖腺組織切片作成の常法に従い、エタノール系列での脱水、パラフィン等を用いた包埋を行い、ミクロトームを用いて厚さ4~8μmに薄切して3~5枚程度をスライドグラスに貼り付け、ヘマトキシリン・エオシン2重染色を行って、カバーグラスを被せて組織切片とする。スライドグラスには個体番号等を記しておく。組織切片は市販のプレパラートボックス等に収容する。画像の撮影・保存は必要としない。5)生殖腺切片などの業務終了後の標本返却にかかる費用は請負業者が負担するものとする。5.成 果 品 耳石切片と生殖腺組織切片を張り付けたスライドグラスをプレパラートボックス等に整理し、担当職員へ提出すること。6.納入期限 令和6年2月29日7.納入場所 長崎県長崎市多以良町1551-8国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所8.そ の 他 詳細については担当職員の指示に従うこと。作業状況については担当職員へ逐次報告すること。作業終了後、不備が発覚したときはやり直しを命ずる場合がある。本業務で知り得た情報について、取扱責任者を置き、社内で適切に管理を行うこと。業務で知り得た情報について、第三者への開示をしないこと。