入札情報は以下の通りです。

件名令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務に係る一般競争入札の実施について
種別役務
公示日または更新日2024 年 5 月 7 日
組織北海道
取得日2024 年 5 月 7 日 19:41:51

公告内容

令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務に係る一般競争入札の実施について - 環境生活部自然環境局 // window.rsConf = { general: { usePost: true } }; 読み上げる Foreign Language メインコンテンツへ移動 北海道トップ カテゴリから探す 公募・意見募集 申請・手続き 入札・調達・売却 採用・試験・資格 イベント・講習会・お知らせ 総合案内・道政情報・税 防災・くらし・人権・環境 観光・道立施設・文化・スポーツ・国際 健康・医療・福祉 子育て・教育 経済・雇用・産業 まちづくり・地域振興 組織から探す 本庁各部・局・行政委員会 14総合振興局・振興局 北海道議会 北海道教育委員会 出先機関、関係機関など 関連組織 関連リンク 防災情報 検索 メニュー 閉じる HOME › 環境生活部 › 自然環境局 › higuma › 令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務に係る一般競争入札の実施について 令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務に係る一般競争入札の実施について 令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務に係る一般競争入札の実施について このことについて、次のとおり一般競争入札を実施します。令和6年(2024年)5月7日 入札参加資格公告:北海道告示第10778号 (PDF 102KB) 入札公告:北海道告示第10779号 (PDF 102KB) 入札の概要 1.業務名令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務 2.入札参加資格審査申請期間令和6年(2024年)5月7日(火)から令和6年(2024年)5月20日(月)午後3時まで(土曜日、日曜日及び国民の休日を除く。) 3.入札参加資格審査申請書の提出先郵便番号060-8588北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室 4.入札執行日及び場所日時:令和6年(2024年)5月27日(月)午前10時00分場所:北海道庁12階環境保全局会議室 関係書類 1.競争入札心得 (PDF 79.6KB) 2.委託契約書(案) (PDF 237KB) 3.業務処理要領(案) (PDF 376KB) 4.マニュアル等 (1)管理手順書 (PDF 296KB) (2)平面図、立面図 (PDF 496KB) (3)位置図 (PDF 1.55MB) (4)携帯用マニュアル (PDF 917KB) (5)日報様式 (PDF 770KB) (6)写真台帳 (PDF 186KB) 5.資格審査関係 (1)一般競争入札参加資格審査申請書 (DOC 110KB) (2)誓約書 (DOCX 14.4KB) (3)社会保険等適用除外申出書 (DOC 33.5KB) (4)コンソーシアム協定書 (DOCX 18.3KB) 6.その他 (1)入札書(例示) (DOC 54.5KB) (2)見積書(例示) (DOCX 17.5KB) (3)委任状(例示) (DOCX 25.1KB) 留意事項 (PDF 612KB) カテゴリー 入札情報 入札参加資格 委託業務 野生生物の保護管理 自然環境局のカテゴリ 入札情報 お問い合わせ 環境生活部自然環境局野生動物対策課 〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目 電話: 011-204-5205 Fax: 011-232-6790 お問い合わせフォーム 2024年5月7日 Adobe Reader 自然環境局メニュー 注目情報 自然とのふれあい 生物多様性の保全 生物多様性 希少種 外来種 野生生物対策 野生生物の保護管理 アライグマ対策 高病原性鳥インフルエンザ情報 鳥獣関係統計 野生鳥獣被害調査 狩猟に関すること エゾシカ対策 エゾシカ対策係トップページ エゾシカ対策有識者会議 入札情報(エゾシカ関連) ヒグマに注意 動物の愛護・管理 トップページ 注目情報(動物愛護) 自然公園・自然環境保全地域 知床世界自然遺産 入札情報 page top お問合せ・相談窓口 庁舎のご案内 サイトポリシー 個人情報の取扱いについて サイトマップ 北海道のオープンデータの取組 〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目 電話番号 011-231-4111 (総合案内) 一般的な業務時間:8時45分から17時30分(土日祝日および12月29日~1月3日はお休み) 法人番号:7000020010006 © 2021 HOKKAIDO GOVERNMENT

(入札公告文)北海道告示第10779号次のとおり一般競争入札(以下「入札」という。)を実施する。

令和6年5月7日北海道知事 鈴木 直道1 入札に付す事項(1) 契約の目的の名称令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務(2) 契約の目的の仕様等令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務処理要領(案)による。

