入札情報は以下の通りです。

件名防火服購入
種別物品
公示日または更新日2024 年 7 月 16 日
組織栃木県佐野市
取得日2024 年 7 月 16 日 19:14:21

公告内容

条件付一般競争入札の実施条件付一般競争入札に付するので、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の6第1項の規定により次のとおり公告します。令和6年7月16日佐野市長 金 子 裕1 入札に付する事項(1) 調達件名等調達件名 納入場所 業種区分要件 地域要件防火服購入 佐野市消防本部大分類 K その他の物品小分類 1 消防・保安・防災用品なし(2) 納入期限 令和6年12月23日(3) 調達品の特質等 入札説明書及び仕様書による。2 入札に参加できる者に必要な資格公告日現在、佐野市物品等競争入札参加資格者名簿に登録されている者で、公告の日から開札の日までにおいて次の資格をすべて満たしていること。(1) 地方自治法施行令第167条の4第1項に規定する者(未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は含まれない。)でないこと。(2) 地方自治法施行令第167条の4第2項の規定により市の入札参加制限を受けていない者であること。(3) 公告日から開札の日までにおいて、佐野市競争入札参加者指名停止要綱(平成17年佐野市告示第154号)第2条第1項に規定する指名停止の期間中でないこと。(4) 会社更生法(平成14年法律第154号)の規定により更生手続開始の申立がなされていないこと、または民事再生法(平成11年法律第225号)の規定により再生手続開始の申立がなされていないこと。ただし、会社更生法の規定による更生計画又は民事再生法の規定による再生計画について、裁判所の認可決定を受けた者を除く。3 入札日程等入札書の提出方法 佐野市郵便入札実施要綱(平成24年佐野市告示第50号。以下「実施要綱」という。)による郵便入札とする。郵送の方法 「一般書留」、「簡易書留」又は「特定記録」のいずれかとする。入札書宛先〒327-8799 日本郵便株式会社 佐野郵便局 留佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係入札書及び封筒 郵便入札用の指定様式を使用すること。参加資格確認申請書の交付 本公告日から参加申請書受付終了時まで佐野市ホームページからダウンロードhttps://www.city.sano.lg.jp/参加資格確認申請書等の提出提出方法:持参又は郵送(郵送方法は、入札説明書による。)本公告日から令和6年7月23日まで。(「佐野市の休日を定める条例」に規定する休日(以下「市の休日」という。)を除く。)提出場所:佐野市技術センター部契約検査課契約係提出時間:午前9時から午後5時まで(ただし、正午から午後1時までを除く。)参加資格確認申請提出書類1 条件付一般競争入札参加資格確認申請書(別記様式第1号)1部2 通知書返信用封筒(切手貼付、返信用宛名記載のもの) 1部参加資格確認結果通知書等 令和6年7月24日に条件付一般競争入札参加資格確認書を郵送する。無資格理由に関する質問の提出提出方法:書面により持参令和6年7月25日まで(市の休日を除く。)提出場所:佐野市技術センター部契約検査課契約係提出時間:午前9時から午後5時まで(ただし、正午から午後1時までを除く。)無資格理由に関する質問の回答 令和6年7月29日をもってファクシミリにより通知する。なお本書については、同日郵送する。仕様書に関する質問の提出提出方法:書面により持参又はファクシミリ。提出期間:本公告日から令和6年7月24日まで(市の休日を除く。)提出場所:照会先の仕様の内容問合せ先提出時間:午前9時から午後5時まで(ただし、正午から午後1時までを除く。)仕様書等に関する質問の回答 令和6年7月26日 午後5時までに佐野市ホームページに掲載する。積算内訳書の提出 要する。開札の立会人 入札参加者から、抽選により2人を選任する。