入札情報は以下の通りです。

件名(仮称)鎮魂の森基本設計業務委託
種別役務
公示日または更新日2021 年 9 月 7 日
組織岩手県大槌町
取得日2021 年 9 月 7 日 19:09:03

公告内容

件名:(仮称)鎮魂の森基本設計業務委託1 入札参加条件 (1)共通事項(2)特記事項2 設計資料の閲覧方法(1)閲覧期間 (2)閲覧方法 大槌町ホームページに公開3 入札参加申し込みについて 入札に参加する業者は、下記の提出期限までに必要書類を提出するようお願いします。

各様式は、上記ホームページよりダウンロードすることができます。

(事前に参加申請がない場合は、入札に参加できません)。

(1)事前提出書類 1.条件付一般競争入札参加申請書・・・1部(2)提出期限(3)審査結果④ 大槌町営建設工事に係る指名停止措置要綱(昭和57年告示第53号)に基づく指名停止の措置を、入札日において受けていないこと。

③ 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立て、又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続開始の申立てがなされている者(ただし、更生手続又は再生手続き開始の決定後、入札参加資格の再認定を受けている場合を除く。)でないこと。

② 政令第167条の4第2項各号のいずれかに該当すると認められる者でその事実があった後2年を経過していない者及びその者を代理人、支配人その他使用人として使用する者でないこと。

①過去10年間のうち特定の災害または事故等に関する追悼・鎮魂を目的とした近隣公園規模以上の「基本計画、基本設計、実施設計」いずれかの実績を有すること。

②東北地方に本社又は営業所を有すること。

(その他必要に応じ、追加で提出をして頂く場合があります。)令和3年9月21日(火)正午令和3年9月7日(火)~令和3年9月22日(水)令和3年9月22日(水)までに通知します。

請負実績が確認できる書類(契約書等) 2.参加条件を満たすことを証明する書類。

条件付一般競争入札説明書① 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号。以下「政令」という。)第167 条の4第1項の規定に該当しない者であること。

4 質問及び回答 質疑は、令和3年9月16日(木)正午で締め切らせていただきます。

【質疑メール送信先】 zaisei@town.otsuchi.iwate.jp5 入札方法(1)必要書類:「入札書」及び「委任状(代表者が入札する場合を除く)」(2)注意事項 ① 郵便による入札は、認めません。

② 入札書は封筒に入れずに裏返して入札箱に入れること。

③ 1回の入札で落札者がない場合6回まで行います。

6 辞退について7 契約について 「課税事業者届」及び「契約の保証に係る届出書」・・・ 各1部ずつ(2)契約予定日8 その他 この説明書に記載している事項のほか、「条件付一般競争入札公告」及び「条件付き一般競争入札心得」を熟読した上で入札に参加するようにお願いします。

(1)落札後の必要書類(令和3年9月28日(火)までに提出のこと) 入札質問票(任意様式)を下記アドレスにメールにて提出するようお願いします。回答は大槌町ホームページにて公開します。ただし、すべての質問に回答するとは限りません。

入札執行中にあっては、入札辞退届(任意様式)又はその旨を明記した入札書を、入札を執行する者に直接提出してください。

入札執行前において、条件付一般競争入札参加申請後に入札を辞退しようとするときは、原則として入札日の前日までに、入札辞退届(任意様式)を持参又は郵送により提出してください。

令和3年9月29日(水)お問い合わせ先担当:大槌町企画財政課財政管財班 佐々木 佑太TEL:0193-42-8712(直通)FAX:0193-42-3855Mail:zaisei@town.otsuchi.iwate.jp

