入札情報は以下の通りです。

件名令和5年度 AI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託に関する一般競争入札について
公示日または更新日2023 年 2 月 24 日
組織沖縄県
取得日2023 年 2 月 24 日 19:11:43

公告内容

- 1 -沖縄県農業研究センター(令和5年2月24日)一般競争入札説明書沖縄県が発注する委託業務に係る一般競争入札公告に基づく一般競争入札(以下「入札」という。)については、関係法令に定めるほか、この一般競争入札説明書によります。入札に参加する者(以下「入札参加者」という。)が熟知し、かつ、遵守しなければならない一般的事項は、以下のとおりです。記1 委託業務名令和5年度AI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託業務2 目的厳寒期のない沖縄県では、病害虫は周年発生し、農作物への病害虫被害は他県に比べると大きい。現状では、判断に困った作物障害の原因について指導員に確認するのに1週間以上要する場合もあり、その間に被害が広がり防除が困難になることも少なくない。また、ウィルス病と栄養障害の症状は似通っているため、その原因の特定はさらに長い日数を要する。作物障害の原因を発見後すみやかに生産者自身で特定し即対応することにより被害を最小限に抑える必要がある。そこで本事業では、作物障害画像診断解析を行うためのデータのセットを構築するとともに、生産者が利用できる体制を整えるため、アプリ開発会社とのマッチングを行うこととしている。本委託では、害虫による被害作物の人為的作出のため、飼育可能な昆虫の飼育及び供給を目的とする。3 委託内容サトウキビ、ゴーヤー、オクラの害虫飼育維持管理業務。※ 詳細は別紙「仕様書」を参照のこと。4 委託業務実施場所沖縄県農業研究センター(沖縄県糸満市字真壁820番地)5 委託期間令和5年4月1日から令和6年3月31日6 入札参加資格要件次の要件を全て満たす法人とする。- 2 -(1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であること。(2)国及び沖縄県より指名停止措置を受けている期間中でないこと。(3)過去 5 箇年の間に国(独立行政法人、公社及び公団を含む。)又は地方公共団体に対する同種・類似の委託業務の完了実績を複数有すること(履行実績証明書及び契約書の写しを提出)。7 委託先決定までのスケジュール(1)公告日:令和5年2月24日(金曜日)(2)入札参加表明受付期限:令和5年3月9日(木曜日)17時(必着)(3)入札に係る質問受付期間:令和5年3月8日(水曜日)17時(必着)※ 質問は FAX による受付のみとし、件名に「AI 画像診断害虫等飼育委託について」と記載ください。(4)入札日:令和5年3月16日(木曜日)10時00分~8 入札参加表明の提出方法及び書類(1)入札参加表明の提出先入札への参加を希望される方は、本書に従い関係書類を作成し、参加表明受付期限までに郵送又は持参にて関係書類を提出すること。なお、FAX 及び電子メールによる関係書類の提出は受け付けない。また、提出された書類に不備等のある場合は受付期限内に補正することとし、提出された書類は返却しない。※ 提出先 〒901-0336 沖縄県糸満市字真壁820番地沖縄県農業研究センター病虫管理技術開発班 與儀宛※ 提出の際は、送付用封筒に「AI 画像診断害虫等飼育委託業務申請書」在中と朱書すること。※ 郵送の場合は、書留もしくは特定記録を利用し、持参の場合は土・日・祝日を除く10時から17時までに持参すること。(2)入札参加資格要件の審査に係る書類ア 申請書等提出確認票 1部イ 一般競争入札参加資格確認申請書 1部ウ 履行実績証明書 1部エ 登記簿謄本 原本1部オ 印鑑証明書 原本1部カ 定款 1部キ 決算報告書 1部- 3 -ク 返信用封筒(404円分の切手を添付した長形3号封筒)※ 沖縄県競争入札参加者名簿に記載されている者は、上記エ~キの提出は免除する。

