入札情報は以下の通りです。

件名市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託の入札について
種別役務
公示日または更新日2024 年 6 月 5 日
組織奈良県奈良市
取得日2024 年 6 月 5 日 19:47:11

公告内容

本文 市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託の入札について 更新日:2024年6月5日更新印刷ページ表示 令和6年度 市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託について、一般競争入札を実施いたします。 告示文 [PDFファイル/185KB] 入札説明書+各種様式 [PDFファイル/323KB] 仕様書 [PDFファイル/480KB] 配置図 [PDFファイル/437KB] このページに関するお問い合わせ先 住宅課 営繕係〒630-8580奈良市二条大路南一丁目1-1北棟6階Tel:0742-34-5174Fax:0742-34-8236 メールでのお問い合わせはこちら <外部リンク>PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

奈良市公告第175号次のとおり一般競争入札に付しますので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の6第1項及び奈良市契約規則(昭和40年奈良市規則第43号)第2条の規定により公告します。令和6年6月5日奈良市長 仲 川 元 庸1.入札に付する事項(1)業務名 市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託(2)業務場所 奈良市川上町393番地 他(3)契約期間 契約の日から令和7年3月28日まで(4)履行期間 契約の日から令和7年3月28日まで(5)業務概要 市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託 一式2.入札に参加する者に必要な資格に関する事項次の条件に定める基準を全て満たすものであること。(1)令和6年度奈良市建設工事等入札参加資格者のうち、電気工事の資格を有する者であること。(2)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であること。(3)消防設備点検資格者第1種の資格を有する技術者を配置でき、本公告に示した非常用発電設備の性能が発揮できるよう保守点検を適切に実施することができる者であること。(4)奈良市の入札参加停止措置要領に基づく入札参加停止期間中でないこと。(5)会社更生法(平成14年法律第154号)の規定による更生手続開始の申立て及び民事再生法(平成11年法律第225号)の規定による再生手続開始の申立てがなされていない者(会社更生法の規定による更生計画認可又は民事再生法の規定による再生計画認可の決定を受けている者を除く。)(6)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に掲げる暴力団、同条第6号に規定する暴力団員である役職員を有する団体並びにそれらの利益となる活動を行うものでないこと。(7)次の業務について、業務実績を有していること。*150kVA以上の発電機の「定期点検」の業務の実施*ア 対象期間令和4年4月1日から令和6年3月31日まで3.仕様書等を示す日時及び場所(1)日時令和6年6月5日から令和6年7月2日まで(奈良市の休日を定める条例(平成元年奈良市条例第3号)に規定する市の休日を除く。)の午前9時から午後5時まで(2)場所奈良市都市整備部住宅課(北棟6階)(奈良市ホームページにも公表しています。)4.入札参加申請(1)入札参加を申請する者は、次に掲げる書類を提出してください。ア 一般競争入札参加資格確認申請書兼誓約書(様式第2号)イ 業務実績を確認できる書類(様式第3号)(2)入札参加申請方法令和6年6月5日から令和6年6月18日まで(奈良市の休日を定める条例(平成元年奈良市条例第3号)に規定する市の休日を除く。)の午前9時から午後5時までに、奈良市都市整備部住宅課(北棟6階)に(1)の書類を各1部持参してください。5.入札参加資格の決定(1)入札参加者の決定通知令和6年6月21日に入札参加申請者に通知します。(2)入札参加者の決定通知後の入札参加停止入札参加決定通知後において、入札参加不適格要件が判明した場合は、入札参加できません。6.仕様書等に関する質問(1)仕様書等に対する質問がある場合においては、次に従い、書面により提出してください。ア 日時 令和6年6月5日から令和6年6月13日まで(奈良市の休日を定める条例(平成元年奈良市条例第3号)に規定する市の休日を除く。)の午前9時から午後5時までイ 場所 奈良市都市整備部住宅課(北棟6階)ウ 持参により提出してください。送付(郵便・信書便)及び電送(ファクシミリ等)によるものは受け付けません。(2)(1)の質問に対する回答は、令和6年6月14日から令和6年6月20日まで奈良市ホームページに掲載します。7.入開札の日時及び場所ア 日時 令和6年7月3日 午後2時00分イ 場所 奈良市二条大路南一丁目1番1号 奈良市役所 中央棟3階 入札室8.入札保証金に関する事項入札に際しては、奈良市契約規則第4条に定める所定の入札保証金を納めなければならない。ただし、同条第2項第2号に該当する場合は、これを免除します。9.入札に関する事項(1)入札の方法は持参入札とします。入札書(様式第4号)に金額を記載し、封筒に入れて封印してください。(2)代理入札の場合は、年間を通じて委任されている者以外の者は、入札執行前に必ず委任状を提出してください。提出のない場合は、入札できないものとします。(3)入札者でなければ、入札の執行場所に立ち入ることができません。(4)入札者の不正行為その他の理由により、この入札を執行することが不適当であると認めるときは、執行を取りやめます。また、入札執行後においても落札決定を保留し、入札を取り消す場合があります。(5)入札の参加者は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号)等に抵触する行為は禁止します。