入札情報は以下の通りです。

件名葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託
種別役務
公示日または更新日2023 年 12 月 21 日
組織栃木県佐野市
取得日2023 年 12 月 21 日 19:09:48

公告内容

条件付一般競争入札の実施条件付一般競争入札に付するので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の6第1項の規定により次のとおり公告します。令和5年12月21日佐野市長 金 子 裕1 入札に付する事項(1)調達件名等調達件名 履行場所 業種区分要件 地域要件葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託 佐野市鉢木町大分類 O 清掃・点検等小分類 2 植物管理市内に本店(2) 履行期間 契約締結日から令和6年3月15日まで(3) 業務の特質等 入札説明書及び仕様書による。2 入札に参加できる者に必要な資格公告日現在、佐野市物品等競争入札参加資格者名簿に登録されている者で、公告の日から開札の日までにおいて次の資格をすべて満たしていること。(1) 地方自治法施行令第167条の4第1項に規定する者(未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は含まれない。)でないこと。(2) 地方自治法施行令第167条の4第2項の規定により市の入札参加制限を受けていない者であること。(3) 公告日から開札の日までにおいて、佐野市競争入札参加者指名停止要綱(平成17年佐野市告示第154号)第2条第1項に規定する指名停止の期間中でないこと。(4) 会社更生法(平成14年法律第154号)の規定により更生手続開始の申立がなされていないこと、または民事再生法(平成11年法律第225号)の規定により再生手続開始の申立がなされていないこと。ただし、会社更生法の規定による更生計画又は民事再生法の規定による再生計画について、裁判所の認可決定を受けた者を除く。3 入札日程等入札書の提出方法 佐野市郵便入札実施要綱(平成24年佐野市告示第50号。以下「実施要綱」という。)による郵便入札とする。郵送の方法 「一般書留」、「簡易書留」又は「特定記録」のいずれかとする。入札書宛先〒327-8799 日本郵便株式会社 佐野郵便局 留佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係入札書及び封筒 郵便入札用の指定様式を使用すること。参加資格確認申請書の交付 本公告日から参加申請書受付終了時まで佐野市ホームページからダウンロードhttps://www.city.sano.lg.jp/参加資格確認申請書等の提出提出方法:持参又は郵送(郵送方法は、入札説明書による。)本公告日から令和5年12月28日まで。(「佐野市の休日を定める条例」に規定する休日(以下「市の休日」という。)を除く。)提出場所:佐野市技術センター部契約検査課契約係提出時間:午前9時から午後5時まで(ただし、正午から午後1時までを除く。)参加資格確認申請提出書類1 条件付一般競争入札参加資格確認申請書(別記様式第1号)1部2 通知書返信用封筒(切手貼付、返信用宛名記載のもの) 1部参加資格確認結果通知書等 令和6年1月4日に条件付一般競争入札参加資格確認書を郵送する。無資格理由に関する質問の提出提出方法:書面により持参令和6年1月5日まで(市の休日を除く。)提出場所:佐野市技術センター部契約検査課契約係提出時間:午前9時から午後5時まで(ただし、正午から午後1時までを除く。)無資格理由に関する質問の回答 令和6年1月10日をもってファクシミリにより通知する。なお本書については、同日郵送する。仕様書に関する質問の提出提出方法:書面により持参又はファクシミリ。提出期間:本公告日から令和6年1月4日まで(市の休日を除く。)提出場所:照会先の仕様の内容問合せ先提出時間:午前9時から午後5時まで(ただし、正午から午後1時までを除く。)