ただし、該当者は沖縄県が通知した競争入札参加資格通知書の写しを提出すること。※ 国(独立行政法人、公社及び公団を含む。)又は地方公共団体、国立大学法人、学校法人については、上記エ~キの提出は免除する。※ ウについては、「6.入札参加資格要件の(3)」の事項を確認できる内容を記載し、その内容の契約書の写し(契約日・契約先・契約額等が記載された箇所のみ可)を添付すること。9 入札及び契約に係る事項(1)入札日時及び会場入札資格審査により資格要件を認められた者は、審査結果通知に同封する入札書にて金額等を記入の上、入札日に会場で直接提出するか、郵送の場合は令和5年3月 14日(火曜日)17時までに書留または特定記録を利用し提出すること。なお、郵送の場合は再度の入札にも対応できるように準備し、それぞれの入札書は別封すること。入札日 : 令和5年3月16日(木曜日)10時00分会 場 : 沖縄県農業研究センター本館 2 階小会議室(沖縄県糸満市字真壁 820番地)(2)入札及び契約の手続において使用する言語並びに通貨日本語及び日本国通貨(3)入札保証金入札保証金の率は、見積る契約額の 100 分の5以上とする。ただし、沖縄県財務規則第 100 条第2項に該当すると認められるときは免除することができる(第3号の該当の有無は、履行実績証明書にて判断する。)。(4)落札者の決定方法ア 有効な入札書を提出した者で、予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって申込みをした者を落札者とする。イ 落札となるべき同価格の入札をした者が2人以上あるときは、直ちに当該落札者にくじを引かせ、落札者を決定するものとする。この場合において、当該入札者のうち開札に立ち会わないもの又はくじを引かないものがあるときは、これに代えて当該入札事務に関係のない職員にくじを引かせるものとする。- 4 -ウ 開札をした場合において落札者がいない場合は、再度の入札を行う。この場合において、再度の入札は直ちにその場で行う。なお、再度の入札は1回までとする。エ 再度の入札を行っても落札者がいない場合は、地方自治法施行令第 167 条の2第1項第8号の規定に基づき、随意契約ができるものとする。(5)契約保証金契約保証金の率は、契約金額の 100 分の 10 以上とする。ただし、沖縄県財務規則第101条第 2 項に該当すると認められるときは免除することができる(第3号の該当の有無は、履行実績証明書にて判断する。)。10 長期継続契約この公告に係る入札の結果、落札者との間で締結することとなる契約は、沖縄県長期継続契約を締結することができる契約を定める条例に基づくものである。翌年度において当該契約に係る予算の減額または削除があった場合は、当該契約を解除することがある。11 その他(1)最低制限価格は設定しない。(2)入札及び契約の手続に係る費用は自己負担とする。(3)次年度当初予算成立を前提とした年度開始前の事務手続きであり予算成立後に効力を生じる事業である。また、県議会において当初予算案が否決された場合は、入札を中止する。12 お問い合わせ先沖縄県農林水産部 農業研究センター 病虫管理技術開発班 與儀 喜代政〒 901-0336 沖縄県糸満市字真壁 820番地TEL : 098-840-8504 FAX.: 098-840-8510