町長 副町長 課 長 班 長 設 計 精 算令和 3年度 業 務 委 託 設 計 書河川路線名業 務 名 (仮称)鎮魂の森基本設計業務委託履行場所 岩手県上閉伊郡大槌町須賀町地内 円也168日間名 称 数 量 単 位 摘 要業 務 の 概 要基本設計業務1 式単価使用年月 2021年 9月歩掛適用年月 2021年 9月労務単価割増率 無し岩手県県土整備部- 1 -業務番号:2021-Coott884370000総括表費目 単位 数量 単価 金額 摘要設計業務価格式 1業務価格式 1消費税相当額式 1業務委託料式 1岩手県県土整備部- 2 -業務番号:2021-Coott884370000業務委託費内訳書業務名 (仮称)鎮魂の森基本設計業務委託 業 種項 目土木設計業務鎮魂の森基本設計項目・工種・種別・細別 規格 単位 数量 単価 金額 数量・金額増減 摘要鎮魂の森基本設計式 1直接人件費式 1鎮魂の森基本設計式 1与条件の細部検討式 1内 1号諸施設の検討および設定式 1内 2号基本設計図の作成式 1内 3号鳥瞰図又は透視図作成鳥瞰図A3サイズ1枚又は透視図A4サイズ2枚式 1内 4号3DCAD作成全体像と4視点式 1内 5号津波シミュレーション4ケース式 1内 6号トイレ建築設計式 1内 7号基本設計説明書の作成式 1内 8号検討委員会の運営・資料作成回 2単 1号住民説明会の開催補助回 1単 2号岩手県県土整備部 - 3 -業務番号:2021-Coott884370000業務委託費内訳書業務名 (仮称)鎮魂の森基本設計業務委託 業 種項 目土木設計業務鎮魂の森基本設計項目・工種・種別・細別 規格 単位 数量 単価 金額 数量・金額増減 摘要関連機関との協議用資料作成式 1内 9号概算工事費の算出式 1内 10号照査式 1内 11号打合せ協議式 1内 12号直接経費式 1直接経費式 1旅費交通費式 1旅費交通費(率計上)土木設計業務式 1委員謝金・交通費回 2単 3号電子成果品作成費式 1電子成果品作成費(設計)式 1内 13号直接原価(その他原価除く)式 1その他原価式 1内 14号岩手県県土整備部 - 4 -業務番号:2021-Coott884370000業務委託費内訳書業務名 (仮称)鎮魂の森基本設計業務委託 業 種項 目土木設計業務直接経費項目・工種・種別・細別 規格 単位 数量 単価 金額 数量・金額増減 摘要一般管理費等式 1内 15号設計業務価格式 1岩手県県土整備部 - 5 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 1号与条件の細部検討名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要主任技師人技師(A)人技師(B)人合計岩手県県土整備部 - 6 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 2号諸施設の検討および設定名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師長人主任技師人技師(A)人技師(B)人合計岩手県県土整備部 - 7 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 3号基本設計図の作成名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(A)人技師(B)人技師(C)人技術員人合計岩手県県土整備部 - 8 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 4号鳥瞰図又は透視図作成 鳥瞰図A3サイズ1枚又は透視図A4サイズ2枚名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(B)人技師(C)人合計1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 5号3DCAD作成 全体像と4視点名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要3DCAD作成式 1内 16号合計岩手県県土整備部 - 9 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 6号津波シミュレーション 4ケース名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要主任技師人技師(A)人技師(C)人技術員人合計岩手県県土整備部 - 10 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 7号トイレ建築設計名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(C)人技術員人合計1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 8号基本設計説明書の作成名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要主任技師人技師(A)人技師(B)人合計岩手県県土整備部 - 11 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 9号関連機関との協議用資料作成名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(A)人技師(B)人技師(C)人合計1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 10号概算工事費の算出名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(B)人技師(C)人技術員人合計岩手県県土整備部 - 12 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 11号照査名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師長人主任技師人技師(A)人合計1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 12号打合せ協議名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要主任技師人技師(A)人技師(B)人合計岩手県県土整備部 - 13 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 13号電子成果品作成費(設計)名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要電子成果品作成費式 1合計1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 14号その他原価名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要直接人件費(設計業務)式 1α/(1-α)%その他原価式 1合計岩手県県土整備部 - 14 -1次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 15号一般管理費等名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要業務原価式 1β/(1-β)%一般管理費等式 1合計岩手県県土整備部 - 15 -2次内訳書単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数内 16号3DCAD作成名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(C)人技術員人合計岩手県県土整備部 - 16 -1次単価表単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数単 1号検討委員会の運営・資料作成単位 回 単位数量1単価名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要技師(A)人技師(B)人技師(C)人合計単価岩手県県土整備部 - 17 -1次単価表単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数単 2号住民説明会の開催補助単位 回 単位数量1単価名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要主任技師人技師(A)人技師(B)人技師(C)人技術員人合計単価岩手県県土整備部 - 18 -1次単価表単価使用年月 2021.09歩掛適用年月 2021.09労務調整係数単 3号委員謝金・交通費単位 回 単位数量1単価名称・規格 条件 単位 数量 単価 金額 摘要委員謝金・交通費回 1合計単価岩手県県土整備部 - 19 -