入札書到達期限 令和6年7月31日 日本郵便株式会社 佐野郵便局到達(必着)立会人選任通知日 令和6年8月1日開札の日時及び場所 令和6年8月2日 午前10時00分 佐野市役所入札室(6階)契約書の作成 要する。4 入札保証金等入札保証金 免除契約保証金 免除5 入札の無効佐野市財務規則(平成17年佐野市規則第59号)第85条、佐野市物品購入等に係る条件付き一般競争入札実施要綱(平成24年佐野市告示第68号。以下「入札実施要綱」という。)第11条及び佐野市郵便入札実施要綱(平成24年告示50号)第7条の規定に該当する入札は、無効とする。6 その他(1) 参加資格確認申請書等、入札書、入札書郵送封筒は指定の様式を使用すること。(2) 落札決定にあたっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積った契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。(3) 契約条項を示す場所:契約書及び入札書を定めている執行規則及び実施要綱等については、佐野市技術センター部契約検査課契約係において閲覧できる。7 照会先(1) 公告の内容:〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1番地 (佐野市役所 5階)佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係電話 0283-20-3027 FAX 0283-20-3035(2) 仕様の内容:〒327-0844 栃木県佐野市富岡町1391番地佐野市消防本部 警防課 警防係電話 0283-23-9920 FAX 0283-22-4441

入 札 説 明 書この入札説明書は、佐野市が発注する調達契約に関し、条件付一般競争入札に参加しようとする者(以下「入札者」という。)が熟知し、かつ、遵守しなければならない一般的事項を明らかにするものである。1.入札に付する事項(1)調達件名等調達件名 納入場所 数量防火服購入 佐野市消防本部 30組(2)納入期限 令和6年12月23日(3)調達品の特質等 入札説明書及び仕様書による。2.入札に参加する資格の確認等本入札に参加を希望する者は、資格の確認を受けるため、次に掲げる書類を提出し、当該資格の確認申請をすること。(1) 提出書類ア.条件付一般競争入札参加資格確認申請書(別記様式第1号) 1部イ.通知書返信用封筒(切手を貼付、返信用宛名記載のもの) 1部(2) 提出先 佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係(佐野市役所5階)(3) 提出期限 令和6年7月23日 午後5時 必着(4) 提出方法 持参または郵送※郵送する場合は、(1)のアとイを「一般書留」、「簡易書留」又は「特定記録」のいずれかの方法で、「〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1番地佐野市役所 契約検査課 」あてに送付してください。※郵便局留めは不可。必ず市役所宛てに送付すること。※また、郵送の場合は、契約検査課に申請書等を郵送した旨を電話にて必ず連絡すること。<連絡先> 佐野市契約検査課 ℡0283-20-3027(5)結果について 令和6年7月24日に結果通知書を返信用封筒にて郵送する。3.生地材料の同等品での応札について参考品以外の、生地材料を使用する際は、提案協議書(指定様式)に必要事項を記載し、見本品及び使用生地の詳細が確認できる資料(カタログ等)を添付し、事前に消防本部警防課と協議を行い、同等品の確認を得ること。そして、その確認を受けた提案協議書を入札書に同封すること。4.入札書の送付(1) 入札書宛先〒327-8799 日本郵便株式会社 佐野郵便局留佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係 行(2) 入札書、積算内訳書及び封筒郵便入札用の入札書を使用し、封筒は「封筒(記載例)」のとおりとする。