仕様書等に関する質問の回答 令和6年1月9日 午後5時までに佐野市ホームページに掲載する。積算内訳書の提出 要する。開札の立会人 入札参加者から、抽選により2人を選任する。入札書到達期限 令和6年1月12日 日本郵便株式会社 佐野郵便局到達(必着)立会人選任通知日 令和6年1月15日開札の日時及び場所 令和6年1月16日 午前10時00分 佐野市役所入札室(6階)契約書の作成 要する。4 入札保証金等入札保証金 免除契約保証金 免除5 入札の無効佐野市財務規則(平成17年佐野市規則第59号)第85条、佐野市物品購入等に係る条件付き一般競争入札実施要綱(平成24年佐野市告示第68号。以下「入札実施要綱」という。)第11条及び佐野市郵便入札実施要綱(平成24年告示50号)第7条の規定に該当する入札は、無効とする。6 その他(1) 参加資格確認申請書等、入札書、入札書郵送封筒は指定の様式を使用すること。(2) 落札決定にあたっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積った契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。(3) 契約条項を示す場所:契約書及び入札書を定めている執行規則及び実施要綱等については、佐野市技術センター部契約検査課契約係において閲覧できる。7 照会先(1) 公告の内容:〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1番地 (佐野市役所 5階)佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係電話 0283-20-3027 FAX 0283-20-3035(2) 仕様の内容:〒327-0398 栃木県佐野市田沼町974番地3佐野市 産業文化スポーツ部 農山村振興課 森林整備係電話 0283-61-1163 FAX 0283-61-1142

入 札 説 明 書この入札説明書は、佐野市が発注する調達契約に関し、条件付一般競争入札に参加しようとする者(以下「入札者」という。)が熟知し、かつ、遵守しなければならない一般的事項を明らかにするものである。1.入札に付する事項(1) 調達件名等調達件名 履行場所葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託 佐野市鉢木町(2) 履行期間 契約締結日から令和6年3月15日まで(3)業務の特質等 詳細は仕様書による。2.入札に参加する資格の確認等本入札に参加を希望する者は、資格の確認を受けるため、次に掲げる書類を提出し、当該資格の確認申請をすること。(1) 提出書類ア.条件付一般競争入札参加資格確認申請書(別記様式第1号) 1部イ.通知書返信用封筒(切手貼付、返信用宛名記載のもの) 1部(2) 提出先 佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係(佐野市役所5階)(3) 提出期限 令和5年12月28日 午後5時 必着(4) 提出方法 持参又は郵送※郵送する場合は、(1)のアとイを「一般書留」、「簡易書留」又は「特定記録」のいずれかの方法で、「〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1番地佐野市役所 契約検査課 」あてに送付してください。※郵便局留めは不可です。必ず市役所宛てに送付すること。※また、郵送の場合は、契約検査課に申請書等を郵送した旨を電話にて必ず連絡すること。<連絡先> 佐野市契約検査課 ℡0283-20-3027(5)確認結果 令和6年1月4日に条件付一般競争入札参加資格確認書を返信用封筒にて郵送する。3.入札書の送付(1) 入札書宛先〒327-8799 日本郵便株式会社 佐野郵便局留佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係 行(2) 入札書、積算内訳書及び封筒郵便入札用の入札書を使用し、封筒は「封筒(記載例)」のとおりとする。