1(仮称)鎮魂の森基本設計業務委託特記仕様書第1章 総則1 適用範囲2 業務の目的3 履行期間4 配置技術者に対する要件第2章 業務内容1 設計条件2 造成計画3 祈りの対象のデザイン検討・設計および地蔵尊の移設検討4 基本設計の実施5 住民説明会の開催補助6 鎮魂の森整備検討委員会の運営および資料作成7 トイレ建築設計第3章 業務一般1 提出書類2 業務報告書3 貸与品4 情報管理の徹底5 成果の帰属について6 疑義等2(仮称)鎮魂の森基本設計業務委託特記仕様書第1章 総則1 適用範囲本特記仕様書は、「(仮称)鎮魂の森基本設計業務委託」(以下「本業務」という。)について適用するものとする。本特記仕様書に定めのないものについては「契約書」、「設計業務等共通仕様書(令和2年10月1日以降適用:岩手県県土整備部)」、「公共建築設計業務委託共通仕様書(平成31年3月改訂版;国土交通省)」(以下、共通仕様書という。)のほか発注者との協議、指示によるものとする。2 業務の目的本業務は、大槌町における東日本大震災の犠牲者を追悼する場としての公共の施設として整備する「(仮称)鎮魂の森」の基本設計を実施することを目的とする。なお、検討にあたっては「鎮魂の森基本計画(平成30年8月:大槌町)」および別紙「(仮称)鎮魂の森整備事業の整備方針」、鎮魂の森整備検討委員会で得られた意見等を踏まえること。3 履行期間本業務の履行期間は、契約締結日から令和4年3月15日までとする。4 配置技術者に対する要件(1)管理技術者管理技術者については、下記の1)に示す条件を満たし、かつ、2)の実績を有する者であることとする。なお、業務完了まで管理技術者は、原則として変更できない。但し、病休、死亡、退職等のやむをえない理由により変更を行う場合には、発注者の承認を得なければならない。1)下記のいずれかの資格を有する者技術士(建設部門の都市および地方計画分野)、RCCM(造園または都市計画及び地方計画) 、登録ランドスケープアーキテクトのいずれかの資格を有すること。(定義)「鎮魂の森」とは震災津波伝承事業の一環として整備する町全体の追悼・鎮魂の場である。「鎮魂の森」は、当町における犠牲者への追悼・鎮魂の場であると共に、震災の被害や教訓、復興への想いを伝承する場、支援への感謝を伝える場として、町内外の人々が日常的に訪れることができる公共の場である。32)下記の実績を有する者過去10年間のうち近隣公園規模以上の特定の災害または事故等に関する追悼・鎮魂を目的とした公園の基本計画、基本設計、実施設計のいずれかの実績を有すること。業務委託契約書の写し等、業務実績を確認することができる書類を提出すること。複数の業務実績を記載した場合は、記載した全ての業務実績についてそれぞれ確認できる書類を提出すること。(2)照査技術者照査技術者については、下記の1)に示す条件を満たし、かつ、2)の実績を有する者であることとする。なお、業務完了まで照査技術者は、原則として変更できない。但し、病休、死亡、退職等のやむをえない理由により変更を行う場合には、発注者の承認を得なければならない。1)下記のいずれかの資格を有する者技術士(建設部門の都市および地方計画分野)、RCCM(造園または都市計画及び地方計画) 、登録ランドスケープアーキテクトのいずれかの資格を有すること。2)下記の実績を有する者過去10年間のうち近隣公園規模以上の特定の災害または事故等に関する追悼・鎮魂を目的とした公園の基本計画、基本設計、実施設計のいずれかの実績を有すること。業務委託契約書の写し等、業務実績を確認することができる書類を提出すること。複数の業務実績を記載した場合は、記載した全ての業務実績についてそれぞれ確認できる書類を提出すること。第2章 業務内容1 設計条件計画場所:上閉伊郡大槌町須賀町 地内計画面積:約1.5ha作業量の補正係数:(S)=0.822 造成計画以下のシミュレーションを行い、安全性を担保できる盛土形状の検討を行う。(1)津波シミュレーション計算津波シミュレーションの計算をおこない、(仮称)鎮魂の森の造成により、津波が発生した際に、土地区画整理事業で実施したかさ上げ盛土が浸水しないよう基本設計に反映する。1)造成高の設定鎮魂の森整備造成高を設定する。なお、計算手法、地盤条件等については、「大槌4町鎮魂の森追悼の場等検討業務委託」で実施した津波シミュレーションの計算条件を踏まえて発注者と協議の上で設定する。2)津波浸水位予測計算設定した条件を踏まえて、地形モデル(地盤高)、粗度係数等のメッシュデータを作成する。これらのデータは、必要に応じて津波シミュレーション計算毎に作成する。以上を踏まえて津波浸水シミュレーションを実施する。なお、必要に応じて整備造成高を変えてシミュレーションを行う。3)資料作成津波浸水シミュレーション結果に基づき、最大浸水深及び浸水位分布図を作成する。3 祈りの対象のデザイン検討・設計および地蔵尊の移設検討(1)祈りの対象のデザイン検討・設計「大槌町内で東日本大震災の犠牲となられた方々への追悼」および「震災の記憶の伝承」を趣旨として、「大槌町鎮魂の森追悼の場等検討業務委託報告書」および鎮魂の森整備検討委員会で得られた意見等を基に、以下の①~③のデザイン検討および設計を行う。併せて祈りの対象の施設配置を含めた外構デザインを検討し設計を行う。