積算内訳書は本案件の指定様式を使用すること。(3) 郵送の方法「一般書留」、「簡易書留」又は「特定記録」のいずれかの方法とする。※これら以外の方法(普通郵便、レターパック等)は無効となるので注意すること(4) 入札書到達期限令和6年7月31日 日本郵便株式会社 佐野郵便局 必着5.開札の日時及び場所(1) 日 時 令和6年8月2日 午前10時00分(2) 場 所 佐野市役所入札室(6階)6.入札及び開札の方法等(1) 入札方法は郵便入札とし、持参による入札は認めない。(2) 入札書には、この物件の納入に要する仕様書に定めた諸経費を含めた総額を記載すること。(3) 落札決定に当っては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の10に相当する金額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって落札価格とするので、入札者は消費税にかかる課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。(4) 開札の立会人を入札参加者から抽選により2名を選出するものとし、選出された者は開札に立ち会うものとする。(5) 佐野市郵便入札実施要綱(平成24年佐野市告示第50号)第4条の規定により、郵便入札の回数は、再度入札を含め2回までとする。7.郵便入札の郵送書類について(1) 入札書(指定様式)には、入札件名、開札年月日、入札者の住所、商号又は名称及び代表者職・氏名の記載、並びに代表者の押印をすること。(2) 積算内訳書(指定様式)の提出入札書と併せて積算内訳書(指定様式)(以下「内訳書」という。)を同封すること。(3)提案協議書の提出同等品で入札する場合のみ、入札書に同封すること。「3.生地材料の同等品での応札について」を参照のこと。8.落札者の決定方法(1) 落札者の決定は、本入札に示した仕様書の要件のすべてを満たすと本市が判断した入札者であって、佐野市財務規則第81条の規定に基づき作成された予定価格の制限の範囲内で最低価格をもって有効な入札を行なった者を落札者とする。(2) 落札者となるべき同価格の入札をした者が2人以上あるときは、直ちに当該入札者にくじを引かせて落札者を決定するものとする。9.入札の無効(1) 入札書及び内訳書の記載事項が不明瞭で、判読できないとき。(2) 入札書記載の金額を訂正したもの、又は氏名の下に押印がないもの(3) 1通の封筒に2枚以上の入札書があったとき。(4) 入札書が到達期限までに到達しないとき。(5) 入札書が指定された方法以外で送付されたとき。(6) 封筒に入札書その他提出すべき書類(以下「入札書等」という。)以外のものが同封されたとき。(7) 同封するべき内訳書がないとき、又は内訳書を必要とする場合において当該内訳書の記載された金額と入札書に記載された金額とが異なるとき。(8) 封筒に記載された事項と入札書等に記載された事項とが異なるとき。(9) 入札者の資格を制限した場合において無資格者のしたもの(10) 談合その他不正の行為があったと認められるもの(11) 前各号に掲げるもののほか、本入札における特定事項に違反したもの10.契約について(1) 契約書の要否 要(2) 入札書記載金額に100分の10に相当する金額を加算した金額(当該金額に円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもって契約金額とする。11.その他(1) 入札参加資格確認申請書提出後に入札を辞退する場合は、入札辞退届(指定様式)を提出すること。(2) 入札参加資格確認申請書及び入札書等の指定様式は、佐野市ホームページの「ホーム」⇒「 くらし・行政 」⇒「市政情報・入札」⇒「 入札・契約情報 」⇒「入札契約様式」⇒「 物品・役務の提供等の関係様式一覧 」から様式をダウンロードして使用すること。(3) 仕様内容及びその他の問い合わせ等7月24日午後5時までに、質疑応答書(指定様式)を持参またはFAXにて提出すること。