- 1 -令和5年度 AI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託業務仕様書1 目的令和5年度 AI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託業務契約書(以下「契約書」という。)第1条の規定により、委託業務の内容は次のとおり定める。2 委託業務(1)AIを活用した作物障害画像診断に向けた体制整備事業における試験研究に係る作業。ア イネヨトウ、カンシャシンクイハマキ、ツマジロクサヨトウ、ミナミキイロアザミウマ、タバココナジラミ、チャノキイロアザミウマを飼育し、供給維持すること。イ 餌の作成及び採集すること。ウ その他、試験研究補助に係る作業。(2)害虫飼育作業に要する機械・器具等の保守管理に係る作業。(3)詳細については「業務内容の詳細について」(別紙)を参照のこと。3 委託業務実施場所沖縄県農業研究センター害虫行動実験棟、天敵生物実験棟(沖縄県糸満市字真壁 820番地。以下「飼育棟」という。)。4 委託期間令和5年4月1日から令和6年3月31日5 業務体制契約書第3条の規定について以下のことを求める。(1)責任者責任者は大学卒業以上の学歴を有する者、またはこれと同等の学歴もしくは業務経験を有する者とし、業務遂行に責任を負えると認められる者とする。(2)安全衛生管理ア 受託者は委託業務に従事する者に対し、防災訓練や安全衛生等の研修を行い、その安全衛生を管理すること。イ 作業中は事故が起こらないよう十分に注意すること。ウ 成虫餌の作成、幼虫培地の作成、蛹の篩い分けの際には、必ず防塵用としてマスクを着用する。エ 作業内容や作業場所が危険である、あるいは安全が確保されていないと受託者が判断した場合、速やかに委託者へ報告しなければならない。また、作業や作業場所での安全が確保されるまで、受託者は作業を回避することができる。オ 受託者は使用する施設の管理・整頓・清掃に努めること。6 従事日及び従事時間従事日は「作業日程表」(別紙)で定めるものとする。7 提出書類等(成果品)契約書第4条の規定における提出書類等は以下のとおりとする。- 2 -(1)作業記録表提出期限は従事した月の翌月10日までとする。ア 出勤簿イ 害虫飼育作業日報ウ 害虫飼育作業月報(2)調査記録表提出期限は委託期間終了日までとする。ただし、担当者の要請があった場合は開示すること。ア イネヨトウ飼育記録表イ カンシャシンクイハマキ飼育記録表ウ ツマジロクサヨトウ飼育記録表エ ミナミキイロアザミウマ飼育記録表オ タバココナジラミ飼育記録表カ チャノキイロアザミウマ飼育記録表(3)受託業務完了報告書提出期限は委託期間終了日までとする。ただし、担当者の要請があった場合は開示すること。ア イネヨトウ飼育幼虫数及び供給数記録イ カンシャシンクイハマキ飼育幼虫数及び供給数記録ウ ツマジロクサヨトウ飼育幼虫数及び供給数記録エ ミナミキイロアザミウマ飼育成虫数及び供給数記録オ タバココナジラミ成虫飼育幼虫数及び供給数記録カ チャノキイロアザミウマ飼育成虫数及び供給数記録8 経費負担区分(1)委託者負担害虫飼育作業資材、用水、電気、試験器具、記録用紙、安全衛生用品、飼育棟付帯器具、その他事業用消耗品等。(2)受託者負担作業に係る人件費、餌等運搬用車両及びこれに係る諸経費、パソコン一式及びこれに係る消耗品類、文房具類、作業着、長靴、名札、食器類等。9 その他(1)委託業務の書類の作成や提出に係る費用は受託者の負担とする。(2)委託業務の遂行にあたり変更や改善がある場合は担当者に申し入れることができる。(3)本仕様書に定めのない事項又は疑義を生じた場合は、担当者の指示に基づくものとする。別 紙業務内容の詳細についてAI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託における業務内容の詳細については、以下のとおりとする。1. 飼育する害虫イネヨトウ、カンシャシンクイハマキ、ツマジロクサヨトウ、ミナミキイロアザミウマ、タバココナジラミ、チャノキイロアザミウマ2.各害虫の飼育作業内容(1)イネヨトウ委託期間における幼虫生産量は2カ月当たり1,000頭以上、年間で6,000頭以上とする。最低3世代に1回はつなぎ雌法により野生雄と交尾させ系統を維持すること。1,000 頭のうち中齢幼虫を500頭、2カ月に1回農研センターに供給すること。ア 交尾方法(ア) 系統内交尾羽化翌日の未交尾雌1に対し、羽化後3日以内の雄を2頭、25cm内外のかごに湿らせた給水部材とともに入れ、屋根があり風通しのよい条件下で1晩静置する。その際はアリに捕食されないよう、水を張ったバット上に置く。(イ) つなぎ雌法による交尾羽化翌日の未交尾雌に、CO2麻酔を施し長さ20cm内外のミシン糸の片側で片翅を結ぶ。糸のもう一方の端を長さ90cm園芸支柱等にビニールテープで留め、1晩静置する。イ 採卵方法及び卵の保管方法10cm×13cmφの透明なプラスティックカップに、保湿部材を敷き、ネジ口式プラスティック試験管に接ぎ木テープを取り付けた採卵管3本を入れ、アで交尾した可能性のある雌を1カップ当たり1頭入れ、14時間明期10時間暗期・25℃条件下で、死亡するまで産卵させる。死亡した雌を除去し、同様の条件下で適宜保湿部材に給水し羽化まで静置する。つなぎ雌法により交尾させた雌は糸から切り離し産卵させること。ウ 幼虫飼育方法ふ化24 時間以内の幼虫を、2cm角にカットした人工飼料を入れた4cm×7cmφの透明なプラスティックカップに面相筆を用いて約100頭入れ、7日間飼育する。その後は10cm×13cmφの透明なプラスティックカップを用い、幼虫の食べる量に従って適宜人工飼料を与え飼育する。(ア) さとうきび茎の粉の作成さとうきびの茎を収穫し、鞘頭部及び葉鞘を除去する。その茎をチッパーを用いて粗く裁断し、乾燥機で7日間80℃条件で連続乾燥させる。その後、粉砕機を用いて細かく粉砕する。