なお、①~③を一体型としたデザインを提案することも可とする。①芳名板または芳名碑(刻銘碑)※最大で1286名の芳名を記載できるものとする。②慰霊碑(モニュメント)③献花台1)祈りの対象の構造及び材質①設置場所の条件や風水害、地震等の災害の発生も想定し、長年の使用、風雨、紫外線等に耐えるものとすること。②安全性に十分配慮し、構造計算等により、安易に倒壊し、または損傷することないような構造とすることはもちろん、近くを歩行している者等に転倒や転落等の危険が生じないよう必要な対策を施すこと。③材質の選定に当たっては、「大槌町「(仮称)鎮魂の森」に関するアンケート結果報告書」の内容を踏まえたうえで選定し、選定理由(その材質が有する耐久性や質感等)を明らかにし、設計報告書に記載すること。④維持管理の容易なものとすること。2)祈りの対象のデザイン5①デザインは、本業務の目的を十分に踏まえたものとし、貸与する資料等の情報も踏まえて検討する。(3案程度の比較検討。)②祈りの対象の基本コンセプトは以下のとおりとする。[基本コンセプト]a.東日本大震災の犠牲者への追悼・鎮魂b.震災による被害と教訓の伝承③具体的なデザインについては、「(仮称)鎮魂の森基本計画」および「大槌町鎮魂の森追悼の場等検討業務委託報告書」等(以下、「本委託」という。)を十分に配慮すること。④本委託で設定した空間形成や景観、造成計画等の基本方針と一体化するデザインとすること。⑤特定の宗教を連想させず、広く町民に受け入れられるものとし、被災者の心情に配慮した格調の高いものとすること。(2)地蔵尊の移設検討町内の仮設住宅に設置されていた地蔵尊52体(おおよそ60cm)を(仮称)鎮魂の森敷地内へ移設することとなっているため、発注者と協議のうえ条件を整理し、移設検討を行う。4 基本設計の実施(1)与条件の細部検討①「与条件や基本計画の把握と整理」②「各種設計条件の整理と確認」③「各種設計基準の抽出と適用の確認」④「現地詳細調査(設計対象地とその周辺、敷地境界、既存物の状況、供給処理設備など)」(2)諸施設の検討および設定①「基本計画内容の整合性確認」②「敷地・施設容量からみた利用者数の検討と設定」③「空間構成・景観・意匠等に関する基本方針の検討と設定」④「造成基本方針の検討と設定」⑤「植栽基本方針の検討と設定」⑥「供給処理設備基本方針の検討と設定」⑦「整備水準・目標工事費の検討と設定」⑧「維持管理基本方針の検討と設定」6(3)基本設計図の作成既存図面(県道吉里吉里釜石線工事、県防潮堤工事)等を用いて、以下の図面の作成を行う。①「基本設計平面図の作成」②「造成計画平面図の作成」③「施設計画平面図の作成」④「植栽計画平面図の作成」⑤「供給処理設備計画平面図の作成(縮尺1/200~1/500)」⑥「主要断面図の作成(縮尺1/100~1/200)」⑦「園路などの主要施設の構造イメージ図の作成(縮尺1/30~1/100)」(祈りの対象も含む)(4)概算工事費の算出基本設計図に基づき、公表された単価、または見積り徴収による単価にて、祈りの対象も含めたすべての工事に係る概算工事費を算出する。工事費算出の際は、発注者と協議したうえで数ケースについて算出する。