(6)入札者中、入札書比較価格以内であって、最低の価格の入札者を持って落札者とします。また、予定価格に達した価格の入札がない場合は、直ちに再度入札を行います。(7)再度入札は1回まで実施します。(8)再度の入札をしても落札者がないときは、地方自治法施行令第167条の2第1項第8号の規定に基づき随意契約に移行する場合があります。(9)入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載してください。(10)入札の無効ア 入札参加資格のない者の入札イ 委任状の提出がない代理人による入札ウ 入札書に入札金額、委託件名の表示又は記名押印を欠く入札エ 入札書の重要な文字の誤脱などにより必要な事項を確認できない入札オ 入札書記載の価格を加除訂正した入札カ 同一入札者がなした同一事項についての2以上の入札キ 入札に際して公正な入札の執行を害する行為があったと認められる入札ク 虚偽の申請を行った者の入札ケ 入札書の日付が入開札日でない入札コ その他入札に関する条件に違反した入札10.落札者の決定方法落札者は、予定価格の制限の範囲内の価格で最低の価格をもって入札した者とします。11.その他(1)その他の詳細は、入札者心得による。(2)上記に定めのないものは、地方自治法(昭和22年法律第67号)及び地方自治法施行令並びに奈良市契約規則によるものとする。12.入札に関する問い合わせ先奈良市二条大路南一丁目1番1号奈良市都市整備部住宅課(北棟6階)電 話 0742-34-8236FAX 0742-34-8236

1別紙仕様書市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託は、この仕様書に定めるところにより実施するものとする。1.委託業務の名称 市営住宅等非常用発電設備保守点検業務委託2.業務場所 第2号市営住宅(1・2号館) 奈良市川上町393番地第2号市営住宅(3・4号館) 奈良市川上町405番地第4号市営住宅 奈良市般若寺町260番地第14号市営住宅 奈良市南紀寺町三丁目292番地第1号コミュニティ住宅 奈良市三条本町1番93号3.履行期 間 契約の日から令和7年3月28日まで4.業務仕様(1)本仕様書に記載されていない事項は、以下による。・建築保全業務共通仕様書国土交通省大臣官房官庁営繕部(以下「共通仕様書」という。)(2)仕様書に定めがない事項は、施設管理担当者と協議する。(3)点検実施は期間中2回実施するものとする。(4)点検は当該設備に適合する点検整備基準に従い、また、消防設備であるために、消防法等関係法令を遵守して実施すること。(5)点検実施の際は事前に奈良市に連絡し、立会等について調整すること。(6)受注者は点検完了後、速やかに奈良市にその結果報告をし、故障及び不備な点を発見した場合は協議のうえ別途処理するものとする。(7)発注者は、2回目の点検業務報告の確認後、受注者の請求に対して委託料を支払うものとする。(8)発注者が緊急かつ必要と認める点検を要請した時は、前記の規定にかかわらず速やかに技術者を派遣し設備の保全に必要な処置を行うこと。5.総則5.1.総則5.1.1.目的この仕様書は、施設管理者等が施設の保全業務の委託契約を締結する際に、委託する業務の内容を明確にし、もって建築物等の保全水準の確保に資することを目的とする。5.1.2.趣旨この仕様書は、定期点検等及び保守の業務について、一般的な保全業務項目と標準的に実施される作業内2容、実施周期等を定めるものである。5.2.一般事項5.2.1.適用仕様書に規定する事項は、別の定めがある場合を除き、受注者の責任において履行すべきものとする。5.2.2.用語の定義仕様書において用いる用語の定義は、次によるほか、各編の用語の定義による。(1)「施設管理担当者」とは、建築物等の管理に携わる者で、保全業務の監督を行うことを発注者が指定した者をいう。(2)「受注者等」とは、当該業務契約の受注者又は契約書の規定により定めた受注者側の業務責任者をいう。(3)「業務責任者」とは、契約書に規定する業務責任者をいい、業務を総合的に把握し、業務を円滑に実施するために施設管理担当者との連絡調整を行う者で、現場における受注者側の責任者をいう。(4)「業務担当者」とは、業務責任者の指揮により業務を実施するもので、現場における受注者側の担当者をいう。(5)「業務関係者」とは、業務責任者及び業務担当者を総称していう。(6)「施設管理担当者の承諾」とは、受注者等が施設管理担当者に対し書面で申し出た事項について、施設管理担当者が書面をもって了解することをいう。(7)「施設管理担当者の指示」とは、施設管理担当者が受注者等に対し業務の実施上必要な事項を、書面によって示すことをいう。(8)「施設管理担当者と協議」とは、協議事項について、施設管理担当者と受注者等とが結論を得るために合議し、その結果を書面に残すことをいう。(9)「施設管理担当者の検査」とは、業務の各段階で、受注者等が実施した結果等について提出した資料に基づき、施設管理担当者が契約図書との適否を確認することをいう。(10)「施設管理担当者の立会い」とは、業務の実施上必要な指示、承諾、協議及び検査を行うため、施設管理担当者がその場に臨むことをいう。(11)「業務検査」とは、契約図書に規定するすべての業務の完了の確認又は、支払の請求に関わる業務の終了の確認をするために、発注者が指定した者が行う検査をいう。(12)「作業」とは、共通仕様書で定める建築物等の定期点検、臨時点検、保守に当たることをいう。(13)「必要に応じて」とは、これに続く事項について、受注者等が作業の実施を判断すべき場合においては、あらかじめ施設管理担当者の承諾を受けて対処すべきことをいう。(14)「原則として」とは、これに続く事項について、受注者等が遵守すべきことをいう。ただし、あらかじめ施設管理担当者の承諾を受けた場合は他の手段によることができる。(15)「点検」とは、建築物等の部分について、損傷、変形、腐食、異臭その他の異常の有無を調査することをいい、保守又はその他の措置が必要か否かの判断を行うことをいう。(16)「定期点検」とは、当該点検を実施するために必要な資格又は特別な専門的知識を有する者が定期的に行う点検をいう。