保存は5℃以下で行う。(イ) 人工飼料インセクタFIIⓇ(日本農産)を90gとウの(ア)で作成したさとうきび茎の粉90g、寒天5gを均一に混ぜ、水を300ml加え、オートクレーブ(105℃、15分)を用いて滅菌する。滅菌後の人工飼料は、常温になるまで室温に置き、冷却する。保存は5℃で行う。エ 蛹の取り出し方法幼虫飼育後期に人工飼料中での蛹が確認された後、幼虫飼育カップにキッチンペーパーを4つ折りにして入れ、3~4日おきにキッチンペーパーを交換する。取り出したキッチンペーパーは3日間保湿条件下に置き、その後蛹の取り出しを行う。取り出した蛹は、腹部末端の形状により雌雄を分け、保湿条件下でピルケースに入れ羽化まで飼育する。(2)カンシャシンクイハマキ委託期間における幼虫生産量は2カ月当たり500頭以上、年間で3,000頭以上とする。最低3世代に1回はつなぎ雌法により野生雄と交尾させ系統を維持すること。500頭のうち中齢幼虫を250頭、2カ月に1回農研センターに供給すること。ア 交尾方法(ア) 系統内交尾羽化翌日から3日後の未交尾雌1に対し、羽化後5日以内の雄2頭を 10cm×13cmφのプラスティックカップに8~10倍に薄めた蜂蜜をコットンにしみこませた物とともに入れる。(イ) つなぎ雌法による交尾羽化翌日~3日後の未交尾雌に、CO2麻酔を施し長さ20cm内外のミシン糸の片側で片翅を結ぶ。糸のもう一方の端を長さ90cm園芸支柱等にビニールテープで留め、1晩静置する。イ 採卵方法及び卵の保管方法(ア) 系統内交尾交尾に成功した雌は、プラスティックカップの壁面に産卵するため、アの(ア)の状態で、雌が死亡するまで採卵する。死亡した雌雄は発見次第除去する。(イ) つなぎ雌法による交尾回収した雌を糸から切り離し、4cm×7cmφの透明なプラスティックカップに、8~10倍に薄めた蜂蜜をコットンにしみこませた物とともに入れる。プラスティックカップの壁面に産卵するため、雌が死亡するまで採卵する。死亡した雌は発見次第除去する。ウ 幼虫飼育方法卵内で、ヘッドカプセルが確認されたら、その部分のプラスティックカップをはさみで切り取り、3cm角にカットした人工飼料を入れた5cm×9cmφの透明なプラスティックカップに入れる。