(5)設計報告書の作成基本設計の検討資料を取りまとめた報告書を作成する。(6)照査報告書の作成①「基礎情報や敷地情報の把握と設計計画の適正照査」②「設計方法や設計手法の妥当性の照査」③「成果品の内容の適正照査」(7)打合せ協議業務を円滑に遂行するために、着手時(1回)、中間(2回)、完了時(1回)の計4回の協議を発注者と行うこと。(8)鳥瞰図または透視図の作成決定した内容に基づいて、対象地全体を俯瞰した鳥瞰図またはアイレベルからのイメージスケッチを作成する。(9)3DCADの作成鎮魂の森整備検討委員会や住民説明会で、高さ関係等をイメージできるように37DCADを作成する。作成に当たっては、鎮魂の森整備検討委員会での審議を踏まえて、諸施設の種類、規模、配置、形態等を踏えることとする。全体像と復興の広場からの周辺4視点が分かるものを作成することとし、祈りの対象も含めたものとする。(10)設計業務の成果成果品は、共通仕様書第1211条及び本仕様書で示した下表のものとする。項目 サイズ成果品数量製本 電子データ1)基本設計図A3版(縮小版) 3部一式(DVD-ROMまたはCD-ROM 1枚)(オリジナルデータ、PDF)2)報告書等①設計報告書②数量計算書③施工計画書④現地踏査報告書⑤打ち合わせ記録簿⑥照査報告書A4版 3部一式(DVD-ROMまたはCD-ROM 1枚)(オリジナルデータ、PDF)3)その他指示したもの①基本設計説明書②鳥瞰図または透視図A4版A3版A4版3部1枚2枚一式(DVD-ROMまたはCD-ROM 1枚)(オリジナルデータ、PDF)5 住民説明会の開催補助住民説明会では、本業務で検討した設計案について、地域住民等に向けて内容説明し意見交換を行うことを目的とする。住民説明会に必要となる会議の資料作成、当日の運営補助を行う。なお、開催後は、実施記録簿を作成すること。住民説明会の開催回数は1回とし、参加者募集は発注者が行う。6 鎮魂の森整備検討委員会の運営および資料作成発注者と協議のうえ、鎮魂の森整備検討委員会に必要となる会議の準備、開催、運営及び資料の作成を行う。また、鎮魂の森検討委員会の経過を一般に公表するための資料作成を行う。鎮魂の森整備検討委員会は、本基本設計業務で検討した設計案について、有識者の委8員より意見を聴取し議論することを目的とする。鎮魂の森整備検討委員会の開催予定回数は2回とし、委員やオブザーバーへの謝金、交通費支弁は受注者が行う。また、討議結果を成果に反映すること。7 トイレ建築設計鎮魂の森内に設置する公衆トイレの基本設計をおこなう。業務内容及び範囲は、国土交通省告示第15号別添一第1項イに掲げる「基本設計に関する標準業務」とする。(1)設計条件等の整理①条件整理耐震性能や設備機能の水準など発注者から提示されるさまざまな要求その他の諸条件を設計条件として整理する。なお、基本計画より、下記の設計条件を踏まえることとする。・基数:女性用3基、男性用3基、多機能トイレ1基・建築面積:約30㎡・汚水処理:浄化槽②設計条件の変更等の場合の協議発注者から提示される要求の内容が不明確、若しくは不適切な場合または内容に相互矛盾がある場合、または整理した設計条件に変更がある場合においては、発注者に説明を求め、発注者と協議する。