(3) 契約期間契約締結の日から令和6年9月30日(月)まで(4) 履行場所ア ヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業の実施北海道渡島総合振興局管内 松前町北海道檜山振興局管内 上ノ国町イ 実績報告等の提出北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室2 入札に参加する者に必要な資格令和6年北海道告示第10778号に規定する令和6年度(2024年度)ヒグマ地域個体群生息数推定 調査に係るヘア・トラップ設置及び試料採取等現地作業委託業務の委託契約に関する資格を有すること。

3 契約条項を示す場所北海道札幌市中央区北3条西6丁目 北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室4 入札執行の場所及び日時(1) 入札場所 札幌市中央区北3条西7丁目 本庁舎12階環境保全局会議室(2) 入札日時 令和6年5月27日(月) 午前10時(3) 開札場所 (1)に同じ。

(4) 開札日時 (2)に同じ。

5 入札保証金入札保証金は免除する。ただし、入札に参加しようとする者が契約を締結しないこととなるおそれがあると認めるときは、入札保証金又はこれに代える担保の納付を求めることがある。

6 契約保証金契約保証金は免除する。ただし、契約を締結する者が契約を履行しないこととなるおそれがあると認めるときは、契約保証金又はこれに代える担保の納付を求めることがある。

7 郵便等による入札の可否認めない。

8 落札者の決定方法地方自治法施行令第167条の10第1項に規定する場合を除き、北海道財務規則(以下「財務規則」という。)第151条第1項の規定により定めた予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって入札(有効な入札に限る。)した者を落札者とする。

9 落札者との契約の締結を行わない場合(1) 落札者が暴力団関係事業者等であることにより道が行う公共事業等から除外する措置を講じることとされた場合は、当該落札者とは契約の締結を行わない。

(2) 契約書の作成を要するとした契約について、落札決定から契約を締結するまでの間に落札者が指名停止を受けた場合は、契約の締結を行わないことができるものとする。この場合において、落札者は、契約を締結できないことにより生じる損害の賠償を請求することができない。

10 契約書作成等について(1) この契約は契約書の作成を要する。

(2) 落札者は、落札決定後速やかに契約の締結方法について、書面で行うか契約内容を記録した電磁的記録で行うかを申し出ること。

11 その他(1) 無効入札開札の時において、2に規定する資格を有しない者のした入札、財務規則第154条各号に掲げる入札及びこの公告に定める入札に定める条件に違反した入札は、無効とする。

(2) 入札金額等に係る消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)の取扱いア 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札価格とするので、入札に参加する者は、消費税等に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

イ 落札者となった者は、落札決定後速やかに消費税等の課税事業者であるか免税事業者であるかを申し出ること。ただし、落札者が共同企業体の場合であって、その構成員の一部に免税事業者がいるときは、共同企業体消費税等免税事業者申出書を提出すること。

(3) 契約に関する事務を担当する組織ア 名称 北海道環境生活部自然環境局野生動物対策課ヒグマ対策室イ 所在地 郵便番号060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目ウ 電話番号 011-231-4111 内線24-383(4) 前金払契約金額の3割に相当する額以内を前金払する。

(5) 概算払概算払はしない。

(6) 部分払部分払はしない。

(7) 入札の執行初度の入札において、入札者が1人の場合であっても、入札を執行する。

(8) 入札の取りやめ又は延期この入札は、取りやめること又は延期することがある。

(9) 入札執行の公開この入札の執行は、公開する。

(10) 債権譲渡の承諾契約の相手方が契約の締結後に中小企業信用保険法(昭和25年法律第264号)第3条の4の規定による流動資産担保保険に係る融資保証制度を利用しようとする場合において、この契約に係る支払請求権について契約の相手方が債権譲渡承諾依頼書を道に提出し、道が適当と認めたときは当該債権譲渡を承諾することができることとしているので、留意すること。

なお、承諾依頼に当たっては、道が指定する様式により依頼すること。

(11)その他この公告のほか、競争入札心得その他関係法令の規定を承知すること。

(別添1)1令和6年度 ヒグマ地域個体群生息数推定現地調査ヘア・トラップ管理手順書(素案)1 調査の概要(1) ヒグマ生息数の把握について野生動物の適切な管理を行うにあたり、できる限り正確な生息数を把握することが重要であるが、ヒグマについては、その生息数がエゾシカのように多くはなく、また、人を避けて行動することもあり、特にその生息数の把握が困難なものになっている。平成20年前半に、クマ類の数を知るのに有効な「ヘア・トラップ法」という調査手法が開発され、北海道でも平成24~25年度に、上ノ国町周辺、平成26年度に富良野市及び南富良野町周辺、令和2~3年度に、西興部村においてヘア・トラップ調査を実施し、ヒグマの個体数を推定した。今回、次期ヒグマ管理計画(第3期)を策定するにあたり、最新の正確なヒグマの生息数を把握する必要があることから、令和5年度より渡島地域(松前町)及び檜山地域(上ノ国町)において、ヘア・トラップ調査を実施しており、今年度も同所において推定生息数の精度向上を図る目的などから実施する。(2) ヘア・トラップ法について調査対象地域の山林内に、有刺鉄線(バラ線)を二重に張った囲いを最大45箇所設置する。