積算内訳書は、「積算内訳書(業務委託)」を使用すること。(3) 郵送の方法「一般書留」、「簡易書留」又は「特定記録」のいずれかの方法とする。※これら以外の方法(普通郵便、レターパック等)は無効となるので注意すること(4) 入札書到達期限令和6年1月12日 日本郵便株式会社 佐野郵便局 必着4.開札の日時及び場所(1) 日 時 令和6年1月16日 午前10時00分(2) 場 所 佐野市役所入札室(6階)5.入札及び開札の方法等(1) 入札方法は郵便入札とし、持参による入札は認めない。(2) 入札書には、本業務に要する一切の諸経費を含めた金額を記入すること。(3) 落札決定に当っては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する金額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札価格とするので、入札者は消費税にかかる課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。(4) 開札の立会人を入札参加者から抽選により2名を選出するものとし、選出された者は開札に立ち会うものとする。(5) 佐野市郵便入札実施要綱(平成24年佐野市告示第50号)第4条の規定により、郵便入札の回数は、再度入札を含め2回までとする。6.郵便入札の郵送書類について(1) 入札書(指定様式)には、入札件名、開札年月日、入札者の住所、商号又は名称及び代表者職・氏名の記載、並びに代表者の押印をすること。(2) 積算内訳書(指定様式)の提出入札書と併せて積算内訳書(指定様式)(以下「内訳書」という。)を同封すること。7.落札者の決定方法(1) 落札者の決定は、本入札に示した仕様書の要件のすべてを満たすと本市が判断した入札者であって、佐野市財務規則第81条の規定に基づき作成された予定価格の制限の範囲内で最低価格をもって有効な入札を行なった者を落札者とする。(2) 落札者となるべき同価格の入札をした者が2人以上あるときは、直ちに当該入札者にくじを引かせて落札者を決定するものとする。8.入札の無効(1) 入札書及び内訳書の記載事項が不明瞭で、判読できないとき。(2) 入札書記載の金額を訂正したもの、又は氏名の下に押印がないもの(3) 1通の封筒に2枚以上の入札書があったとき。(4) 入札書が到達期限までに到達しないとき。(5) 入札書が指定された方法以外で送付されたとき。(6) 封筒に入札書その他提出すべき書類(以下「入札書等」という。)以外のものが同封されたとき。(7) 同封するべき内訳書がないとき、又は内訳書を必要とする場合において当該内訳書の記載された金額と入札書に記載された金額とが異なるとき。(8) 封筒に記載された事項と入札書等に記載された事項とが異なるとき。(9) 入札者の資格を制限した場合において無資格者のしたもの(10) 談合その他不正の行為があったと認められるもの(11) 前各号に掲げるもののほか、本入札における特定事項に違反したもの9.契約について(1) 契約書の要否 要(2) 入札書記載金額に100分の10に相当する金額を加算した金額(当該金額に円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって契約金額とする。10.その他(1) 入札参加資格確認申請書提出後に入札を辞退する場合は、入札辞退届(指定様式)を提出すること。(2) 入札参加資格確認申請書及び入札書等の指定様式は、佐野市ホームページの「ホーム」⇒「 くらし・行政 」⇒「市政情報・入札」⇒「 入札・契約情報 」⇒「入札契約様式」⇒「 物品・役務の提供等の関係様式一覧 」から様式をダウンロードして使用すること。(3) 仕様内容及びその他の問い合わせ等1月4日午後5時までに、質疑応答書(指定様式)を持参またはFAXにて提出すること。FAXの場合は、送信後必ず電話連絡をすること。(4)質疑応答について質疑応答については、1月9日午後5時までに佐野市ホームページに掲載する。11.問合せ先(1) 入札に関する問合せ先〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1番地 (佐野市役所 5階)佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係電話 0283-20-3027 FAX 0283-20-3035(2)仕様の内容に関する問合せ先〒327-0398 栃木県佐野市田沼町974番地3佐野市 産業文化スポーツ部 農山村振興課 森林整備係電話 0283-61-1163 FAX 0283-61-1142