FAXの場合は、送信後必ず電話連絡をすること。(4)質疑応答について質疑応答については、7月26日午後5時までに佐野市ホームページに掲載する。12.問合せ先(1) 入札に関する問合せ先〒327-8501 栃木県佐野市高砂町1番地(佐野市役所 5階)佐野市 技術センター部 契約検査課 契約係電 話 0283-20-3027 FAX 0283-20-3035(2) 仕様等に関する問合せ先〒327-0844 栃木県佐野市富岡町1391番地佐野市消防本部 警防課 警防係電 話 0283-23-9920 FAX 0283-22-4441

1防火服購入 仕様書第1章 総則1 目的この仕様書は、佐野市(以下「当市」という。)が、令和6年度に購入する防火服の仕様について必要な事項を定める。2 概要(1)この防火服は、消防現場活動等における隊員の安全性、運動機能性及びヒートストレス軽減を考慮し、上衣丈はショートタイプ、ズボンはハイウエストタイプとする。(2)外衣と中衣からなる多層構造で特殊立体デザインとする。(3)上衣は単体で、ズボンは当市の夏用活動服ズボンの上から着用することにより、総務省消防庁発行「消防隊員用個人防火装備に係るガイドライン(改定版)」に準拠するものとする。(4)血液・体液を媒介とする感染症病原体から隊員を保護するため、透湿防水層には、JIS T8060:2015B(支持スクリーン有)及びJIST8061:2015C(支持スクリーン有)に規定されている人工血液バリア性、ウイルスバリア性試験においてクラス6レベルに適合する素材を用いること。(5)防火服(中衣は除く)は防火服用洗濯機(ミーレ社・ドラム式)で、洗剤、撥水剤を使用し、予備洗い40℃・1回、本洗い60℃・1回、すすぎ2回、撥水剤含浸・40℃1回を1セットとした洗濯に20回以上耐えうる収縮性、強度、色彩及び形状等であること。3 製作時の注意事項(1)契約後速やかに当市と詳細な打ち合わせを実施すること。(2)製作前に、完成図及び試作品等を作成し当市の承認を得ること。(3)契約後、仕様内容に疑義が生じた場合、又は技術上の理由で仕様の変更を必要とする場合は、軽微なものであっても、その都度当市に連絡し指示を受けるものとする。(4)受注者は、製作、材料等に関し、特許及びその他の権利上の問題が生じた場合には、その責任を負うこと。4 検査納入時、当市の指示により検査を受けるものとし、仕様内容と相違のある場合及び、不合格の場合は、指示事項のとおり修正、又は交換の上、再検査を受けるものとする。5 納入及び見積もりについて(1)納 入 数 30組上衣1着、ズボン1本、収納袋2袋、保冷剤3個で1組(2)納入場所 栃木県佐野市富岡町1391番地 佐野市消防本部2(3)納入期限 令和6年12月23日(月)までに納入すること。(4)納入方法 1組ごとに包装し氏名・サイズを記入して納入すること。(5)見積り方法 サイズにかかわらず、1組あたりの価格は同一で見積もること。6 保障保証期間はメーカーが定める保証期間とするが、保証期間後であっても作成方法及び材料不良等に起因すると考えられる不備等が生じた場合は、受注者が無償で交換又は修理すること。7 その他契約にあたっては、本仕様書を十分に検討し疑義等がある場合は、当市に質問してその内容を納得した上、契約するものとし、契約後における疑義はすべて当市の解釈に従うこと。第2章 仕様1 使用材料(1)外衣生地(上衣/ズボン共)素材ア 混 率 次の生地混合で100%となること。メタ系アラミド 72~82%パラ系アラミド 18~26%導電性繊維 0~2%イ 色 相 ネイビー系ウ 組 織 特殊織又は特殊二重織構造エ 制電性 7μC以下JISL1094による測定値オ 質 量 250g/㎡以下カ 引張強力 タテ 1,000N以上 ヨコ 1,200N以上JISL1096A又はISO13934-1による測定値キ 引裂強力 タテ 200N以上 ヨコ 180N以上JISL1096A-1又はISO13937-2による測定値ク 収縮率 タテヨコ 5%以下JISL1096G又はISO5077による測定値参考品:品番 NXT8015、X27A20NB3※ 参考品以外の生地を使用する場合仕様を満たしている生地規格書等を消防本部警防課へ提出し承認を得ること。