(17)「臨時点検」とは、当該点検を実施するために必要な資格又は特別な専門的知識を有する者が、台風、3暴風雨、地震等の災害発生直後及び不具合発生時等に臨時に行う点検をいう。(18)「法定点検」とは建築物の保全の関係法令に基づき実施することが規定されている点検をいう。(19)「保守」とは、点検の結果に基づき建築物等の機能の回復又は危険の防止のために行う消耗部品の取替え、注油、塗装その他これらに類する軽微な作業をいう。5.2.3.受注者の負担の範囲(1)業務の実施に必要な施設の電気、ガス、水道等の使用に係る費用は、特記がある場合に限り受注者の負担とする。(2)点検に必要な工具、計測機器等の機材は、設備機器に付属して設置されているものを除き、受注者の負担とする。(3)保守に必要な消耗部品、材料、油脂等は、受注者の負担とする。ただし、各編に定める支給材料を除く。5.2.4.報告書の書式等報告書の書式は、別に定めがある場合を除き、施設管理担当者の指示による。5.2.5.関係法令等の遵守業務の実施に当たり、適用を受ける関係法令等を遵守し、業務の円滑な遂行を図る。5.3.業務関係図書5.3.1.業務計画書(1)業務責任者は、各編で定める業務目的に照らし適切な業務の実施に先立ち、実施体制、全体工程、業務担当者が有する資格等、必要な事項を総合的にまとめた業務計画書を作成し、施設管理担当者の承諾を受ける。ただし、軽微な業務の場合において施設管理担当者の承諾を得た場合はこの限りではない。(2)業務関係者が施設に常駐して行う業務においては、受注者は業務関係者の労務管理について適切に行うよう計画する。

5.3.2.作業計画書業務責任者は、業務計画書に基づき作業別に、実施日時、作業内容、作業手順、作業範囲、業務責任者名、業務担当者名、安全管理等を具体的に定めた作業計画書を作成して、作業開始前に施設管理担当者の承諾を受ける。5.3.3.貸与資料貸与資料は、特記による。なお、点検対象の設備機器等に備え付けの図面、取扱説明書等は使用することができる。ただし、作業終了後は、原状に復するものとする。5.3.4.疑義に対する協議等契約図書に定められた内容に疑義が生じた場合は、施設管理担当者と協議する。45.4.業務現場管理5.4.1.業務管理契約図書に適合する業務を完了させるために、業務管理体制を確立し、品質、工程、安全等の業務管理を行う。5.4.2.業務責任者(1)受注者は、業務責任者を定め施設管理担当者に届け出る。また、業務責任者を変更した場合も同様とする。(2)業務責任者は、業務担当者に業務目的、作業内容及び施設管理担当者の指示事項等を伝え、その周知徹底を図る。(3)業務責任者は、業務担当者以上の経験、知識及び技能を有する者とする。なお、業務責任者は業務担当者を兼ねることができる。5.4.3.火気の取扱い作業等に際し、原則として火気は使用しない。火気を使用する場合は、あらかじめ施設管理担当者の承諾を得るものとし、その取扱いに際しては十分注意する。5.4.4.出入り禁止箇所業務に関係のない場所及び室への出入りは禁止する。5.5.業務の実施5.5.1.業務担当者(1)業務担当者は、その作業等の内容に応じ、必要な知識及び技能を有するものとする。(2)法令により作業等を行う者の資格が定められている場合は、当該資格を有する者が当該作業等を行う。5.5.2.代替要員業務内容により代替要員を必要とする場合には、あらかじめ施設管理担当者に報告し、承諾を得るものとする。5.5.3.服装等(1)業務関係者は、業務及び作業に適した服装並びに履物で業務を実施する。(2)業務関係者は、名札又は腕章を着けて業務を行う。5.5.4.業務の報告(1)業務責任者は、作業等の結果を記載した業務報告書を作成し、施設管理担当者へ、あらかじめ定められた日に報告する。(2)点検においては、あらかじめ施設管理担当者と打合せの上、定められた様式により報告する。55.6.業務に伴う廃棄物の処理等5.6.1.廃棄物の処理等業務の実施に伴い発生した廃棄物の処理は、原則として受注者の負担とする。5.6.2.産業廃棄物等業務の実施に伴い発生した産業廃棄物等は、積込みから最終処分までを産業廃棄物処理業者に委託し、マニフェスト交付を経て適正に処理する。5.7.業務の検査5.7.1.業務の検査受注者は、契約書に基づき、その支払いに係る請求を行うときは業務報告書を用意し、発注者の指定した者が行う業務の検査を受けるものとする。6.定期点検等及び保守6.1.一般事項6.1.1.適用本編は、建築物等の定期点検、臨時点検、保守等に関する業務に適用する。6.1.2.点検の範囲(1)定期点検及び臨時点検の対象部分、数量等は、特記による。(2)特記した対象部分について本編各章に示す点検を実施し、その結果を報告する。なお、特記した対象部分以外であっても、異常を発見した場合には、施設管理担当者に報告する。6.1.3.保守の範囲定期点検、臨時点検の結果に応じ、実施する保守の範囲は、次のとおりとする。(1)汚れ、詰まり、付着等がある部品又は点検部の清掃(2)取付け不良、作動不良、ずれ等がある場合の調整(3)ボルト、ねじ等で緩みがある場合の増締め(4)次に示す消耗部品の交換又は補充・潤滑油、グリス、充填油等・ランプ類、ヒューズ類・パッキン、ガスケット、Oリング類・精製水(5)接触部分、回転部分等への注油(6)軽微な損傷がある部分の補修(7)塗装(タッチペイント)(8)その他特記で定めた事項6.1.4.点検及び保守等の実施(1)点検を適正に行い、必要に応じて、保守その他の措置を講ずる。(2)点検を行う場合には、あらかじめ施設管理担当者から劣化及び故障状況を聴取し、点検の参考とする。6(3)点検は、原則として目視、触接又は軽打等により行う。(4)測定を行う点検は、定められた測定機器又は当該事項専用の測定機器を使用する。(5)異常を発見した場合には、同様な異常の発生が予想される箇所の点検を行う。6.1.5.周期の表記定期点検の周期の表記は、次による。(1)「6M」は、6月ごとに行うものとする。(9月,2月に実施すること)(2)「1Y」は、1年ごとに行うものとする。(2月に実施すること)6.1.6.応急措置等(1)点検の結果、対象部分に脱落、落下又は転倒の恐れがある場合、また、継続使用することにより著しい損傷又は関連する部材・機器等に影響を及ぼすことが想定される場合は、簡易な方法により応急措置を講じるとともに、速やかに施設管理担当者に報告する。