設 計 図 書 (当初)令和5年度葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託表-1に示す設計図書は、佐野市業務委託契約書第1条第1項に定める設計図書である。表-1 設計図書内訳表 紙 設 計 書 位 置 図 委託費内訳表 特 記 仕 様 書 図 面P1 P2 P3 P4~P8 P9~P16 P17参考資料表-2に示す参考資料は、佐野市業務委託契約書第1条第1項に定める設計図書ではない。表-2 参考資料内訳数 量 計 算 書その他P18~P20 -課 長 係 長 検算者 担当者~ (N=10本伐倒 6くん蒸 2.4立木くん蒸 4設 計 書被害木防除委 託の種 別 および 概 要令和5年度 委託名委託場所日間) 令6・3・15 令 ・ ・ 工 期作成令和5年12月設 計 理 由設計者名 葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託佐野市 鉢木町設計者 市 長 副市長 部 長 課 長 係 長 検算者本 本m3佐 野 市業務箇所N場所:佐野市鉢木町(葛生森林公園)位 置 図件名:R5葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託数量 単位 単価 金額 備考直接作業費伐倒くん蒸 1 式 対象6本伐倒作業費 胸高直径20㎝以上30㎝未満 6 本 施工内訳表1くん蒸作業費 胸高直径20㎝以上30㎝未満 2.4 m3 施工内訳表2薬剤費等 ナラ枯れ用くん蒸剤 4.0 ℓくん蒸用シート(生分解性) 7 枚立木くん蒸 1 式 対象4本立木くん蒸作業費 胸高直径40㎝以上50㎝未満 1 本 施工内訳表3胸高直径50㎝以上60㎝未満 3 本 施工内訳表4薬剤費等 ナラ枯れ用くん蒸剤 3.2 ℓ直接作業費 千円止め 式間接作業費 千円止め 式 共通仮設費 式 現場監督費 式 社会保険料 式業務原価 千円止め 式一般管理費 千円止め 式業務価格 千円止め 式消費税等相当額 式請負業務費 式業務委託費 内訳表工種・区分・規格伐倒(胸高直径20㎝以上30㎝未満) 100 本当たり工種 規格 数量 単位 単価 金額 備考伐倒作業費 普通作業員 人特殊作業員 人資機材費 チェーンソー等 1.00 式燃料費 混合ガソリン等 1.00 式消耗品費 1.00 式合計 100.00 本単位当たり 1.00 本施工内訳表1くん蒸(胸高直径20㎝以上30㎝未満) 10 m3当たり工種 規格 数量 単位 単価 金額 備考造材作業費 普通作業員 人特殊作業員 人集積作業費 普通作業員 人くん蒸作業費 普通作業員 人資機材費 チェーンソー等 1.00 式燃料費 混合ガソリン等 1.00 式消耗品費 1.00 式合計 10.00 m3単位当たり 1.00 m3施工内訳表2立木くん蒸(胸高直径40㎝以上50㎝未満) 1 本当たり工種 規格 数量 単位 単価 金額 備考薬剤注入作業費 普通作業員 人 225孔資機材費 電動ドリル等 1.00 式消耗品費 1.00 式合計 1.00 本単位当たり 1.00 本施工内訳表3立木くん蒸(胸高直径50㎝以上60㎝未満) 1 本当たり工種 規格 数量 単位 単価 金額 備考薬剤注入作業費 普通作業員 人 275孔資機材費 電動ドリル等 1.00 式消耗品費 1.00 式合計 1.00 本単位当たり 1.00 本施工内訳表4業務委託仕様書第1章 総則第1条 適用1 本仕様書は、佐野市農山村振興課が発注する「令和5年度葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託」に適用する。