ふ化した幼虫は面相筆でタッパーに移す。ふ化後10~14日後に餌換えを行う。(ア) さとうきび茎の粉の作成さとうきびの茎を収穫し、鞘頭部及び葉鞘を除去する。その茎をチッパーを用いて粗く裁断し、乾燥機で7日間80℃条件で連続乾燥させる。その後、粉砕機を用いて細かく粉砕する。

保存は5℃以下で行う。(イ) 人工飼料インセクタFIIⓇ(日本農産)を90gとウの(ア)で作成したさとうきび茎の粉30g、寒天20gを均一に混ぜ、水を600ml加え、オートクレーブ(105℃、15分)を用いて滅菌する。滅菌後の人工飼料は、常温になるまで室温に置き、冷却する。保存は5℃で行う。エ 蛹の取り出し方法幼虫飼育後期に人工飼料中での蛹が確認された後、幼虫飼育カップにキッチンペーパーを4つ折りにして入れ、3~4日おきにキッチンペーパーを交換する。取り出したキッチンペーパーは3日間保湿条件下に置き、その後蛹の取り出しを行う。取り出した蛹は、腹部末端の形状により雌雄を分け、保湿条件下でピルケースに入れ羽化まで飼育する。(3)ツマジロクサヨトウ委託期間における幼虫生産量は2カ月当たり200頭以上、年間で1,200頭以上とする。200頭のうち中齢幼虫を100頭、2カ月に1回農研センターに供給すること。ア 交尾方法雌雄成虫は交尾に用いるまで、8~10倍に希釈した蜂蜜をコットンにしみこませた物を与え飼育する。羽化後3日から4日の未交尾雌1に対し、羽化後3日から7日後の雄を2頭、40cm×62cm×35cmのメッシュケージに湿らせた給水部材とともにいれ、14時間明期10時間暗期・25℃条件下で1晩静置する。イ 採卵方法及び卵の保管方法10cm×11cmφの透明なプラスティックカップに、保湿部材を敷き、アで交尾した可能性のある雌を1カップ当たり1頭入れ、14時間明期10時間暗期・25℃条件下で、死亡するまで産卵させる。死亡した雌を除去し、同様の条件下で適宜保湿部材に給水し羽化まで静置する。ウ 幼虫飼育方法ふ化24時間以内の幼虫を、2cm角にカットした人工飼料(インセクタLFⓇ、日本農産)を入れた4cm×7cmφの透明なプラスティックカップに約50頭入れ、7日間飼育する。その後は5cm×4cmφの透明なプラスティックカップを用い、個体ごとに個別に飼育する。幼虫の食べる量に従って適宜人工飼料を与え飼育する。エ 蛹の取り出し方法人工飼料中での蛹が確認された個体を適宜取り出す。取り出した蛹は、腹部末端の形状により雌雄を分け、保湿条件下でピルケースに入れ羽化まで飼育する。(4) ミナミキイロアザミウマ委託期間における成虫生産量は1か月あたり1200頭、年間14,400頭以上とする。生産量のうち1か月あたり600頭以上を農研センターに供給する。ア 飼育するためのソラマメ催芽種子の準備飼料用ソラマメを2~3日間流水で催芽処理を行ったあと、殻をむき、キッチンタオルを敷いた飼育容器に約200gずつ小分けにしていれ、使用するまで3℃で保管する。飼育容器は11×7×7cmパッキン付きプラスティック容器に、フタは1箇所3cmに穴開け加工をした後、ナイロンゴースを貼り付けたものとする。イ 成虫の採取作業飼育中の飼育容器から成虫を約200頭、面相筆で新しい飼育容器に移す。ウ 若虫成虫飼育作業14時間明期・10時間暗期・25℃に設定されたインキュベータ内で飼育する。週に1回、(イ)成虫の採取作業を行う。イの飼育容器は1セットとし、5 週間維持を基本とする。脱走や他のアザミウマ類が混ざらないように作業台及び作業時間を分ける。(5) タバココナジラミ委託期間における成虫生産量は1か月あたり1000頭、年間12,000頭以上とする。生産量のうち1か月あたり500頭以上を農研センターに供給する。ア 飼育するためのインゲン(大正金時)苗の準備72穴のセルトレイに播種し、発芽後、直径10.5cmの黒ポリポットに鉢上げし6~10葉程度になるまで育苗した後、飼育ケージ(40×20×30m、フタはナイロンゴースによる被覆加工を施したもの)に2ポット入れる。イ 成虫の採取作業吸虫器で既存の飼育ケージから成虫100匹を吸い取り、新しいケージに放虫する。ウ 幼虫の飼育飼育期間は、インゲン苗に週に3回の水やり・適宜肥培管理を行う。苗の生育を保つため、花芽や若い莢は、見つけ次第除去する。4時間明期・10時間暗期・25℃に設定された実験室で飼育する。ア~ウの作業を毎週繰り返す。毎週新規セット数は2ケージを基本とし、6週間維持を基本とする。(6)チャノキイロアザミウマ委託期間における成虫生産量は1か月あたり500頭、年間6,000頭以上とする。生産量のうち1か月あたり250頭以上を農研センターに供給する。ア 飼育するためのピーマン幼果の準備ピーマン幼果を2回水洗し、ピリダベン水和剤1000倍液に30分浸漬し、風乾させ、チャノキ飼育用の産卵基質・餌とする。使用するまでは12℃で保管する。イ 産卵のための準備産卵のためにセットする幼果は、実体顕微鏡下で他の虫・卵等がいないか確認し、適宜除去する。