(2)落下、飛散等の恐れがあるものについては、その区域を立入禁止にする等の危険防止措置を講じるとともに、速やかに施設管理担当者に報告する。(3)応急措置又は危険防止措置にかかる費用は、施設管理担当者との協議による。6.1.7.点検及び保守に伴う注意事項(1)点検及び保守の実施の結果、対象部分の機能、性能を現状より低下させてはならない。(2)点検及び保守の実施に当たり、仕上げ材、構造材等の一部撤去又は損傷を伴う場合には、あらかじめ施設管理担当者の承諾を受ける。(3)点検に使用する脚立等は受注者の負担とする。7.対象業務7.1.定期点検及び緊急保守(1)本業務委託の対象設備である発電機設備の概要を下記対象設備概要(第2号市営住宅(1・2号館)用発電設備概要、第2号市営住宅(3・4号館)用発電設備概要、第4号市営住宅用発電設備概要、第14号市営住宅用発電設備概要、第1号コミュニティ住宅用発電設備概要)に記載する。(2)点検の実施の要領を点検項目及び点検内容(1.自家発電装置 ~ 8.蓄電池)に記載する。(3)点検については、B点検、C点検に準ずるものとする。受注者独自の点検要領により点検する場合には、点検前に発注者に点検要領について報告し、協議することとする。(4)本業務委託の対象設備である発電機設備は、消防用設備の非常電源として用いるための、消防法に基づく7・非常用発電設備であるために、下記に示す表における消防法に基づく点検を実施すること。

消防法(消防用設備の非常電源)対象建物特定防火対象物で延面積が1,000㎡以上のもの防火対象物で消防長又は消防署長が指定するもの左記以外の防火対象物対象設備 自家発電設備点検の内容 機器点検・総合点検点検監督 選任された電気主任技術者点検者 消防設備士又は消防設備点検資格者 関係者頻度 6ヶ月(機器点検)・及び1年(総合点検)基準 点検基準(消防庁告示)・点検要領(予防課長通知)記録 点検結果報告書並びに点検票(消防庁告示)報告1年に1回〔特定防火対象物〕3年に1回〔特定防火対象物以外の防火対象物〕第2号市営住宅(1・2号館)用発電設備概要①機関機関メーカー ヤンマーディーゼル(株) 機関型式 4TN100TL-GM機関番号 04167 出力*回転数 75kW*3000min-1設置 1995年3月(1F室内) 燃料 軽油②発電機製造者 東洋電機製造株式会社 用途 非常用(G-17)型式 ZC08002-2S 製造番号 M953025製造年月 1995年―月 出力 70kVA電圧・電流 220V・184A 力率 0.8周波数 60Hz 回転数 3600min-1励磁電圧・電流 88V・19.3A POLES/PHASE 2/3③制御盤名称 製造者 型式 製造番号 製造年月発電機自動始動盤 東洋電機製造(株) KTU939802 CC939802 1995年3月蓄電池充電装置 (株)東京電機 CH-16 H1945D-1 1995年3月認定証票(即時長時間型) 東洋電機製造(株) SYDO-17 1051 93980 1995年3月キュービクル式自家発電設備 東洋電機製造(株) YT-80CC 93980 1995年3月④蓄電池充電器製造者 (株)東京電機 蓄電池製造者 (株)GS ユアサ充電器型式 K92-062S03-18 蓄電池型式 HS-120E(HS-120-6E)(2個)充電器番号 182682 蓄電池番号 RUWJIC(10C2203E)製造年月日 2012年2月 製造年月日 2012年2月8第2号市営住宅(3・4号館)用発電設備概要① 機関機関メーカー ヤンマーディーゼル(株) 機関型式 4TN100TL-GM機関番号 05467 出力*回転数 75kW*3000min-1設置 1998年2月(1F室内) 燃料 軽油②発電機製造者 東洋電機製造株式会社 用途 非常用(G-17)型式 ZC08002-2S 製造番号 M983060T製造年月 1998年4月 出力 70kVA電圧・電流 220V・184A 力率 0.8周波数 60Hz 回転数 3600min-1励磁電圧・電流 70V・15.2A POLES/PHASE 2/3③制御盤名称 製造者 型式 製造番号 製造年月発電機自動始動盤 東洋電機製造(株) KTU371481401 CC371481401 1998年4月蓄電池充電装置 (株)東京電機 CH-16 K1771 D-1 1998年4月認定証票(即時長時間型) 東洋電機製造(株) SYDO-17 1134 37148140 1998年4月キュービクル式自家発電設備 東洋電機製造(株) YT-80CG 37148140 1998年4月④蓄電池充電器製造者 (株)東京電機 蓄電池製造者 (株)GS ユアサ充電器型式 K92-062S03-18 蓄電池型式 HS-120E(HS-120-6E)(2個)充電器番号 653113 蓄電池番号 SKBQBQ(16C2203E)製造年月日 2016年-月 製造年月日 2016年7月第4号市営住宅用発電設備概要①機関機関型式 4T112TL-GM 発電機メーカー名 オーハツ(株)機関番号 03925 発電機容量 75KVA出力×回転速度 89kW3000min-1 発電機番号 PBG0127(CDB.OSC-390)製造年月 1995年2月 電圧及び周波数 220V60Hz燃料 軽油②蓄電池充電器型式 CH-34充電器番号 514478A充電器製造者 オーハツ(株) 製造年月日 1995年2月蓄電池製造者 (株)ジーエス・ユアサパワーサプライ 製造年月日 2006年11月蓄電池型式 HS-150E9第14号市営住宅用発電設備概要①機関機関型式 4TN82TL-RGH 発電機メーカー名 オーハツ(株)機関番号 03544 発電機容量 40KVA出力×回転速度 41.2kW3600min-1 発電機番号 01G0552(CDB.OSC-310)製造年月 1994年8月 電圧及び周波数 220V60Hz燃料 軽油②蓄電池充電器型式 CH-34充電器番号 482544充電器製造者 オーハツ(株) 製造年月日 1994年8月蓄電池製造者 (株)ジーエス・ユアサパワーサプライ 製造年月日 2006年11月蓄電池型式 HS-100E第1 号コミュニティ住宅用発電設備概要①機関機関型式 6HAL-1 発電機メーカー名 オーハツ(株)機関番号 18408 発電機容量 150kVA出力×回転速度 132.4kW1800min-1 