この囲いを「ヘア・トラップ」という。各トラップ内には、ヒグマの誘引用に揮発性腐食防止剤(クレオソート等)を塗布した木杭1本を設置する(腐食防止剤の塗布は設置時及び見回り時を想定)。設置場所の有刺鉄線をヒグマがまたいだり、くぐるなどすることで、棘部分に当該ヒグマの体毛が残存し、その体毛を回収・分析し、DNA 調査により、個体を識別する。当該調査を一定期間実施し、より多くの体毛を回収することで、調査対象地域内のヒグマ生息数を推定することが可能になる。(参考イメージ図)ヘア・トラップの設置 体毛の採取 個体識別 個体数の推定(実際はバラ線を二重にして囲う)2 調査地ヘア・トラップ調査地は、松前町及び上ノ国町の道有林及び町有林であり、令和5年度調査地点(33 箇所で実施)に最大12箇所(土地形状変化、林道侵入不可等により変更の場合あり)を加える(別紙位置図参照)が、正式な調査地点については、設置の際に道総研が同行し確定される。また、最終調査地点については位置図とともに道が受託者に貸与する GPS で地点データを記録し、それをもとに特定する。マイクロサテライト領域の解析(別添1)23 調査の実施手順(1) 通行路上の落石、倒木等の除去(事前準備)5月31日~6月7日ヘア・トラップの設置にあたり、以後の作業の安全性確保及び作業の効率化を図るため、林道等通行路の状況を確認の上、落石や倒木等があった場合は、これらの撤去を実施する。なお、撤去作業を終えた通行路から順次ヘア・トラップの設置作業を実施して差し支えない。(2) ヘア・トラップ設置(第1週)6月8日〜6月14日ア 設置数及び位置指定調査地点(最大45箇所)にヘア・トラップを設置する。隣接するヘア・トラップ間の距離は、およそ数百m~数km程度になる。ヘア・トラップは、基本的に林道に沿って、林道から数十mほど離れた場所に設置することになる。ただし、先述のとおり、事前調査の結果、地形改変等の影響等により設置困難であることが判明した調査地点については、新たに選定された地点に設置を行う。イ 構造設置箇所においては、1辺約3mの四角形となるよう4本の樹脂ポールを設置し、地上から40cm及び60cmの高さにそれぞれ有刺鉄線を張る。各トラップ内の中心には、誘引用に揮発性の腐食防止剤を塗布した木杭1本を設置する。