(2)外衣生地2(色相以外は(1)外衣生地と同等素材)ア 混 率 次の生地混合で100%となること。メタ系アラミド 72~82%パラ系アラミド 18~26%導電性繊維 0~2%イ 色 相 オレンジ又はレッド系(別途協議)ウ 組 織 特殊織又は特殊二重織構造3エ 制電性 7μC以下JIS L1094による測定値オ 質 量 250g/㎡以下カ 引張強力 タテ 1,000N以上 ヨコ 1,200N以上JISL1096A又はISO13934-1による測定値キ 引裂強力 タテ 200N以上 ヨコ 180N以上JISL1096A-1又はISO13937-2による測定値ク 収縮率 タテヨコ 5%以下JISL1096G又はISO5077による測定値ケ 位 置 当市が指定した位置※ 上記(1)の外衣生地で生地規格書等を提出した場合、(2)の外衣生地2も生地規格書等を提出し消防本部警防課の承認を得ること。(3)中衣透湿防水層及び断熱層の2枚の生地構成とし、材料は次のとおりとする。ア 透湿防水層(上衣/ズボン共)素材① 混 率 アラミド50% 難燃レーヨン等の難燃素材50%② 構 造 ラミネート加工2層③ 透湿性 12㎡▪Pa/W以下JISL1099又はISO11092による測定値④ 質 量 180g/㎡以下⑤ 耐水圧 290kPa以上(初期)JISL1092Bによる測定値⑥ 収縮率 5%以下JISL1096G又はISO5077による測定値参考品:品名 GORE PARALLONモイスチャーバリアイ 断熱層(上衣/ズボン共)素材① 混 率 アラミド100%② 構 造 ラミネート加工2層③ 透湿性 10㎡▪Pa/W以下JISL1099又はISO11092による測定値④ 質 量 150g/㎡以下⑤ 耐水圧 100kPa以上(初期)JISL1092Bによる測定値⑥ 収縮率 5%以下JISL1096G又はISO5077による測定値参考品:品名 GORE PARALLONサーマルバリア※ 参考品以外の生地を使用する場合仕様を満たしている生地規格書等を消防本部警防課へ提出し承認を得ること。(4)補助材料ア 内袖口 アラミド100%ニットイ 面ファスナー YKK製又は同等品(難燃・撥水・制電性)ウ ファスナー YKK製エ 反射テープ パンチングメッシュ反射材又は同等強度の反射材(色、素材は協議)4オ サスペンダー 専用品カ 押しホック 真鍮製等キ アイレット YKK製又は同等品ク 縫製糸 メタ系アラミド100%(反射テープ部についてはパラ系アラミド100%)ケ 保冷剤ポケット ナイロン製等のメッシュ生地コ 補強布 アラシールド又はパラ系アラミド100%にポリマーコーティングを施した難燃素材等サ その他材料 上記以外に補助材料を使用する場合は当市と協議2 縫製(1)全般ア 各部の縫い合わせは良好であること。イ 糸調子は良好であること。ウ 縫い代は約1cmとし表地はオーバーロックを掛け、縫い始めと縫い終わりは返し針を施すこと。エ 各部の縫製は、外衣から中衣に直接貫通しない防水構造を用いた縫製とする。

オ 補強布は基本すべてダブルステッチで縫い付けることとするがダブルステッチ縫いができない部分がある場合は当市と協議しシングルステッチとすることができる。3 上衣(1)身頃ア 前身頃のハギ脇合わせはオーバーロックを掛け、地縫いをして片倒し飾り縫いとする。イ 左前身に幅約10cmの前立付きとし前立内側に面ファスナー及びコイルファスナーを縫い付ける。ウ 右前身頃に面ファスナーとコイルファスナーを付け、胸付近(切りポケット下方)に長さ13㎝以上のギアラックを1本取付閂止めは各4箇所縫い付け、その下方に面ファスナー付ループストラップを取り付ける。エ 前立下部に押しホックを取り付ける。オ 左右両前立の側面にマイクハンガーを取り付け、有効幅は5cm以上とする。カ 前立て付近がファスナー噛防止用構造であること。