発電機番号 G-34(LLG0658)製造年月 1991年12月 電圧及び周波数 220V60Hz燃料 軽油②蓄電池充電器型式 CH-34充電器番号 182060充電器製造者 オーハツ(株) 製造年月日 1991年12月蓄電池製造者 (株)ジーエス・ユアサパワーサプライ 製造年月日 2007年1月蓄電池型式 HS-200第1 号コミュニティ住宅(地階)排煙ファン設備エンジン①機関機関メーカー ヤンマーディーゼル(株) 機関型式 NFD170-EPA設置 1998年2月(地階1階室内) 燃料 軽油② 排煙ファン製造メーカー エバラ製作所(株) 機関型式 SFA-1設置年月 1998年2月(地階1階室内) 燃料 軽油製造年月 1991年6月 風量 173m3/min×201mmaq10第1 号コミュニティ住宅(屋上階)排煙ファン設備エンジン①機関機関メーカー ヤンマーディーゼル(株) 機関型式 4TN82L-RPA設置年月 1998年2月(屋上階 屋外) 燃料 軽油8.点検項目及び点検内容8.1.自家発電装置(1)自家発電装置の点検項目及び点検内容は、表1 による。(2)運転試験は、6Mは無負荷、1Yは負荷状態で実施する。表1.自家発電装置点検項目 点検内容 周期1.発電機室 ・小動物が侵入するおそれのある開口部の有無を点検する。・取扱者以外の者の立入禁止措置が行われていることを確認する。・保守用Iビーム、チェーンブロック等にさび及び取付けボルトの緩みの有無を点検し、作動部の動きが円滑であることを確認する。・廃油処理が行われていることを確認する。・照度を測定し、点検及び操作上必要な照度が確保されていることを確認する。・各設備、各機器、建築物等との保有距離が保たれていることを確認する。・点検上及び使用上障害となる不要物が置かれてないことを確認する。6M6M6M6M6M6M6M2.本体基礎部等 ・共通台板の取付け状況及び基礎ボルタの変形、損傷等の有無を点検する。・防振装置(防振ゴム、ばね及びストッパー)のひび割れ、変形、損傷及びたわみの異常の有無を点検する。・附属機器の取付け状態及び取付けボルトの点検を行う。・原動機と発電機との軸継手部の損傷、緩み等の有無を点検する。また、たわみ軸継手が使用されているものは、緩衝用ゴムの損傷等の有無を点検する。6M6M1Y1Y3.原動機a.ディーゼル機関・ガス機関・原動機の据付け状況を点検する。・各部の汚損、変形等の有無を点検する。・機側の各配管等に燃料、冷却水、潤滑油、始動空気等の漏れがないことを確認する。・クランクケース、過給機、燃料ポンプ、調速機等各部の潤滑油量が適正であることを確認する。・潤滑油の汚れ及び変質の有無を点検する。・機関のターニングにより、次の点検を行う。各シリンダーの吸・排気弁の開閉時期及びバルブクリアランスの良否燃料噴射ポンプの吐出開始時期の良否6M6M6M6M6M1Y11・燃料噴射弁の噴射圧力及び噴射状態の良否を点検する。・燃料フィルター及び潤滑油フィルターの分解清掃を行い、フィルター本体及びエレメントに異常がないことを確認する。(紙フィルターは交換する。

)・過流式機関及び予燃焼室式機関は、予熱栓の発熱部の断線、変形等の有無を点検する。・調速機(リンク系統及び電気系統)装置の作動状況を点検する。1Y1Y1Y1Y4.発電機 ・発電機本体、出力端子保護カバー等の変形、損傷、脱落、腐食等の有無を点検する。・発電機の巻線部及び導電部周辺に付着したほこり、油脂等による汚損の有無を点検し、乾燥状態にあることを確認する。・スペースヒータ及び回路の断線、過熱等の有無を点検する。・接地線の断線、亀裂及び接続部の緩みの有無を点検する。・ブラシ付発電機は、ブラシを引出して、表面、側面の摩耗状態及びブラシ抑え圧力が適正値であることを点検する。また、ブラシ、ブラシ保持器スリップリング等の清掃を行う。なお、ブラシレス発電機の場合は、回転整流器、サージアブソーバ等の取付け状態を点検する。・軸受等の潤滑状況の良否、変質及び汚損の有無を点検する。・潤滑油の汚損状況及び水分の混入状況をオイル試験紙等を用いて点検する。6M6M6M6M6M1Y1Y5.発電機制御盤類【発電機盤、自動始動盤、補機盤】a.盤本体・内部配線等・盤本体、扉、ちょう番、ガラス窓等の損傷、さび、変形、腐食等の有無を点検する。・主回路及び制御用、操作用、表示用等の配線に腐食、損傷、過熱、ほこりの付着、断線等の有無を点検する。・主回路端子部、補機回路端子部、検出部端子等の接続部分及びクランプ類に腐食、損傷及び過熱による変色の有無を点検する。・碍子類、その他支持物の腐食、損傷、変形等の有無を点検する。・接地線の断線、腐食及び接続部の損傷の有無を点検する。・スペースヒータ及び回路の断線、過熱等の有無を点検する。6M6M6M6M6M6Mb.盤内機器 ・自動電圧調整装置(AVR)の変形、損傷、腐食、ほこりの付着、過熱及び接触不良の有無を点検する。・交流遮断器は、「交流遮断器」の当該事項による。・手動断路器は、「断路器」の当該事項による。・計器用変圧器・変流器は、「計器用変圧器・変流器」の当該事項による。・負荷開閉器は、「高圧負荷開閉器」の当該事項による。・指示計器及び保護継電器は、「指示計器・保護継電器」の当該事項による。・配線用遮断器等の開閉器類は、「低圧開閉器類」の当該事項による。6M12c.制御回路部 ・制御電源スイッチ、自動・手動切替スイッチ、自動始動制御機器等の操作及び取付け状態の良否並びに汚損、破損、腐食、過熱、異常音、異常振動等の有無を点検する。・補機盤は、次による。補機用電源スイッチ(始動電動機、充電装置、空気圧縮機、室内換気装置、燃料移送ポンプ等)の操作及び取付け状態の良否並びに汚損、破損、腐食、過熱、異常音、異常振動等の有無を点検する。補機運転用検出スイッチを短絡又は開放して、自動運転ができることを確認する。6M6M6M6.補機付属装置類a.蓄電池装置・蓄電池は、「蓄電池」による。・始動回転試験を行い、消防法で定める駆動ができる容量であることを確認する。6Mb.空気始動装置 ・始動空気槽、空気圧縮機等に変形、損傷、腐食等の有無を点検する。・始動回数試験を行い、消防法で定める駆動ができることを確認する。・付属の圧力計により始動用空気圧力が適正であることを確認する。・安全弁の吹出し、吹下りの圧力値が適正であることを確認する。・空気圧縮機の潤滑油の漏れ、汚損、変色等の有無及び油量の良否を確認する。