また、各トラップには自動撮影カメラを設置する。(詳細は別添平面図、立面図1、2のとおり)なお、令和5年度に設置したヘア・トラップ33箇所は、バラ線のみ撤去しているため、既設の樹脂ポール及び木杭について活用可能な場合は、そのまま活用して設置する。その他の最大12箇所は、新規に設置する。ウ 体制設置作業は1班あたり3人以上の複数名で行うこと(安全のため単独作業は行わない)。なお、設置にあたっては、北海道立総合研究機構の職員が一定期間同行し、設置の仕方等について技術指導を行う。調査の関係からヘア・トラップ設置は、事前準備期間の5月31日から6月14日までの期間で全て完了する必要があるため、特に人員配置、工程管理などに十分注意すること。エ その他上記は基本的な設置方法であり、ヘア・トラップ形状をはじめ、各種詳細については、現地状況に合わせた柔軟な対応が必要になることから、詳細は道総研の指示によるものとする。(3) 誘引用揮発性腐食防止剤の塗布(第2週):6月17日〜 21日ア ヒグマ誘引物の設置トラップ内の中心にヒグマ誘引用の腐食防止剤(クレオソート等)を塗布した木杭1本を設置し、設置後の見回りの際には、必要な都度、腐食防止剤を塗布する。イ 体制誘引用の腐食防止剤を塗布作業は1班あたり2人以上の複数名で行うこと(安全のため単独作業は行わない)。また、事前に北海道立総合研究機構の職員が塗布の設置方法について技術指導をする。(4) 見回りと体毛の回収 (第3週~第12週):6月24日〜8月30日セッション1(第3週)~セッション10(第12週)※セッションとは月曜~日曜日の期間を指す。(別添1)3ア 体制見回りは1班あたり2人以上の複数名で行うこと(安全のため単独作業は行わない)。ヘア・トラップ全て(最大45箇所)を1セッション内で見回り、有刺鉄線に付着したヒグマの体毛を回収するとともに、腐食防止剤を木杭に再塗布(木杭が破損して使用できない場合は新しい木杭を打ち込む)、カメラ点検、トラップ修理等を行う。全てのトラップについて、毎週1回見回り、上記作業を実施する。各トラップはなるべく同じ周期で見回ることが望ましい。イ 回収作業ヘア・トラップの多くは林道沿いに設置されているため、〔林道を車で移動→近くに駐車→徒歩で数十m離れたトラップへ行き体毛回収&腐食防止剤の塗布→車に戻る〕を繰り返す。各ヘア・トラップでは、有刺鉄線の一つ一つの刺(とげ)を丹念に調べ、ヒグマの体毛が残存していれば回収する。同じトラップに複数のヒグマの体毛が残っていた場合、一緒にすると個体識別ができなくなるので、違う刺(とげ)に残された体毛は、それぞれ別の袋に回収する。また、試料回収はピンセットを使い、素手で絶対触らない。さらに、使ったピンセットは、1つの刺(とげ)の回収が終わるごとに、アルコール消毒を行うこと。全ての刺(とげ)を調べ、残された体毛を全て回収したら、基本的に有刺鉄線をバーナーで焼く(間違って残った体毛が、次の調査の際に混在することを避ける目的)。各トラップにおける作業時間は、付着した体毛の量により異なる(体毛が多く付着している場合は1基あたり1時間以上かかる一方、体毛が付着していない場合は10分程度で終了)。ウ 体毛の管理回収した体毛は、別途用意された紙封筒(サンプルバッグ)に入れる。サンプルバッグには、試料番号、トラップの番号、採取年月日等を記入する。また、回収したサンプルを濡れたまま放置すると、DNA の解析ができなくなるため、回収後は風通しの良い場所で自然乾燥させ、一定期間(1週間に1度)ごとに指定検査機関に送付すること。エ ヘア・トラップの撤収(第13週):9月2日〜9月6日撤収作業は1班あたり2人以上の複数名で行うこと(安全のため単独作業は行わない)。撤収にあたっては、事前に業務担当員と調整の上、作業を実施することとし、10週間(セッション)の見回り(体毛回収期間)終了後、全て撤収する。木杭は適切に廃棄し、バラ線及び樹脂ポールは再利用することから、撤収後、江差町内の別途指定する保管場所に搬送する。撤収の際に、有刺鉄線を確認して体毛が付着していた場合は回収すること。4 スケジュール5月 6月 7月 8月 9月落石、倒木等除去5月31日~6月7日設置 6月8日~6月14日クレオソート塗布6月17日~6月21日見回り6月24日~8月30日10週(10セッション)撤収 9月2日~9月6日5 調査におけるヒグマの危険性について本調査では、ヘア・トラップの近くを通るヒグマを、トラップ内を通過させることを目的に腐食防止剤を使用して誘引するものであり、ヒグマがヘア・トラップに「居つく」ことは想定され(別添1)4ず、ヒグマによる危険性という観点では、本調査は通常の山林作業と異なるものではない。ただし、通常の山林作業と同様に、調査実施時は次のことを遵守すること。○必ず複数で行動する(単独行動は厳禁)。○車外に出る際は、クラクションなど人間の存在を知らせるための音を出し、歩行時は鈴やラジオ等を携帯する。○車外に出た際は、一定の平静な時間をとり、動物の気配を確認する。○クマスプレーと鉈は常時携帯する。(事前に使い方を練習)なお、本調査地より渡島半島地域での過去の調査において、上記項目を遵守した結果、特にヒグマによる危険を確認した事例はありません。

3m3m木杭(φ9cm)敷地幅0.1m有刺鉄線幅0.02m3~4m(広角タイプの場合は1~2m)樹脂ポール(φ38mm)自動撮影カメラ平面図図.自動撮影カメラおよびフェンス型ヘア・トラップ設置模式図(平面図)ヘア・トラップから数メートル離れたところに自動撮影カメラを設置して、トラップを訪れる個体を撮影する。自動撮影カメラは、ベルトを用いて立木に設置する。