キ 前身頃胸部・後身頃背中・裾に反射テープを縫い付ける。(縫製は蓄光シリコンレーンで保護又は二条縫い)ク 見返し上部にハギを入れ中衣着脱のコイルファスナーを付ける。ケ ポケット上部に透湿防水層を縫い付ける。コ 右前身頃見返し下部又は中衣後見頃に片布を取り付ける。サ 両腰ポケット上部に収納袋を取り付けるループを縫い付け、ループ中央に閂止めをし、ギアラックとしても活用できるようにすること。5シ 背中部の位置に、「栃木県/佐野消防」背下部に「SANO FIRE DEPT.」反射イエローの文字を圧着にて入れる。(2) 襟ア 表及び裏に共布を用いた一枚襟とし、芯地を入れ、地縫いの上飾り縫いをする。イ 襟巾は後中心で約11cmとする。ウ 襟の前部には面ファスナー付ストラップを取り付ける。エ 襟付けは防水構造を用いた縫製とする。オ 表襟中央に襟吊りとサイズマークを付ける。(3) 袖ア 袖は特殊ハギを用いた4枚袖又は特殊機能軸とする。イ 運動性を良くする為に後袖山にダーツ又は特殊機能軸とする。ウ 袖口にアラミド素材のジャージと浸水防止用透湿防水層を縫い付ける。エ 袖口には擦れ防止用として幅約3cmの補強布を縫い付ける。オ 肘部には擦れ防止用として補強布を縫い付ける。カ 袖口より約10cm上に反射テープを縫い付ける。(縫製は蓄光シリコンレーンで保護又は二条縫い)キ 袖口に中衣止め用押しホック付ナイロンテープ又は面ファスナーを取り付ける。ク 袖口の調節は外衣生地に面ファスナー付ストラップを用いたものとする。ケ 左上腕部外側に各署を判別する反射材を面ファスナーで取り付けること。(反射材はオラライトJ200で作成し、縦10cm、横20cmの大きさとする。色はホワイト、オレンジ、イエロー、レッド、ブルーとし、内訳については、当市から指示を受けること。)コ 反射材には次のとおり、文字を入れること。黒字(ホワイト:指揮、オレンジ:救助、イエロー:東署)白字(レッド:西署、ブルー:北分署)(4) ポケットは胸部分に2箇所、腰部分に2箇所設け、雨蓋及び面ファスナーは、ポケットに物を収納しても閉まる大きさとする。ア 左胸ポケットは、三方立体ポケットとし、2分割雨蓋付きとする。イ 右胸ポケットは、切りポケットとし、コイルファスナー及び雨蓋面ファスナーを縫い付ける。(大型スマートフォン収納用)ウ 腰ポケットは、三方立体ポケットとし、変則3分割雨蓋付きとする。エ 雨蓋は面ファスナーを付け、先端は補強布を縫い付け、必要に応じて芯地を入れる。オ 各ポケット内側に携帯無線機クリップ用として難燃PPテープ又は同等のテープでループを取り付ける。カ 胸ポケット底部に1、腰ポケット底部に各2、水抜き穴を設ける。(5)中衣ア 中衣は透湿防水層と遮熱層兼裏地等からなり、各々を重ね縫いすること。イ 肩部に難燃フェルトを(遮熱層兼裏地)縫い付ける。ウ 背中1箇所、両脇に保冷剤収納用ポケットを縫い付けること。エ 透湿防水層は地縫いをして片倒し飾り縫いをし、シームテープで目止めをする。6オ 適宜な位置に取り扱い表示、及びサイズマークを縫い付ける。カ 外衣着脱用コイルファスナーを付け、必要に応じてバイヤステープで見頃及び袖口を始末する。キ 保冷剤は1着に付3個付属させる。4 ズボン(1)身頃ア ズボンの形状は、最初から「く」の字の様に曲がっているデザインとしてベルトとサスペンダーにより支持するものとする。イ 内股部・脇部に運動性を良くするための特殊ハギを使用する。ウ 脇縫・内股縫・尻縫は裁ち目にオーバーロックを掛け、地縫をし片倒し飾り縫いとする。(2)前立てア 前立てはコイルファスナーと面ファスナーの併用仕立てとし押しホックで止める。イ 押しホックの裏側には透湿防水層の当て布を付ける。(3)膝部ア 運動性を良くする為に膝部はバイヤス裁ち又は同等の構造とする。イ 膝部に補強布を縫い付ける。ウ 膝部に難燃フェルトを(遮熱層兼裏地)縫い付ける。(4) 腰部ア ベルト通しは4本(前側、背部側各2本)とし、全て縫い付けとする。イ ベルト通しは当本部が保有する墜落制止用器具が脱落せず容易に装着できる構造とする。