2 業務の実施にあたっては、本仕様書によるもののほか、「栃木県ナラ枯れ防除対策マニュアル」及びこれらに関連する図書等によるものとする。第2条 履行場所本業務の履行場所は、葛生森林公園(佐野市鉢木町)とする。第3条 履行期限履行期限は、令和6年3月15日までとする。第4条 安全管理1 作業実施にあたっては標識等による注意喚起や立ち入り禁止措置を行い、公衆災害防止対策を行うこと。2 本業務における交通誘導警備員については見込んでいないが、警察等の協議により変更が生じた場合は、監督員と協議のうえ決定するものとする。第2章 防除作業第5条 一般事項1 作業着手前に現地調査を入念に行い、手戻り等が生じないよう作業手順を検討すること。2 関係者や関係機関との事前調整を行い、必要な手続きを行うこと。3 伐倒くん蒸した被害木の処理は、林内残置とすること。4 使用薬剤等の数量は変更設計の対象とし、発注者と協議のうえ、変更契約することができるものとする。第6条 伐倒くん蒸1 駆除対象木(1)カシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」という。)により当年枯死したナラ枯れ被害木とする。2 伐倒措置(1)広葉樹は重心がわかりにくいため、伐倒方向には十分注意して作業を行うこと。(2)かかり木が生じた場合は、別紙「かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン」に従い、適切に処理すること。(3)高所作業車等を使用する場合は、事前に路面の養生箇所や搬入・搬出経路の確認、作業員への作業手順の周知、関係者以外の立ち入り禁止措置等を行うこと。3 玉切り及び切り込み(1)伐採高は 10cm 以下となるようにし、伐倒木は枝条を幹に平滑に枝払い後、1m程度に玉切るものとする。(2)玉切り後、くん蒸剤から発生する殺虫ガスが孔道の奥まで行き渡るように、材の表面にチェーンソー等で斜め方向に深さ4~5cm の切り込みを入れる。なお、末口 30cm までは片側3箇所、末口 30cm以上は両側3箇所の切り込みとする。伐根も同様に、両側3箇所の切り込みを入れる。(図 1~図 2 を参照。)4 被害木の集積(1)集積場所は、日当たりが良く、施設管理の支障とならない場所を選定すること。また、被覆シートが破損しないように雑木類はあらかじめ除去・整理すること。(2)伐根に沿わせて丁寧に積み重ねる。(図 3を参照。)(3)斜面でくん蒸する場合は伐根等を利用し、集積した材が安定するよう積み重ねる。(4)被害木の集積は、下部に枝条を、中~上層部には比較的枝の少ない材を集積することとし、集積高は概ね1mとする。(5)直径 10cm 以下の枝については、カシナガが繁殖しにくいため周囲に集積する。5 薬剤処理(1)駆除薬剤1)カシナガ伐倒木くん蒸用の農薬登録済みの林業用薬剤とし、使用薬剤に応じて適量を使用すること。2)使用するくん蒸用シートは、生分解性のものとし、使用枚数は 1.5枚/㎥を標準とする。(2)くん蒸作業1)伐根及び集積した被害木全体をくん蒸シート等で覆い、薬剤を散布しやすいよう片側をめくりあげる。2)伐根及び被害木最上部表面にくん蒸剤を散布後、めくりあげた片側を速やかに覆い、シート等の裾を土でおさえて密閉し、14日以上放置するものとする。3)被覆したシートが破損の恐れがある箇所は粘着テープ等で補強する。4)薬剤は説明書に基づき適切に取り扱うものとする。第7条 立木くん蒸1 駆除対象木(1)カシナガにより当年枯死したナラ枯れ被害木とする。2 薬剤注入孔の穿孔(図 4 を参照。)(1)穿孔箇所にチョーク等で目印をつける。