150cm70cm40cm40cm樹脂ポール(φ38mm)有刺鉄線立面図1図.フェンス型ヘア・トラップ設置模式図(立面図)(a) 有刺鉄線を地上高40cmおよび70cmの2段に設置する。有刺鉄線の設置には、樹脂製の支柱を使用する。支柱は、地面に40cm程度打ち込む。

120cm30cm木杭(φ9cm)有刺鉄線立面図2図.フェンス型ヘア・トラップ設置模式図(立面図)(b) 木杭をフェンス型ヘア・トラップの内部に設置する。地上高約10cmから等間隔で80cm程度まで有刺鉄線を巻き付け、ヒグマが背中をこすることを期待する。杭には、近くを通ったクマが気付きやすくするためにクレオソートを塗布しておく。

(別添2)ヒグマ地域個体群生息数推定調査 携帯用マニュアル【01ヘア・トラップ設置用】○ ヘア・トラップ(最大45箇所)を期間内に全て設置できるように人員調達、班編制等について検討。※ヘア・トラップには自動撮影カメラを設置(具体的な場所ごとの設置数は道総研が指示)○ (参考)1班あたり2名~3名程度で構成し、複数班で設置作業を行うことが一般的。○ 下記の作業内容について、●は必須 ▲は必要に応じて実施してください。区 分 内 容1 資材・道具等の積み込み●下記資材等を車両に積載。●日報に「調査年月日」、「天気」、「班名」、「氏名(道総研指導者・その他関係者を含む。)」を記載してください。【資材】・樹脂製ポール・木杭(破損分及び新規設置分)・有刺鉄線(1箇所約50m×設置箇所分)・クレモナロープ、結束バンド・自動撮影カメラ・標識テープ【道具等】・かけや・鉈・草刈り機・草刈り機用油・ラジオペンチ・メジャー・革手袋・クマスプレー・ハチノック・野帳兼日報・GPS・マジックペン・カメラ(スマホ)・筆記用具2 下車して設置場所へ●1箇所分の資材と道具を持ってヘア・トラップ設置場所へ移動【資材】 樹脂ポール及び木杭必要本数、有刺鉄線50m分、自動撮影カメラ+道具等3 ヘア・トラップ等の設置1 場所の確認 ●GPSにより場所の確認●野帳に「トラップ番号」「開始時間」「カメラ設置の有無」 を記入。「備考」には経路等を記載▲(目印が取れていれば)周辺の木に標識テープを巻く。2 草刈り▲必要に応じて草刈りを行う。3 杭の打込み●樹脂ポール4本+誘引用木杭1本を打ち込む。4 有刺鉄線を張る●地上から40cm及び60cmの高さのところに2段にして張る。5 基準杭に標識テープを巻く●基準とする杭1本に標識テープを巻く。●杭の頭に番号を振る。(基準杭を1番として以下、時計回りに2番、3番、4番(5番、6番)とする。6 自動撮影カメラ設置●各トラップに自動撮影カメラを設置●カメラ番号を日報に記入(自動撮影カメラは貸与)7 写真撮影●自動撮影カメラを設置した所から、ヘア・トラップを撮影(ヘア・トラップ、基準杭の標識テープ、トラップ番号札を持った作業員1名以上を含めて撮影)(別添2)区 分 内 容3 ヘア・トラップ等の設置8 トラップ番号札の設置●付近の木にトラップ番号札をつける。9 カメラの電源ON●カメラの電源をつける。●野帳に「終了始時間」 記入10 注意看板の設置●林道へ戻る手前の立木に標識テープ(ピンク)を巻く。

(ヘア・トラップ設置場所への入口の目印のため)●併せて「ヒグマ調査注意」の看板を立木に設置4 次の場所へ以下「区分」2~4を繰り返してください。備考○ 基準杭についてヒグマの体毛を回収した場合は、封筒(ラベル貼付)に「日付」、「トラップNo.」、「サンプルNo.」、「採取位置」について数字を記入するが、採取位置を明確にするため、木杭に番号を設定する。基準となる杭に、標識テープ(ピンク)を付け、基準杭(木杭①)とし、以下、時計回りに木杭②、木杭③、木杭④とする。25ヒグマ調査注意!ヒグマ地域個体群生息数推定調査 携帯用マニュアル【02見回り・回収等用】• 回収したサンプルは遺伝子分析に使用するため、サンプルをよく乾かすことが重要です。体毛回収時に雨などで封筒が濡れた場合は、車のエアコン等で封筒ごと風乾させる。調査終了後はシリカゲルと一緒にチャック袋に保管。