ろ紙を敷いた飼育容器(SPL インセクトブリーディングディッシュ、φ8×4cm)に幼果を3個入れる。ウ 雌成虫のセット雌成虫40匹を面相筆で、幼果を入れた飼育容器に移す。エ 雌成虫の除去ウから3日後、雌成虫を面相筆で除去する。オ 幼虫と成虫の飼育週に2回、痛んだ幼果をピンセットで取り除き、幼果を追加する。このとき、幼虫や蛹等を痛んだ幼果と一緒に持ち出さないように注意する。14 時間明期・10 時間暗期・25℃に設定されたインキュベータ内で飼育する。ウ~オは、週に2回行う。セット数は1回につき2ケース、維持する飼育容器数32個を基本とする。3 その他の作業(1) サトウキビ粉の作成サトウキビ粉の作成に用いる茎の採集、茎の細断、乾燥、粉砕作業を行う。機械使用の調整等は担当職員が行う。(2) 餌のサトウキビ採集カンシャシンクイハマキの餌となる鞘頭部の採集を行う。(3) その他、試験研究補助に係る作業室内または野外における試験研究の補助を行う。4 害虫飼育作業に要する機械・器具等の保守管理に係る作業飼育器具の洗浄や作業機械の点検を行う。必要な場合は修繕や補修を行う。令和5年度 作業日程表勤務日: 平日非勤務日: 土日・ 祝祭日、1月1日、1月2日、1月3日令和5年(2023年) 令和6年(2024年)1 土 月 木 土 火 金 日 水 金 月 木 金2 日 火 金 日 水 土 月 木 土 火 金 土3 月 水 土 月 木 日 火 金 日 水 土 日4 火 木 日 火 金 月 水 土 月 木 日 月5 水 金 月 水 土 火 木 日 火 金 月 火6 木 土 火 木 日 水 金 月 水 土 火 水7 金 日 水 金 月 木 土 火 木 日 水 木8 土 月 木 土 火 金 日 水 金 月 木 金9 日 火 金 日 水 土 月 木 土 火 金 土10 月 水 土 月 木 日 火 金 日 水 土 日11 火 木 日 火 金 月 水 土 月 木 日 月12 水 金 月 水 土 火 木 日 火 金 月 火13 木 土 火 木 日 水 金 月 水 土 火 水14 金 日 水 金 月 木 土 火 木 日 水 木15 土 月 木 土 火 金 日 水 金 月 木 金16 日 火 金 日 水 土 月 木 土 火 金 土17 月 水 土 月 木 日 火 金 日 水 土 日18 火 木 日 火 金 月 水 土 月 木 日 月19 水 金 月 水 土 火 木 日 火 金 月 火20 木 土 火 木 日 水 金 月 水 土 火 水21 金 日 水 金 月 木 土 火 木 日 水 木22 土 月 木 土 火 金 日 水 金 月 木 金23 日 火 金 日 水 土 月 木 土 火 金 土24 月 水 土 月 木 日 火 金 日 水 土 日25 火 木 日 火 金 月 水 土 月 木 日 月26 水 金 月 水 土 火 木 日 火 金 月 火27 木 土 火 木 日 水 金 月 水 土 火 水28 金 日 水 金 月 木 土 火 木 日 水 木29 土 月 木 土 火 金 日 水 金 月 木 金30 日 火 金 日 水 土 月 木 土 火 土31 水 月 木 火 日 水 日日数表令和5年(2023年)→ 令和6年(2024年)→4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 各計勤務 平日 20 20 21 20 22 20 21 20 21 19 19 20 243非勤務 土日祝 10 11 9 11 9 10 10 10 10 12 10 11 123計 30 31 30 31 31 30 31 30 31 31 29 31 366①②③④4月 5月 6月 7月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 8月 3月※基本的に平日を勤務日とする。