穿孔箇所は、地際から 50cm の範囲では10cm 間隔の千鳥状、50cm から 150cm の範囲では 20cm 間隔の千鳥状を標準とするが株立ち等により標準的な穿孔間隔の確保が困難な場合には、監督員へ報告し、その指示を受けること。(2)決定した穿孔箇所に、電動ドリルを使用して、孔径約 10mm、下向き約 45 度、深さ約3~5㎝の薬剤注入をあける。3 薬剤処理(1)駆除薬剤1)カシナガ伐倒木くん蒸用の農薬登録済みの林業用薬剤とし、使用薬剤に応じて適量を使用すること。(2)立木くん蒸作業1)千鳥状にあけた穴に、洗浄瓶等を用いてノズルを差し込み、下の穴から順に必要薬剤量を注入する。なお、注入が終了した穴への栓や粘着テープ等による蓋は不要とする。2)薬剤は説明書に基づき適切に取り扱うものとする。(3)薬剤注入後の管理1)薬剤を注入することで落枝や倒木等が発生するため、注意喚起等の安全対策を行うこと。第8条 施工管理1 提出書類(1)受注者は、施工管理にあたり事業実施状況の写真管理等を行い、その記録及び関係書類を施工管理報告書として作成・整理し、製本1部(報告書作成に要したExcel 等の電子データを格納した CD 等を含む)を完了時に提出するものとする。(2)施工管理報告書には別記様式の出来形数量調書、使用材料数量調書、薬剤受払簿、実施数量表、業務日報、写真帳を添付すること。(3)写真帳は事業実施が確認できるよう、着手前後、施工状況写真、使用薬剤等について、下表のとおり撮影こと。特に、伐倒後の根株・枝条の整理状況、伐倒木の集積及びビニールの被覆状況、薬剤散布状況、使用薬剤に関しては入念に撮影すること。区分 撮影項目 撮影頻度〔時期〕 備考着手前・完成 全景又は代表部分全数施工状況写真 全景又は代表部分工種毎に設計図書に従い施工していることが確認できるように適宜〔施工中〕安全管理 各種標識類の設置状況各種類毎に 1回〔設置後〕各種保安施設の設置状況各種類毎に 1回〔設置後〕監視員交通整理状況各 1回〔作業中〕使用材料 形状寸法、保管状況各品目毎に 1回〔使用前〕使用数量 各品目毎に 1回〔使用前後〕災害 被災状況及び被災規模等その都度〔被災前〕〔被災直後〕〔被災後〕発生前は付近の写真でも可事故 事故の状況 その都度〔発生前〕〔発生直後〕〔発生後〕第9条 その他この仕様書に定めのない事項は必要に応じて発注者と受注者が協議の上で決定するものとする。図1 切り込み模式図(丸太)図2 切り込み模式図(抜根)図3 集積方法図4 薬剤注入孔の開け方- 1 -(別紙)かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン第1 目的等1 目的本ガイドラインは、近年の人工林における間伐作業の増加等を背景に、かかり木の処理の作業における死亡災害が増加する傾向にあること等を踏まえ、労働安全衛生関係法令と相まって、かかり木の処理に係る事前の実地調査の実施、新たに開発された機械器具等の使用等 安全な作業方法の徹底、かかり木を一時的に放置する場合の措置の徹底等安全対策として必 要な措置を講ずることにより、かかり木の処理の作業における労働災害の防止を図ることを目的とする。2 本ガイドラインの対象とするかかり木の処理の作業伐木作業の結果生じたかかり木の処理の作業とする。(台風等による被害木、枯損木等が、他の立木に寄りかかったものを除く。)第2 基本的な考え方林業の作業については、通常作業現場が山間部等の広範な区域にわたっていること、労働者が単独で作業を行う場合が多いこと等のため、事業者による安全管理が行われにくい面があるとともに、特に、かかり木の処理の作業は、伐木作業の結果により生ずるものであることから、あらかじめ作業の有無が予測しにくく、当該作業に使用する機械器具等の準備等が十分に行われにくいことから、かかり木の処理の作業における安全な作業方法の徹底等が図られにくい状況にある。このため、かかり木の処理の作業における労働災害を防止するためには、① 事前踏査の際に、かかり木に係る事項についても実地調査を行い、その結果に基づき、携行が必要な機械器具等を決定する等必要な準備を行うこと。② 適切な機械器具等の使用、労働者の確実な退避等安全な作業方法を徹底すること。③ かかり木を一時的に放置せざるを得ない場合に、講ずべき措置を徹底すること。等の措置の確実な実施が必要であり、本ガイドラインにおいては、このような措置を講ずる上で必要な具体的な事項を中心に示すこととする。