• 1週間ごとにサンプルをまとめて(SDカードを回収した週はSD カードも併せて)以下の住所へ送付。

〒 060 - 0819札幌市北区北19条西12丁目エネルギー・環境・地質研究所自然環境部① 作業開始トラップに到着後、野帳に作業開始時刻を記入する。写真撮影(トラップと番号、作業員が写るように撮影)。

②カメラOFFカメラを開けて電源を OFF にする。

③ 体毛の回収とトラップの確認・体毛の回収有刺鉄線の1つの刺についている体毛ひとかたまりを1サンプルとして採取する。

サンプルごとにピンセットの先をアルコール綿で拭って採取し(体毛の端には触れないように気を付ける)、それぞれ別々の封筒に入れる。

封筒は二つ折りにする(二つ折りの下側に体毛が入るようにする)。

封筒には回収月日、トラップ ID (トラップ番号)、サンプル採取位置(上 or 下)を記入する。

すべての体毛を回収したらサンプル数(封筒の数)を野帳に記入する。

・誘引用木杭に揮発性腐食防止剤(クレオソート等)を必要な都度塗布する。

・木杭破損の場合は交換する。

・トラップのメンテナンス有刺鉄線が緩んでいればピンと張り直す(高さに注意)。

④ カメラのチェックカメラを TEST モードにし、液晶画面が点灯するかどうかを確認する。

※ TEST モードして数秒間待っても液晶画面がつかない場合は、カメラを OFF にして電池を交換し、電池を交換したら TESTモードにして液晶画面がつくかどうか確認する。

⑤SDカードの交換液晶画面がつくことを確認できたら電源を OFF にし、SD カードを交換する(交換は2週間に1回程度)。

SD カード交換の有無と、新旧カード番号を野帳に記載する。

⑥ カメラON電池のカバーが確実に閉まっていることを確認する。

電源をON にしてカメラを閉じる。

※ 電源スイッチを動かす際に TESTの位置まで動いてしまうことがあります。

つまみが真ん中のONの所にあることを確認してください。

きちんとONにできれば、カメラ正面の赤いランプが10 秒程度点滅します。

⑦ 作業終了作業終了時刻を野帳に記入する。

トラップまで持って行くもの• 野帳、筆記用具、カメラ(スマホ)• サンプル回収用封筒(50 枚程度)• ピンセット• アルコール綿• ガストーチバーナー• ラジオペンチ• 揮発性腐食防止剤(クレオソート等)• はさみ• 結束バンド• 革手袋• 鉈• クマスプレー• ハチノック• 交換用SD カード、カード入れ• 回収済みSD カード入れ• 交換用電池(単3電池8本)車に積んでおくもの• かけや• プラスチックハンマー• のこぎり• 標識テープ• エスロンテープ(予備の資材)• 樹脂ポール• 木杭• 有刺鉄線線• サンプル回収用封筒持ち物リストSD裏を上にする点滅(別添3)記入例困ったときはトラップポールが緩んでバラ線がたるんでしまっている有刺鉄線がピンと張られていないとクマの毛が採取できないので、樹脂ポールを打ち直して再度バラ線をピンと張り直す。

バラ線が切れてしまっている一度有刺鉄線を緩めて切れた部分で繋ぎ、張り直す。

ピンと張っても(両側から引っ張っても)継ぎ目で緩まないように、以下のように継ぐこと。

①切れたバラ線の先を曲げて②ひっかけて③曲げた部分をねじって固定サンプル採取現場でアルコール綿が足りなくなったライター等でピンセットをあぶってください。あぶった直後はピンセットが熱すぎてサンプルを悪くするので、その都度少し冷ましてから採取する。

現場で封筒が足りなくなったティッシュや紙に包む(日付やトラップ番号など、封筒と同じ事項を記録しておいてください)。体毛を乾燥させることが重要であり、ビニール袋には入れない。

体毛が刺にしっかり絡まってどうしても取り切れないペンチ等で刺を緩めて採取。遺伝子抽出には毛根部分を使うので、むりやり引っ張って体毛を切ってしまわないよう気をつけること。採取できたら緩めた刺を元に戻す。