ウ ベルト通し上方に調整ベルトを取り付け、腰の両側で調整し面ファスナーで固定できる構造であること。エ 右側のベルト通し付近に収納袋を取り付けるループを縫い付け、ループ中央に閂止めをし、ギアラックとしても活用できるようにすること。オ 前身頃上部に外衣共生地でサスペンダー受けを縫い付ける。端末部分は閂止めをする。ズボン1着にサスペンダー1本付属させる。カ サスペンダーは、着用者の動きを妨げないホルスター型等とする。キ 腰裏地に中衣着脱のコイルファスナーを付ける。ク 適宜な位置にサイズマークを縫い付ける。(5) 裾ア 両裾から約10㎝上の位置に、反射テープを縫い付ける。(縫製は蓄光シリコンレーンで保護又は二条縫い)イ 裾口脇側に開閉コイルファスナーを取り付ける。ウ 裾口に絞り用面ファスナー付フラップを取り付ける。エ 両裾口に擦れ防止用として補強布を縫い付ける。オ 中衣固定のため、押しホック付ナイロンテープ又は面ファスナーを取り付けること。(6)ポケットは左右大腿部外側に各1箇所設ける。ア 大腿部ポケットは、二方風巾ポケットとし、雨蓋を取り付ける。雨蓋及び面ファスナーは、ポケットに物を収納しても閉まる大きさとする。7イ 左側ポケットは間仕切りを入れ2空間確保し、前側は墜落制止用器具の平ロープを収納できる大きさとする。ウ 右側雨蓋は面ファスナーを付け、先端は補強布を縫い付ける。エ 左側雨蓋は間仕切り部で2分割とし、面ファスナーを付け、先端は補強布を縫い付ける。オ 底部に必要数水抜き穴を設ける。

(7) 中衣ア 中衣は透湿防水層と遮熱層兼裏地からなり、各々を重ね縫いすること。イ 透湿防水層は地縫いをして片倒し飾り縫いをし、シームテープで目止めをする。ウ 膝部に難燃フェルトを(遮熱層兼裏地側)縫い付ける。エ 外衣着脱コイルファスナーと面ファスナーを付け、必要に応じてバイヤステープで腰部及び裾口を始末する。オ 左身頃上部に取り扱い表示・片布・サイズマークを取り付ける。5 収納袋(1)本仕様書第2章の3(1)シ及び4(4)カに取り付けできる収納袋を防火服1組に付き2袋付属させる。ア 立体型で当市が保有する携帯デジタル無線機(富士通製CP-2010P)及び500㎖ペットボトルが収納できる大きさ(210mm×90mm×80mm)とし、外生地は防火服と同じで中生地は透湿防水と遮熱に優れた生地を使用しバイアステープ、芯等で補強する。イ 2分割雨蓋で面ファスナー開閉式とする。ウ 防火服との接続はループに2分割ストラップを通し押しフックで止める構造とし高さ調整できるよう凸側は2段とする。エ 袋内側に携帯無線機クリップ用として難燃PPテープ又は同等のテープでループを取り付ける。6 寸法表(1)上衣上衣はL寸については次のとおりとし、これに準じてS、M、L、LL、3L、4L及びBM、BL、BLL、B3L、B4L等の設定とする。単位: ㎝(許容差±3%)寸 法 胸 囲 前 丈 着 丈 裄 丈 裾 囲L 124 58.5 75 83 117※ サイズ表は目安のサイズであり、各社のサイズによるものとする。(2)ズボンズボンはW95股下70寸については次のとおりとし、これに準じてW90、W95、W100、W110の設定とする。単位: ㎝(許容差±3%)※ サイズ表は目安のサイズであり、各社のサイズによるものとする。寸 法 ウエスト 渡り幅 股上 股下W95-70 95 39 35 708※ ズボンの股下は5cmピッチとする。7 附則(1)防火服に使用する表生地に関して、落札後に当市が必要と判断した場合、生地紡績メーカーの出荷引受書を提出すること。(2)仕様書に記載がない部分については当市と打ち合わせをするものとする。(3)防火服は記載のない特注サイズにも対応し納入額の変動がないこと。(4)採寸は打合せ後、速やかに実施し、採寸用防火服は納入予定の防火服と同様の縫製の防火服とする。(5)当市と受注者は常に信義を重んじ、本仕様書に記した内容全般における疑義及び不備に関して良心をもって協議し、変更を加え、これを解決するものとする。9収納袋用ループ上衣10ズボン11収納袋無線機用ループ(難燃PPテープ又は同等のテープ)