また、かかり木の処理の作業において、新たに開発された、軽量で、作業現場に容易に携行することのできる機械器具等(フェリングレバー、ターニングストラップ等)の使用について、推進することとする。第3 事業者等の責務伐木作業を行う事業者(以下「事業者」という。)は、本ガイドラインに基づく措置を講ずることにより、かかり木の処理の作業における労働災害の防止に努めるものとする。伐木作業を行う労働者は、事業者が行う本ガイドラインに基づく措置を遵守することにより、かかり木の処理の作業における労働災害の防止に努めるものとする。第4 事業者が講ずべき措置事業者は、次に掲げる事項を行うこと。1 かかり木に係る実地調査の実施等(1) 実地調査の実施伐木作業を行おうとする林分について、事前踏査を行う際に、立木の径級、林分の密度、伐倒方向、枝がらみ等の状況を実地に調査すること。また、その調査結果に基づき、当該かかり木の処理に使用する機械器具等を決定すること。- 2 -(2) 必要な機械器具等の携行(1)で決定した機械器具等を、伐木作業を行う作業現場に携行すること。2 安全な作業方法の徹底(1) 作業方法の決定かかり木が発生した場合には、かかっている木の径級、かかり木の状況、作業場所の状況、周囲の地形等を踏まえ、(2)から(4)までの事項等により、当該かかり木の処理の作業について安全な作業方法を決定すること。(2) 確実な退避の実施等イ 退避場所の選定等かかり木の発生後速やかに、当該かかり木の場所から安全に退避できる退避場所を選定すること。ロ かかり木の状況の監視等かかり木が発生した後、当該かかり木を一時的に放置する場合を除き、当該かかり木の処理の作業を終えるまでの間、かかり木の状況について常に注意を払うこと。ハ 確実な退避の実施かかり木の処理の作業を開始した後、当該かかり木がはずれ始めたときには、イで選定した退避場所に労働者を速やかに退避させるようにすること。

また、かかり木の処理の作業を開始する前において、当該かかり木により労働者に危険が生ずるおそれがある場合についても、同様に退避させるようにすること。(3) かかり木の速やかな処理かかり木が発生した場合には、速やかに当該かかり木を処理するようにすること。また、当該かかり木を一時的に放置せざるを得ない場合については、3に掲げる措置を講ずること。(4) 適切な機械器具等の使用かかっている木の径級、かかり木の状況及び林内作業車、機械集材装置、高性能林業機械等の林業機械の使用の可否の別により、次により機械器具等を使用すること。イ かかっている木の胸高直径が20㎝未満であって、かつ、かかり木が容易にはずれることが予想される場合木回し、フェリングレバー、ターニングストラップ、ロープ等を使用して、かかり木をはずすようにすること。また、木回し、フェリングレバー、ターニングストラップ等を使用する場合には、かかっている木が安全な方向にはずれるように回転させるようにすること。さらに、ロープを使用する場合には、必要に応じてガイドブロック等を用い、かかっている木を安全な方向に引き倒すようにすること。ロ かかっている木の胸高直径が20㎝以上である場合又はかかり木が容易に外れないことが予想される場合けん引具等を使用して、かかり木をはずすようにすること。また、けん引具等を使用する場合には、ガイドブロック等を用い、安全な方向に引き倒すようにするとともに、かかっている木の樹幹にワイヤロープを数回巻き付け、けん引具等によりけん引したときに、かかっている木が回転するようにすること。ハ 林業機械を使用できる場合林内作業車、機械集材装置、高性能林業機械等の林業機械を使用できる場合においては、これらを使用して、かかり木をはずすようにすること。ただし、けん引具等を使用することにより、かかり木を安全に外すことができる場合につい- 3 -ては、この限りではないこと。また、林業機械を使用する場合には、ガイドブロックを用い、安全な方向に引き倒すようにするとともに、急なウインチの操作、走行、ワイヤロープの巻取り等を行わないようにすること。(5) かかり木の処理の作業における禁止事項の遵守かかり木の処理の作業においては、次に掲げる事項を行ってはならないこと。