(2)法令上の諸条件の調査及び関係機関との打ち合わせ①法令上の諸条件の調査基本設計に必要な範囲で、建築物の建築に関する法令及び条例上の制約条件を調査する。②建築確認申請に係る関係機関との打合せ基本設計に必要な範囲で、建築確認申請を行うために必要な事項について関係機関と事前に打ち合わせを行う。(3)上水道、電力等の供給状況の調査及び関係機関との打ち合わせ基本設計に必要な範囲で、敷地に対する上水道、電力等の供給状況の調査、浄化槽の設置等に必要な関係機関との打ち合わせを行う。(4)基本設計方針の策定①総合検討設計条件に基づき、様々な基本設計方針案の検証を通じて、基本設計をまとめてい9く考え方を総合的に検討し、その上で業務体制、業務工程等を立案する。②基本設計方針の策定及び発注者への説明総合検討の結果を踏まえ、基本設計方針を策定し、発注者に対して説明する。(5)基本設計図書の作成基本設計方針に基づき、発注者と協議の上、基本設計図書を作成する。(6)概算工事費の検討基本設計図書の作成が完了した時点において、当該基本設計図書に基づく建築工事に通常要する費用を概算し、工事費概算書を作成する。(7)基本設計内容の発注者への説明等基本設計を行っている間、発注者に対して、作業内容や進捗状況を報告し、必要な事項について発注者の意向を確認する。また、基本設計図書の作成が完了した時点において、基本設計図書を発注者に提出し、発注者に対して設計意図及び基本設計内容の総合的な説明を行う。(8)トイレ建築設計の成果品の提出成果品は、国土交通省告示第15号別添一第1項ロに掲げる下表のものとする。項目 サイズ成果品数量製本 電子データ1)総合①計画説明書②仕様概要書③仕上概要表④面積表及び求積図⑤配置図⑦平面図⑧断面図⑨立面図(各面)⑩工事費概算書(概算内訳書)2)構造①構造計画説明書②構造設計概要書3)電気設備①電気設備計画説明書A3版A3版A4版3部一式(DVD-ROMまたはCD-ROM 1枚)(オリジナルデータ、PDF)10②電気設備設計概要書③各種技術資料3)給排水衛生設備完成図書①給排水衛生設備計画説明書②給排水衛生設備設計概要書③各種技術資料4)空調換気設備①空調換気設備計画説明書②空調換気設備設計概要書③各種技術資料第3章 業務一般1 提出書類受注者は、契約締結後に、遅延なく関係書類を発注者に提出しなければならない。なお、受注者が発注者に提出する書類で様式が定められていないものは、受注者において様式を定め、提出するものとする。ただし、発注者がその様式を指示した場合は、これに従わなければならない。2 業務報告書受注者は、業務完了時には、打合せ記録簿を取りまとめた業務報告書を作成し、各業務での成果品と併せて発注者に提出し、検査を受けること。なお、電子データは、岩手県電子納品ガイドラインに基づき2種類の形式(オリジナルデータ、PDF)で提出するものとする。①業務報告書(A4判、原則カラー、図面などはA3折り込み可) 3部②各業務での成果品 一式③上記に係る電子データ(DVD-ROMまたはCD-ROM等での提出) 一式④その他本業務に関連した検討資料等 一式(納入場所)〒028-1192 岩手県上閉伊郡大槌町上町1番3号大槌町役場 協働地域づくり推進課3 貸与品契約期間中、発注者は以下のものを受注者に貸与する。貸与にあたって受注者は、その重要性を認識し、十分注意をして取扱い、業務終了後は速やかに返却し、または、消去するものとする。なお、破損、滅失、紛失等の事故の場合は、これに代わる同等のものを返却しなければならない。また、受注者は、貸与された資料を本業務以外の目的で使用または複写してはならず、第三者に貸与、閲覧、複写、譲渡または使用させてはならない。11①鎮魂の森構想策定・基本設計準備業務報告書(平成28年3月:大槌町)②公表資料大槌町震災津波伝承事業に関する基本的考え(平成28年11月:大槌町)③公表資料鎮魂の森基本構想(平成29年3月:大槌町)④津波シミュレーションによる造成条件の検討(平成30年7月:大槌町)⑤鎮魂の森基本計画策定業務報告書(平成30年8月:大槌町)⑥公表資料「(仮称)鎮魂の森基本計画」(平成30年8月:大槌町)⑦公表資料大槌町「(仮称)鎮魂の森」に関するアンケート結果報告書(令和2年4月:大槌町)⑧大槌町鎮魂の森追悼の場等検討業務報告書(令和3年3月予定:大槌町)⑨大槌町誘導案内施設整備計画(平成28年3月:大槌町)⑩発注者が保管している資料等のうち、業務において必要とされ貸与可能なものについては貸与するものとする。4 情報管理の徹底受注者は、本業務で知り得た個人情報及び業務履行に関する全ての行政情報について、第三者に漏えいしてはならない。また、個人情報の取扱いにあたっては、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第58号)及び同施行令に基づき、個人情報の漏えい防止及び適正な管理等に必要な措置を講じなければならない。5 成果の帰属について本業務において得られた業務報告書及び成果品、また検討過程で作成した資料については、発注者にすべて帰属するものとする。6 疑義等本業務の遂行にあたり疑義等が生じた場合は速やかに発注者と協議を行うこと。