・始動回数試験後、始動用空気を規定時間内に規定圧力まで充気できることを確認する。6M6M6M1Y6M1Yc.自動充気装置 空気圧縮機等の作動に異常音、異常振動及び過熱がないことを確認する。また、自動充気装置の動作状態が適正で上限及び下限の空気圧力が規定値内であることを確認する。1Yd.燃料槽 ・燃料タンクの貯油量を油面計により点検し、併せて油面計の動作の良否を点検する。滑車式油面計は、滑車の動作の円滑性、ワイヤー等の損傷の有無を点検する。・燃料タンク、配管及び各種バルブの状態並びに取付けボルトの異常の有無を点検する。・燃料タンク用通気金物の引火防止金網の脱落、腐食等の有無を点検する。・燃料タンクの燃料油の水分含有量について点検する。・地下燃料タンクのマンホール内のさびの有無を点検する。6M6M6M1Y1Ye.燃料移送ポンプ ・ポンプ運転用レベルスイッチが正常に作動することを確認する。・ポンプの基礎ボルト及び取付けボルトを点検する。・本体及び軸受部分に異常音、異常振動、異常な温度上昇等の有無を点検する。・電動機との直結部分又はプーリー間の芯出し及びベルトの張り具合が正常であることを確認する。・軸封部分からの漏油の有無を点検する。1Y1Y1Y1Y1Y13f.ガス系統付属機器イ.ガス昇圧機・損傷、油漏れ、水漏れ等の有無を点検する。・油量を確認する。・温度、冷却水流量・温度等を確認し、軸受部の振動の有無を点検する。・軸封部等の漏れの有無を点検する。6M6M1Yロ.空燃比制御装置 ・制御機器の作動を確認する。・外観点検を行い、変形、損傷、漏れ、腐食、緩み等の有無を点検する。1Y1Yフレームアレスタハ.点火装置・点火プラグ・コードを点検する。・分配器(ディストリビュータ)を開放し、内部の点検をする。6M1Yg.冷却水系統地下水槽等・ボールタップ等の自動給水装置の変形、損傷等の有無を点検し、動作が正常であることを確認する。・地下水槽の水量を確認し、配管等の損傷、漏水等の有無を点検する。6M6Mh.冷却塔 ・羽根車の羽根及びサポート等の変形、損傷、さび、腐食等の有無を点検する。・充填材の汚損の程度を点検する。・冷却水中の沈殿物、浮遊物等の有無及び水の透明等を点検する。・送風機及びポンプを停止し、散水口の目詰まりを点検する。・水槽下部の排水管を全開して排水した後、水槽上部より順次下方へと清掃を行う。・自然乾燥後に上下水槽の損傷の有無を点検し、金属製水槽の場合は、塗装の状態及びさびの有無を点検する。・ボールタップのフロートへの浸水及び変形の有無を点検し、フロートを上下に移動して補給水の給水、停止の状態を確認する。・フロートスイッチのフロートへの浸水及び変形の有無を点検し、フロートを上下に移動して補給水ポンプの電源が正常に入・切することを確認する。・通風装置のベルトを点検し、スリップによる摩耗、縁の切れ、底割れ、側面のひび割れ及び一部欠損の有無を点検する。

1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Yi.冷却水ポンプ ・圧力計の動作状態の良否を点検し、連成計及び圧力計の数値を確認する。・本体及び軸受部分の異常音、異常振動、温度上昇等の有無を点検する。・本体と電動機との直結部分が正常であることを確認する。また、軸受部分からの漏水の有無を点検する・ポンプの共通ベース及び基礎ボルトの損傷、緩み等の有無を点検する。6M6M6M1Yj.ラジエータ ・本体、ファン及びファンベルト等の変形、損傷、緩み、腐食、漏水等の有無を点検する。・ラジエータコア外面の汚損の有無を点検する。6M6M14・屋外のフード、金網、がらり等のさび、損傷、緩み等の有無を点検する。・ラジエータ内部の冷却水の汚れの有無を点検する。6M6Mk.換気装置 ・給排気ファン等の据付け状態、回転部及びベルトに緩み、損傷、亀裂、異常音、異常振動等の有無を点検する。・軸受部の潤滑油に汚れ、変質、異物の混入等の有無を点検する。6M6Ml.排気装置イ.消音器・支持金具、緩衝装置等に損傷の有無を点検する。・ドレンバルブ又はドレンコックを点検し、水分等を除去する。6M1Yロ.排気管 ・排気管と原動機、可燃物、その他の離隔距離を確認する。・排気伸縮管、排気管及び断熱被覆に変形、脱落、損傷並びに亀裂の有無を点検する。・排気管貫通部の断熱材保護部のめがね石等に変形損傷、脱落及び亀裂の有無を点検する。また、排気伸縮管を配管途中に取付けている場合は、貫通部の排気管固定の取付け状態を確認する。・室外露出部のさび等の有無及び先端部保護網の取付け状態の良否を点検する。6M6M6M1Yハ.排気ガス処理装置三元触媒式処理装置、脱硝触媒式処理装置、水噴射式処理装置、蒸気噴射式処理装置・装置の変形、損傷、漏れ、腐食、緩み等の有無を点検する。・排気ガスを測定し、性能を確認する。・制御機器の作動の良否を確認する。6M6M6Mm.各種配管 ・配管等の変形、損傷等の有無を点検し、支持金具に緩みが無いことを確認する。・配管の取付け部及び接続部からの漏れの有無を点検し、バルブの開閉状態が正常の位置にあることを確認する。・原動機本体、付属機器及びタンク類との接続部の各種可とう管継手に変形、損傷、漏れ等の有無を点検する。また、ゴム状の可とう管継手を使用している場合は、ひび割れ等のないことを確認する。・温調弁及び感温部の動作温度が設定値どおりであることを確認する。なお、点検で取外したパッキンは交換する。・冷却水系統及び燃料系統の電磁弁の動作状況を点検する。6M6M6M1Y1Y7.接地抵抗 ・接地線の断線、腐食等の有無を点検する。・接地線接続部の取付け状態(ボルト、ナットの緩み、損傷等)を点検する。・各種接地極の接地抵抗を測定し、その良否を確認する。6M6M1Y8.絶縁抵抗 次の機器、回路別に絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。1Y15・発電機関係・機器及び機側配線・電動機類9.耐震措置 ・ストッパー等の偏荷重、溶接部のはがれ等の有無を点検する。・基礎ボルト等の変形、損傷及びナットの緩みの有無を点検し、耐震措置が適正であることを確認する。6M6M10.運転機能a.試運転・始動タイムスケジュール及びシーケンス(自動動作状況)を確認し、自家発電装置が自動運転待機状態にあることを確認する。・始動前に自家発電装置の周囲温度、原動機の冷却水及び潤滑油温度を測定する。