採取している途中で体毛が地面に落ちてしまった地面に落ちても構いません。同じ刺についていた他の体毛と一緒に封筒に入れること。

クマの毛ではなさそうな毛がついている顕微鏡で見ないと判断がつかない場合があるので、体毛と思われるものはすべて採取すること。

カメラカメラが破損していた 稀に動物に壊されることがある。

カメラを回収し、エネルギー・環境・地質研究所自然環境部に送付する。

電池を交換しても液晶画面がつかないカメラを回収し、エネルギー・環境・地質研究所自然環境部に送付する。

カメラが明らかにおかしな方向を向いている動物がカメラに触れて画角を変えてしまうことがある。トラップ全体が映る方向に設置し直す。

●その他調査作業にかかる不明な点、困ったことなどが発生した場合は下記まで連絡すること。

エネルギー・環境・地質研究所自然環境部 011-747-3571(担当:釣賀 自然環境部長)令和5年ヘア・トラップ調査野帳兼日報様式2(見回り・回収等) (別紙様式2)調査月日 ●月 ●日(月) 天気 はれ 班名 ●氏名 班長 ○○ ○○ 班員 △△△△、□□□□トラップNo作業開始時刻作業終了時刻サンプル数SDカード交換 備考(クレオソートを塗布した際はその旨を記載)交換〇×旧カードNo新カードNo10 9:35 10:03 3 ○ 10 20・カメラの方向がゆがんでいた・クレオソート塗布サンプル数サンプルが無かった場合は空欄にせず、0を記入する。

SD カード交換SD カードを交換した週は〇をつけて交換前と交換後のカード番号を記入。SD カードの交換をしない週は×をつける。

備考気付いたことがあれば記入する。

(別添4)ヒグマ地域個体群生息数推定調査 携帯用マニュアル 【03 撤収用】○ ヘア・トラップ(最大45箇所)を期間内に全て撤収できるように人員調達、班編制等について検討。○ 撤収後、ゴミなどを残さないことはもちろん、可能な限り原状回復に努めること。○ 撤収した資材(木材、有刺鉄線等)は適切に保管等を行うこと。区 分 内 容1 資材・道具等の積み込み●下記の荷物を車両に積み込む。●日報に「調査年月日」、「天気」、「班名」、「氏名」を記載してください。【資材等】【道具等】・ハサミ・ラジオペンチ・革手袋・クマスプレー・ハチノック・野帳兼日報・GPS【各自用意】・カメラ(スマホ)・筆記用具2 下車して設置場所へ●道具を持ってヘアトラップ設置へ移動【資材等】 【道具】 ハサミ、ラジオペンチ3 撤収 1 場所の確認●野帳に「トラップ番号」「開始時間」 を記入2 自動撮影カメラの電源OFF●自動撮影カメラの電源を切り、撤収後、指示した場所に搬入する。3 有刺鉄線の回収●有刺鉄線を樹脂ポールから外して回収し、指示した場所に搬入する。4 トラップ番号札の回収 ●付近の立木に設置したトラップ番号札を回収5 写真撮影等●有刺鉄線を回収したことがわかる写真を撮る。(設置していた場所とトラップ番号札を持った作業員1名以上を含め撮影)●野帳に「終了時間」 記入6 注意看板の回収●林道へ戻る手前の立木に設置した「ヒグマ調査注意」の看板を回収4 次の場所へ 以下「区分」2~4を繰り返してください。25ヒグマ調査注意!

(写真台帳の使用方法)① 各作業区分(設置、餌設設置、見回り・回収、撤収)に応じて、それぞれ各班ごとのファイルを作成し、作業日ごとに写真台帳を作成してください。

※シートはコピーするシートタブを右クリックし、「移動またはコピー」を選択し、「コピーを作成する」にチェックを入れ、OKをクリックすると作成されます。

※シート名は例のように日付を記載してください。

※例えば、設置作業の場合は、2班体制で実施するので、A班とB班それぞれの写真帳ファイルを作成します。そして、それぞれのファイルに日毎のシートを作成し、写真を貼付します。

② まず、写真をパソコンの任意のフォルダに保存していただきます。保存後は、各写真の大きさを25KB~100KB程度にリサイズします。

※ 写真サイズはあまり大きくならないようにお願いします。(メール送信時の負荷軽減)※サイズを小さくする方法は任意のやり方で構いません。参考までに、写真のサイズ変更はwindows10標準で附属の「フォト」で写真表示した際の右上表示「・・・」内にサイズ変更があります。

※「カスタムの寸法を定義」を選び、バーを動かして品質を50%程度以下にして保存すると容量が小さくなります。1枚あたり25KB〜50KB程度であればよろしいかと思います。