イ かかられている木の伐倒かかられている木を伐倒することにより、かかり木全体を倒すこと。ロ 他の立木の投げ倒し(浴びせ倒し)他の立木を伐倒し、かかり木に激突させることにより、かかり木を外すこと。ハ かかっている木の元玉切りかかっている木について、かかった状態のままで元玉切りをし、地面等に落下させることにより、かかり木を外すこと。ニ かかっている木の肩担ぎかかっている木を肩に担ぎ、移動すること等により、かかり木を外すこと。ホ かかり木の枝切りかかられている木に上り、かかっている木又はかかられている木の枝条を切り落とすこと等により、かかり木を外すこと。3 かかり木を一時的に放置せざるを得ない場合の措置の徹底かかり木をやむを得ず一時的に放置する場合については、当該かかり木による危険が生ずるおそれがある場所に労働者等が誤って近付かないよう、標識の掲示、縄張り等の措置を講ずること。R5ナラ枯れ被害木箇所図⑧⑦(3本に株分かれ)④②③①⑥⑤葛生森林公園(佐野市鉢木町)伐倒くん蒸:①~④、⑥、⑧立木くん蒸:⑤、⑦数量計算書件名:葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託工種・区分・規格 計算式 備考伐倒くん蒸 伐倒作業 胸高直径20㎝以上30㎝未満 対象木一覧表N= 6 = 6 本対象木一覧表ΣN= 6 = 6 本 くん蒸作業 胸高直径20㎝以上30㎝未満 対象木一覧表V= 2.4 = 2.4 m3ΣV= 2.4 = 2.4 m3 薬剤費等 ナラ枯れ用くん蒸剤 標準使用量(ℓ/m3) 材積合計(対象木一覧表)V= 1.67 × 2.4 = 4.0 ℓくん蒸用シート(生分解性) 標準使用量(枚/m3) 材積合計(対象木一覧表)幹部 N= 1.50 × 2.4 = 4 枚くん蒸用シート(生分解性) 標準使用量(枚/本) 伐倒本数根株部 0.50 × 6.0 = 3 枚くん蒸用シート(生分解性) 幹部 根株部ΣN= 4 + 3 = 7 枚1/2数量計算書件名:葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託工種・区分・規格 計算式 備考立木くん蒸 立木くん蒸作業 胸高直径40㎝以上50㎝未満 対象木一覧表注入孔数225孔/本 N= 1 = 1 本胸高直径50㎝以上60㎝未満 対象木一覧表注入孔数275孔/本 N= 3 = 3 本ΣN= 1 + 3 = 4 本 薬剤費等 ナラ枯れ用くん蒸剤 標準使用量(ℓ/孔) 注入孔合計(対象木一覧表)V= 0.003 × 1050 = 3.2 ℓ2/2対象木一覧表件名:葛生森林公園ナラ枯れ被害木防除業務委託No 管理番号 立木状態 胸高直径 樹高 材積(㎝) (m) (m3)(箇所) (材積) (箇所) (注入孔数) (箇所) (幹周)1 R5-1 枯死 20 15 0.22 ○ 0.22 0 0.002 R5-2 枯死 26 20 0.48 ○ 0.48 0 0.003 R5-3 枯死 24 20 0.41 ○ 0.41 0 0.004 R5-4 枯死 26 20 0.48 ○ 0.48 0 0.005 R5-5 枯死 52 25 2.21 0.00 ○ 275 0.006 R5-6 枯死 20 15 0.22 ○ 0.22 0 0.007-1 R5-7 枯死 58 25 2.70 0.00 ○ 275 0.007-2 R5-8 枯死 54 25 2.37 0.00 ○ 275 0.007-3 R5-9 枯死 46 25 1.77 0.00 ○ 225 0.008 R5-10 枯死 28 20 0.55 ○ 0.55 0 0.000.00 0 0.00合計 6 2.36 4 1,050 0 0.00◎集計表対策方法 単位 20㎝未満 20㎝以上 30㎝以上 40㎝以上 50㎝以上 60㎝以上 合計30㎝未満 40㎝未満 50㎝未満 60㎝未満伐倒くん蒸 搬出なし 本 0 6 0 0 0 0 6立木くん蒸 本 0 0 0 1 3 0 4粘着シート 内向き 本 0 0 0 0 0 0 0合計 本 0 6 0 1 3 0 10対策方法伐倒くん蒸 立木くん蒸 粘着シート