また、オイルリング付発電機の場合は、発電機の潤滑油給油口から、内部のオイルリングの作動状況を確認する。・運転中、次の計器類の指示値が規定値内にあることを確認する。・電圧・周波数・回転速度・各部温度・各部圧力・ブラシ付発電機の場合は、運転中、発電機ブラシからのスパークの発生状況に異常がないことを確認する。・運転中に異常音(不規則音)、異臭、異常振動、異常な発熱、配管等からの漏れの有無を点検する。・保護装置の検出部を短絡又は動作させ、遮断器の遮断、原動機停止の機能、表示及び警報が正常であることを確認する。・自動始動盤の停止スイッチ(復電と同じ状態)による停止試験を行う。ただし、自動停止ができないものは、機側手動停止装置により行う。・試運転終了後、スイッチ、ファンドル、バルブ等の位置が自動始動運転の待機状態にあることを確認する。6M6M6M6M6M6M6M6Mb.調速機 ・瞬時全負荷遮断性能は、発電機定格出力の100%の負荷において、電圧、周波数及び回転速度をそれぞれ定格値に合わせ、発電機用の遮断器を遮断して電圧周波数及び回転速度を測定し、安定性能を確認する。(100%負荷が確保できない場合は、状況に応じて部分負荷としてもよい。)・瞬時負荷投入性能は、発電機用遮断器にて負荷を投入して電圧、周波数及び回転速度を測定し、安定性能を確認する。1Y1Yc.保護装置 保護装置の検出部の動作を実動作又は模擬動作で試験し、動作値が設定値どおりであることを確認する。(実動作が不適当な項目については、模擬動作で行う。)1Yd.実負荷運転 ・電機の定格出力の30%以上の負荷において、次の測定を行い、その適否を確認する。発電機の出力、電圧、各相電流、周波数、電力量及び電機子軸受の温度ディーゼル機関及びガス機関の潤滑油、冷却水、排気ガス並びに給気の圧力又は温1Y16度原動機の回転速度・燃料消費量・振動(共通台板上の上下方向、軸方向及び軸と直角の水平方向の両振幅)・背圧測定(ディーゼル機関及びガス機関の排気出口部)・発電機室内又はキュービクル内の給気及び排気の状態を点検し、所定の温度上昇の範囲内にあることを確認する。・運転中に油漏れ、異臭、異常音、異常振動、異常な発熱及び排気色の異常の有無を点検する。・運転中に原動機出口より、消音器、建物等の外部に至るまでの排気系統からの排気ガス漏れの有無を点検する。・敷地境界線において騒音測定を行う。・発電機停止後、電機子及び軸受の温度を測定する。・試験終了後、スイッチ、ファンドル、バルブ等の位置が自動始動運転の待機状態にあることを確認する。1Y1Y1Y1Y1Y1Y11.予備品等 ・製造者標準の予備品がそろっていることを確認する。・設置時の完成図書、特に回路図が保管されていることを確認する。・保守工具及び取扱説明書が備えてあることを確認する。6M6M6M8.2.交流遮断器(1)本項の交流遮断器は、真空遮断器、油遮断器に適用する。(2)交流遮断器の点検項目及び点検内容は、表2による。

表2.交流遮断器点検項目 点検内容 周期1.真空遮断器 ・機器外面の損傷、過熱、さび、腐食、変形、汚損、変色等の有無を点検する。・本体の取付け状態及び配線接続状態の良否を点検する。また、引出形にあっては、出入れ操作の円滑性及び導体接触部の良否を点検する。・接地線の損傷、断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・遮断器の開閉表示及び開閉動作の良否を点検する。また、動作回数を確認する。・制御回路の断線、端子接続部の緩み等の有無を点検する。・絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。・真空バルブ表面の汚れの有無を点検する。1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y2.油遮断器 1.「真空遮断器」によるほか、次による。・油量が適切であることを確認する。1Y178.3.断路器断路器の点検項目及び点検内容は、表3による。表3.断路器点検項目 点検内容 周期断路器 ・機器外面の汚損、損傷、過熱、さび、腐食、変形、変色等の有無を点検する。・本体の取付け状態及び配線接続状態の良否を点検する。・接地線の損傷、断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・接触部の損耗、荒れ等の有無を点検する。・開閉器の入・切操作を行い、その良否を点検する。・操作機構部の損傷、変形、さび等の有無を点検する。・絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y8.4.計器用変圧器・変流器計器用変圧器・変流器の点検項目及び点検内容は、表4による。表4.計器用変圧器・変流器点検項目 点検内容 周期計器用変圧器・変流器・機器外面の損傷、過熱、さび、腐食、変形、汚損、変色等の有無を点検する。・本体の取付け状態及び配線接続状態の良否を点検する。・接地線の損傷、断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・制御回路の断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・電線貫通形の変流器は、貫通部の亀裂、変色等の有無を点検する。・電力ヒューズ付きは、汚損、亀裂等の有無を点検する。予備ヒューズの確認を行う。・二次巻線と大地間の絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y8.5.高圧負荷開閉器(1)本項の高圧負荷開閉器は、閉鎖形気中開閉器、開放形気中開閉器及び真空開閉器に適用する。(2)高圧負荷開閉器の点検項目及び点検内容は、表5による。表5.高圧負荷開閉器点検項目 点検内容 周期1.閉鎖形気中開閉器・機器外面の損傷、過熱、さび、腐食、変形、汚損、変色等の有無を点検する。・本体の取付け状態及び配線接続状況の良否を点検する。また、引出形は、出し入れ操作の円滑性及び導体接触部の良否を点検する。・接地線の損傷、断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・制御回路部等を有するものは、絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。