※土日祝祭日を非勤務日とする。

※年始(1/1、1/2、1/3)については非勤務日扱いとする。

※慰霊の日は祝祭日扱いとする。

入札保証金について☆入札保証金の額は、見積る契約金額の100分の5以上とします。入札保証金の額が足りなかった場合、その入札は無効となります。また、入札するときに保証金が納付済みであることを証する書類を呈示しなければなりません。※見積る契約金額とは、消費税を含む金額です。納付書による方法(納付方法)① 第1号様式の入札保証金納付書発行依頼書に必要事項を記入し、令和5年3月10日(金)までに当センターへ提出する(FAX可)。② 納付書を当センター受付で受取り、納付書に記載されている銀行等の機関で入札保証金を納める。③ 納付先の銀行等から受領書を受け取る。④ 入札前までに農業研究センター担当者へ受領書の写しを提出する。(入札保証金の還付)・落札しなかった場合は、第2号様式の入札保証金還付請求書を農業研究センターへ提出し、約2週間後に指定された口座に振り込む・落札した場合は、納付すべき契約保証金に充当する。充当しない場合は、契約保証金を徴収後、先に納付済みの入札保証金を還付する。※ 落札した場合、契約金額の100分の10以上を契約締結前に納付する必要がある。(第1号様式)入札保証金納付書発行依頼書(現金で納付する場合に使 用 )令和 年 月 日沖縄県農業研究センター所長 殿住 所氏名又は名称及び代表者名 印電 話 番 号下記の一般競争入札に参加したいので、入札保証金納付の為の納付書の発行をお願いします。記1 件 名 令和5年度AI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託業務2 入札保証金額注 金額の記入は、算用数字を使用して鮮明に記載し、その頭部に「¥」を記入して下さい。第2号様式入札保証金還付請求書1 件 名 令和5年度AI画像診断体制整備に向けた害虫等飼育委託業務2 請求金額上記に係る入札保証金の還付を請求します。令和 年 月 日住所商号又は名称代表者名 印沖縄農業研究センター所長 殿(口座振込先)金融機関名預金種類口座番号口座名義人