③ 各写真台帳に写真を貼り付ける方法は、「画像挿入」をクリックします。②で保存した写真を選択すると写真台帳の該当部分に貼り付けられます。

※ 消去する場合は、「画像消去」をクリックします。

④ 別途各班毎に作成される日報のトラップ番号と写真帳のトラップ番号が一致するようご注意願います。

⑤ 写真は次のとおり撮影したものを添付してください。

(設置2枚):1枚目は人が番号札を持ち、背後にトラップがある設置完了写真。2枚目はカメラ設置場所からトラップを撮影する。

(餌、見回り等1枚):人、トラップ番号、背景にトラップが撮影されている写真。

(撤収2枚):1枚目はトラップ番号を入れた撤去前の状況写真。2枚目は撤去後の状況写真。

⑥ 写真数が多くなる場合は、その作業日のシートを追加し、枝番(2)を作成してください。 ⑦ 写真台帳の提出時に容量が大きい場合は、メール送信を複数に分けて送付してください。

※例えば、設置作業の場合は、2班体制で実施するので、A班とB班それぞれの写真帳ファイルを作成します。そして、それぞれのファイルに日毎のシートを作成し、写真を貼付します。

※サイズを小さくする方法は任意のやり方で構いません。参考までに、写真のサイズ変更はwindows10標準で附属の「フォト」で写真表示した際の右上表示「・・・」内にサイズ変更があります。

※「カスタムの寸法を定義」を選び、バーを動かして品質を50%程度以下にして保存すると容量が小さくなります。1枚あたり25KB〜50KB程度であればよろしいかと思います。

作業内容:設置 餌設置 見回り・回収 撤収 作業状況確認写真班名 作業実施日(別紙様式4)トラップ番号: トラップ番号:トラップ番号: トラップ番号:トラップ番号: トラップ番号:作業内容:設置 餌設置 見回り・回収 撤収 作業状況確認写真班名 作業実施日(別紙様式4)トラップ番号: トラップ番号:トラップ番号: トラップ番号:トラップ番号: トラップ番号:作業内容:設置 餌設置 見回り・回収 撤収 作業状況確認写真班名 作業実施日(別紙様式4)トラップ番号: トラップ番号:トラップ番号: トラップ番号:トラップ番号: トラップ番号:

•契約違反や不適切な行為があった場合、その内容によって一定期間、道と契約ができなくなることがあり、また契約の解除や損害賠償を請求することがあります•契約期間中に業務の処理状況に関し、公的書類等の関係書類の提出を求め、また、現地調査を行う場合があります•コンソーシアムの代表者は責任体制・管理体制・実施体制を明示してください•コンソーシアムの代表者は構成員に対し、道との契約内容を十分に周知してください•「北海道職員等の内部通報制度」を設けていますので、詳細は道HPをご覧ください•再委託は禁止ですただし、一定の要件を満たす場合、例外的にその一部の業務を再委託することができます(再委託の詳細については裏面)•受託者は、委託業務に係る再委託先の行為について、その全ての責任を負います•再委託が認められた場合、受託者は、契約を遵守するために必要な事項について、本契約書を準用して再委託先と約定するとともに、契約内容や契約上の留意事項について、再委託先への十分な説明と理解を得てください•再委託先は、自己都合による第三者への委託はできません(事業者の皆様へ)北海道•委託契約には成果物を求める請負契約と、一定の業務の執行を求める(準)委任契約があります•(準)委任契約は業務に要した経費に応じて契約額の範囲内で対価が支払われるものであり、減額となる場合もあるので留意願います•準委任契約においては、契約を締結する際に法令等を遵守する旨の誓約書を提出してください契約区分再委託指名停止等ー委託契約に関する留意事項ー•業務を行う上で、事情の変更があった場合は、速やかに報告してください報告等の義務その他調査等への対応契約全般について(どれか一つでも該当した場合は認められな以下のどれか一つでも該当した場合は認められません•業務の全部を再委託する場合•業務の主要な部分を再委託する場合•複数の業務をまとめて委託した場合に、1件以上の業務の全部を再委託する場合ー裏面ーやむを得ず再委託が必要な場合は、次の関係書類を提出して、道の承諾を得てくださいア 次の事項を記載した書面・再委託する相手方の称号又は名称及び住所・再委託する理由及びその必要性・再委託する業務の範囲・内容と契約金額・再委託する相手方の管理・履行体制、職員の状況・再委託する相手方の過去の履行実績イ 再委託する相手方から徴取した法令等を遵守する旨の誓約書の写し(準委任契約の場合)ウ その他求められた書類再委託について再委託は事前の承諾が必要再委託が認められないもの再委託は禁止ですただし、一定の要件を満たす場合、例外的にその一部の業務を再委託することができます