・開閉器の入・切操作を行い、その良否を点検する。1Y1Y1Y1Y1Y18・絶縁抵抗を測定し、その良否を確認する。1Y2.開放形気中開閉器【LBS】1.「閉鎖形気中開閉器」によるほか、次による。・接触部の損耗、荒れ等の有無を点検する。・電力ヒューズ付きは、汚損、亀裂等の有無を点検する。予備ヒューズの確認を行う。・操作機構部の損傷、変形、さび等の有無を点検する。1Y1Y1Y3.真空開閉器 真空バルブ表面の汚れの有無を点検する。1Y8.6.指示計器・保護継電器指示計器・保護継電器の点検項目及び点検内容は、表6による。表6.指示計器・保護継電器点検項目 点検内容 周期指示計器・保護継電器・機器外面の損傷、過熱、さび、腐食、変形、汚損、変色等の有無を点検する。・本体の取付け状態及び配線接続状態の良否を点検する。・接地線の損傷、断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・制御回路の断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・各指示計器の零点調整を行い、正常に機能していることを確認する。・保護継電器の故障検出器を作動させて、警報及び故障表示の確認を行う。・シーケンス試験(インターロック試験及び保護連動試験)を行う。・保護継電器の動作特性試験を行う。1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y1Y8.7.低圧開閉器類低圧開閉器類の点検項目及び点検内容は、表7による。表7.圧開閉器類点検項目 点検内容 周期低圧開閉器類 【配線用遮断器、漏電遮断器、電磁接触器等】・機器外面の損傷、過熱、さび、腐食、変形、汚損、変色等の有無を点検する。・本体の取付け状態及び配線接続状態の良否を点検する。・接地線の損傷、断線及び端子接続部の緩みの有無を点検する。・開閉器の開閉動作及び遮断動作の良否を確認する。・配線用遮断器等の用途名称が正しいことを確認する。1Y1Y1Y1Y1Y8.8.蓄電池蓄電池の点検項目及び点検内容は、表8による。表8.蓄電池点検項目 点検内容 周期191.外観等の状況 ・全セルについて電槽、ふた、各種栓体、パッキン等に変形、損傷、き裂及び漏液の有無を点検する。なお、触媒栓式シール形蓄電池は、触媒栓の交換時期を確認する。

また、据置鉛蓄電池(制御弁式)は、蓄電池の交換時期を確認する。・封口部のはがれ、亀裂等の有無を点検する。・全セルについて、電解液量を確認する。また、減液警報用電極の断全線、腐食、変形等の有無を点検する。・架台及び外箱の変形、損傷、腐食等の有無を点検する。・蓄電池の転倒防止枠、緩衝材、アンカーボルト等の変形及び損傷の有無を点検する。・蓄電池端子と配線及び全セルの蓄電池間の接続部の発熱、焼損及び腐食の有無を点検する。6M6M6M6M1Y1Y2.機能 ・浮動充電中の全セルの電圧及び蓄電池総電圧を測定し、その良否を確認する。・浮動充電中の電解液比重及び温度測定を次により行い、その良否を確認する。据置鉛蓄電池は全セル(据置鉛蓄電池(制御弁式)及び小形制御弁式鉛蓄電池は電解液比重測定を除く。)について行う。アルカリ蓄電池はパイロットセルのみについて行う。・上記項目のセル電圧、電解液比重の点検結果が不良と判定された場合、均等充電が実施されていることを確認し、実施されていない場合は点検終了後に均等充電を行う。6M6M1Y6M8.9.排煙設備排煙設備の点検項目及び点検内容は、表9による。表9.排煙設備点検項目 点検内容 周期2.排煙ファン ・小動物が侵入するおそれのある開口部の有無を点検する。・取扱者以外の者の立入禁止措置が行われていることを確認する。・照度を測定し、点検及び操作上必要な照度が確保されていることを確認する。・各設備、各機器、建築物等との保有距離が保たれていることを確認する。・点検上及び使用上障害となる不要物が置かれてないことを確認する。・Vベルトの張り具合を確認する。6M6M6M6M6M6M2.本体基礎部等 ・共通台板の取付け状況及び基礎ボルタの変形、損傷等の有無を点検する。・防振装置(防振ゴム、ばね及びストッパー)のひび割れ、変形、損傷及びたわみの異常の有無を点検する。・附属機器の取付け状態及び取付けボルトの点検を行う。6M6M1Y3.原動機a.ディーゼル機関・原動機の据付け状況を点検する。・各部の汚損、変形等の有無を点検する。・機側の各配管等に燃料、冷却水、潤滑油、始動空気等の漏れがないことを確認す6M6M6M20る。・クランクケース、過給機、燃料ポンプ、調速機等各部の潤滑油量が適正であることを確認する。・潤滑油の汚れ及び変質の有無を点検する。・機関のターニングにより、次の点検を行う。各シリンダーの吸・排気弁の開閉時期及びバルブクリアランスの良否燃料噴射ポンプの吐出開始時期の良否・燃料噴射弁の噴射圧力及び噴射状態の良否を点検する。・燃料フィルター及び潤滑油フィルターの分解清掃を行い、フィルター本体及びエレメントに異常がないことを確認する。(紙フィルターは交換する。)・過流式機関及び予燃焼室式機関は、予熱栓の発熱部の断線、変形等の有無を点検する。・調速機(リンク系統及び電気系統)装置の作動状況を点検する。6M6M1Y1Y1Y1Y1Yb.盤内機器 ・起動盤の変形、損傷、腐食、ほこりの付着、過熱及び接触不良の有無を点検する。6Mc.燃料槽 ・燃料タンクの貯油量を油面計または目視により点検し、併せて油面計の動作の良否を点検する。滑車式油面計は、滑車の動作の円滑性、ワイヤー等の損傷の有無を点検する。・燃料タンク、配管及び各種バルブの状態並びに取付けボルトの異常の有無を点検する。・燃料タンク用通気金物の引火防止金網の脱落、腐食等の有無を点検する。・燃料タンクの燃料油の水分含有量について点検する。6M6M6M1Yd.ラジエータ ・本体、ファン及びファンベルト等の変形、損傷、緩み、腐食、漏水等の有無を点検する。・ラジエータコア外面の汚損の有無を点検する。・屋外のフード、金網、がらり等のさび、損傷、緩み等の有無を点検する。・ラジエータ内部の冷却水の汚れの有無を点検する。6M6M6M6M4.自然排気口 ・支持金具、緩衝装置等に損傷の有無を点検する。・ドレンバルブ又はドレンコックを点検し、水分等を除去する。・防護網等の安全対策について点検する。6M1Y1Y