「(仮称)鎮魂の森」基本計画図・盛土量は津波シミュレーション時の使用想定土量(T.P.+1.0以上T.P.+5.0以下)であ18,000㎥以下とする。

・先に県道工事が行われる事から、歩道と園路の境にはガードレールが設置される。

・県道の高さに合せた計画を行う。

・鉄道盛土への影響が無い形状とするため鉄道盛土への腹付けを行わない。

(2)前提条件・全体を集約したコンパクトな空間構成とする。

・「祈りの軸」と「誘いの軸」の2軸にて空間構成を行う。「祈りの軸」は城山、「希望の灯り」、蓬莱島を結ぶ軸線とし、「誘いの軸」は「望海の場」と大槌駅の展望台を結ぶ軸とする。

・「追悼の場」は、木々に囲まれた過去に想いを馳せる静かな空間とする。

・「復興の広場」は、誰もが自由に利用可能な未来へ希望となる開放的な芝生等の広場とする。

・「記憶の森」は耐潮性があるマツ種と広葉樹で構成し、「追悼の場」を包み込むように配する。

・「花の園路」は鉄道盛土面と合せて花を中心とした植栽の場とする。

・「地蔵エリア」は三陸鉄道沿い北側に配置し、「望海の場」からの景観を創出する。地蔵配置やまわりの植栽は地区ごとの活動等の町民主体の整備を想定する。

・「望海の場」は海への祈りの場とし、「地蔵エリア」と復興を遂げた市街地や、「希望の灯り」を望む場とする。

(3)空間構成・「追悼の場」に芳名板、献花台を配置する。

・駐車場と「復興の広場」を結ぶ園路に公衆トイレ(車いす対応)を配置する。

(4)設置物・名前という命と向き合う「追悼の場」は自然のやさしさのある緑で包み込むことで静かで落ち着いた空間とする。

・「追悼の場」へ向かう動線に献花台、芳名板を設ける。祈りの軸上にそれぞれ配置する。

・防潮堤など周りへの視界を樹木により隠すことで独立した空間を創出する。

・芳名板へのアプローチは階段を登るルートとするが、バリアフリールートとして西側に園路を設置する。

(5)追悼の場の構成大槌町内での東日本大震災の犠牲者に対する「追悼・鎮魂」の場であるとともに、町民が日常的に集い、憩い、交流の場として永く親しみながら、森を育んでいくことを通じて、「過去の被害と教訓」、「現在の復興への想い・感謝」と「未来への希望」を将来世代にメッセージとして伝え続けていく場とする。

(1)全体の考え方【花の園路】+14.5